許せなかった

2004年10月30日 宝塚
ムラケロ茶。ラスト。

ここ最近のお茶会はさすがに行けてなかったのだが、今回ばかりは参加。

いいお茶会だった。

私は実はお茶会は汐美さんのしか行ったことがない。他のお茶会を知らないので、比較というものができない。
また、私は汐美さんのファンになったきっかけがオフの姿だった。出の時お手紙を受け取る姿と、舞台とのギャップに仰天してファンになった(ちなみに真琴さんは舞台が先)。

だから、汐美さんのお茶会での姿というのは、私にとっては当たり前の姿だった。

その汐美さんが退団理由などを自分の口から語る。

今までインタビューなどで言ってきたのと同じだけど。多分同じことしか言わないと思っていたけど。

でもね。

許せるようになった。退団することを。今日で。

今まで私が退団することに納得できない、文句言いたいとぎゃあぎゃあ言っていたのは、それは、私たちがどれだけこの人の退団を惜しく思っているのか、それがわかっているのか!?という伝わらないことへの不満だったのだ。

わかっていたんだな、と思った。

口に出したわけではないけど「ファンの人たちが惜しんでくださっているのはよくわかる」と私は思わせてもらうことができた。

歌を歌いながら会場を回り、質問に答え、ゲームをし、プレゼントを渡し、握手に応える。その合間合間にファンに語りかける。そのひとつひとつがそう言っているように私には思えた。

だから、許せるようになった。

それがわかっていて、退団するんだ、ということなら。私たちの気持ちがわかっているなら。

私は不真面目半幽霊会員なので、お席は端っこの方だったけど、最後にすごいプレゼントがあった。会場の隅に置かれたピアノの生演奏で、汐美さんが歌ってくれた。その目の前にいられたのだ。
歌う姿ももちろんだけど、目を閉じてピアノに聞き入る汐美さんの表情をずっと見ていた。

美しく、感情が浮かび上がる顔だった。素敵だった。

お茶会は押しに押し、終わったのは10時近く。こりゃあ、フェアウエルやディナーショーの時、どうするか対策を練らないと。
ディナーショーは3回とも内容が少し違う部分があるようなことを言っていた。えーっ・・・そりゃ、3回とも行きたいけどさ。

あ、許せるようになったとはいえ、納得はしてませんから。汐美さんの退団。まったく・・・もったいないおばけが出るわよ。

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