私はヘタレ

2004年8月7日 スポーツ
サッカーアジア杯の決勝戦があった。

日本が3対1で中国に勝った。良かった良かった。ま、W杯の予選じゃないし、負けたところで中国人を喜ばすことと、コンフェデレーションズカップへの出場権を失うくらいだから、ま、どってことなかったですが。

まるで試合を観ていたように言いますが、実は、私、見てません。

怖いんだもん!

親善試合程度なら見ます。でも肝心な試合になるとテレビの前から逃げ出します。
W杯予選、5輪予選、W杯予選リーグ。決勝トーナメントになると負けてもともとと思っているのか、見られるようになる。

家族が見ていて逃げられない時は、布団にもぐったり、外へ出て行ってしまったりする。でもなかなか逃げ切れるもんじゃなくて、布団にもぐってもマンションの他の家から歓声が聞こえたり、車で走っていても隣に停車した車の中でガッツポーズしたりしているヒトがいたりする。

かれこれ10年近く前になるドーハの悲劇の時なんて、もう大丈夫、勝てるって思った途端に負けちゃってさぁ。翌日会社に真っ青な顔して行ってたらしく、得意先担当者に「どうしたんですか?」と聞かれてしまった。「日本が負けました」と言って怪訝な顔されたなぁ。

昨日はちょうど息子を寝かせつける時間帯だったこともあって、テレビはオフ。しかしこんな日に限って、息子は布団に置くなり爆睡。
そうなるとやっぱり気になる〜!でもテレビは見てられない。ってんで、今は便利なものがあって、ネットでリアルタイムで速報しているサイトにアクセス。自分が気になる時間帯になるとリロードして結果を確かめていた。

すると、あれ?何か勝ってるじゃん?で、試合終了と同時にテレビをつけた。

なかなかよい試合だったらしい。見とけばよかった!?

でも多分、私が見られないのはテレビだから、ってのもあると思う。サッカーはテレビで見るより、競技場で見た方が10倍は楽しい。テレビの画面にうつらないところで、どれだけ面白いことがあるか、本当のことは何なのか、テレビでしかサッカーを見たことがない人に教えてあげたいと思う。

だから、そういう肝心な試合も、生だったら見られるんだと思う。事実、横浜フリューゲルスがなくなるっていう天皇杯のトーナメント、準々決勝と準決勝、関西でやっていたのでしっかり見に行った。負けるとそこでチームが消滅するという後ろになにもない“肝心な”試合だったにもかかわらず。

宝塚も生で見る方がいい。もちろんビデオも面白いんだけど。特に初日、ご贔屓さんの扱いを確認するには生に限る!腹も座る!ということで、博多座、早く行きたい・・・。

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