ふんっ

2004年9月7日 宝塚
地震が何度も来るのも、台風がたて続けにくるのも、ケロちゃんが退団発表なんかするからです。そうに決まってます。

まぁ、その後、あさこエリザベートなんて発表があってうちらの悲しみごとはすっとばされた感がありますが、いいんです。放っておいてください。来年のことなんか関係ない私たちは、私たちで悲しんでますから。

何度寝て何度目が覚めても、やはり退団は現実であったようで、ここ数日、まるで覚めない悪夢を見ているような気分でした。

やっと少し落ち着いてきましたが。

私は入り出をしない人間で、でもスターさんしてるケロちゃんが好きで、花の道からよくながめていました。

でも今回は、どうしても近くから顔を見たくて、声を聞きたくて、入り出に何回か行ってしまってます。

前のご贔屓さんは押しも押されぬトップさんで、退団発表から実際の退団まで実に1年もあったので、その間にゆっくり気持ちの整理をつけ、舞台を見ることができました。トップさんですからメディアや出版物(当時はスカステはなかった。・・・なのに今はアドバイザーやっておられる)で、いくらでも触れるチャンスがありました。

でもケロちゃんは、こっちから近付いていかないと、何も得られないのです。

お元気そうでした。こっちがちっともすっきりしてないのに、とってもすっきりした顔でした。

相変わらずまっしろけ。恰好いいお兄さんでした。

このお兄さんが、もしかして退団後髪の毛を伸ばしたり、もしかして結婚してウエディングドレスを着たり、もしかして・・・妊婦になったりするのか?と思うと、なんとも言えない気持ちになります。
やめてくれーという権利はないけどさ。このまま宝塚の近くに住み続けるなら、私が関西やムラ周辺をうろついていると出くわす可能性もあるわけで。

普通のジェンヌは卒業後は東京行っちゃうから、あっさりさっぱり気持ち的にもOGさん、さよーならー、って気分になれるんですけどね。

これだから地元出身のジェンヌさんはやっかいです。

寿(結婚退団)という噂もありますが、どうでしょうね。既婚のファン仲間と「結婚ってそんなに楽しいもんじゃない、期待するな」と言い合っております。

なんだか、結婚願望の強そうな、よい奥さんに憧れてそうな、そういう方ですからね、実は。

15歳で音楽学校に入って、そして今30歳。人生の半分が宝塚。誰よりもジェンヌであること、男役であることが、自然である人。だからこそ、リセットには時間がかかるかもしれません。だから、まだまだ若い、まだまだやれるうちに退団することはよいことなのかも。

・・・でも私は納得してないぞ!私たちが「汐美真帆」を失わねばならない、納得できる理由がわかるまでは!

それほど、あなたのことが好きなのだ。

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