ディナーショー・ポスター
2004年11月5日 宝塚汐美さんのディナーショーのポスターは、現在、宝塚ホテルに行けば手に入ります。「ソラレス」でランチかディナーを、「ビアケラー」でディナーをすれば、もらえます。「花舞う長安」ポスターがよい人はそちらを選ぶこともできます。
・・・まだまだ大丈夫、在庫あります。楽にムラ入りされる方、もらいに行けば間に合うでしょう。
DSのポスターを最初に目にしたのは、チケットカウンター。宝塚ホテルのHPで見たチラシのデザインとは全然違うものだった。最初はHPで見たので「これが最後のポスター?オギー、タイトルだけで私たちを泣かせたのに、デザインはこれ?」とちょっとがっかりしていた。緑野師匠は「オギーは平面デザインはダメな人です」と教えてくださった。
ぜひ欲しい!ポスターの方が恰好いい!
でもDSのポスターってキャトルでは売ってないよね?どうすれば手に入るのだろうか。友人と真面目にチケットカウンターに貼ってあるポスターをかっぱらって逃げる相談までしていた。
数日後、宝塚ホテルにDSのチケットを引き取りに行き、そこで皆で携帯やデジカメでポスターの写真を撮った。さすがに宝塚ホテルは、チケットカウンターのように四隅を押しピンで止めるというようなことはしてなくて、ポスター掲示用のケースに入れていた。これではかっぱらいようがない。
さらに数日後、ダメでもともとと、宝塚ホテルに電話してみた。電話は企画に回された。「汐美さんのDSのポスターが欲しいんですけど」「はい、何枚ですか?」え?何枚でももらえるの!?「何枚いただけるんですか?」「・・・一般の方ですか?」どうも関係者と思われたらしい。つーことは一般人で電話したの、私が初めて?
「ポスター配布の予定はありません」「館内に貼られている分、DS終了後廃棄されますよね?それでもいいんですけど」「こちらの部署では貼ったり剥がしたりしません」「じゃあ、誰に聞けばいいですか?」そこは客商売、うざい問い合わせでもむげにはできないらしい。しばらく背後の人と相談している雰囲気。「DS終演後、会場でクッキーと一緒に販売します」え?売るものなの?「何枚位あるんですか?」「100枚程度です」とりあえず、販売されるということが聞けたので、受話器を置いてしまった。
友人たちに話をすると「終演後奪い合いじゃないか」と悲嘆の声が上がった。私も終演後、ダッシュしなければ!と決意を固めていた。
友人たちの何人かは、「私も電話してみる」と言ってくれた。なんせ、一回目の電話で粘りに粘った私は、ほとぼりがさめるまで電話できないわーと思っていたし。
そして数日後、友人の一人が教えてくれた。レストランで食事をするともらえる方式に変わったらしい、と聞き出してくれた。電話してくれた友人たちにその情報も流す。やはり情報は行動してくれた人と共有したかったし。
その一人が緑野師匠。師匠もDSチケットを取りに行った時、根掘り葉掘り、ポスターはいつからどこで売るのか、と直接聞こうとしてくださった。でもその時は未定と言われていたそうだ。
ところが!同じ日の夜になって緑野師匠から緊急連絡が!なんと、宿泊されていたお友達が、エレベーターの中で「ナントカレストランで食事をした人に汐美DSポスタープレゼント」と貼ってあったと連絡をくださったというのだ!
詳細はわからないが、翌日、すぐ行こうか?という話になった。いやまて、いつからか確認してからの方がいい、と私は息子に風呂上がりのミルクを片手で飲ませつつ、宝ホに電話をかけた。まずは代表番号で問い合わせた。そういう企画はレストラン「ソラレス」で11月1日からあるものの、詳細はレストランしかわからないということで内線で回してもらう。しかし、レストランが出ない。「また明日お電話ください」と。
会社勤めをしたことがある人はおわかりだろうが、電話は社内よりも社外優先。宝ホのHPでソラレスの電話番号を調べ、直接電話。すぐ出てもらえた。だが、出てくれた人(おにーちゃん)では詳細不明ということで、翌日、詳しいことが分かる人に電話をもらうことにする。
狙いは、11月1日ではなく、すぐ翌日行くから先に譲ってもらえないか、ということだった。その前に汐美茶もあるし、月曜日まで待っていたらなくなるのではないか、できれば土日なら行きやすいし入手したい、と思っていた。
物事は交渉だ!友人の一人は東京から来る。月曜日までいられそうだったが、私が月曜日に行くのは難しいし。その次の週も楽で会社休むんだから、と宙バウ諦めたのに。
翌日、ちゃんと約束の9時過ぎには、お電話いただけた。だが、やはり11月1日からしかダメということで、それならばとランチを予約した。何度も「ポスターごと予約お願いします」と念押しした。11月1日、タニのためには休めなくても、ポスターのためには遅刻できるのか、私。
舞踊会観劇の後、実際どんな風に告知されているのかを確認しに、緑野師匠とkineさんと宝ホへ。「ソラレス」には入り口に汐美DSポスターが貼ってあって、その下に白い紙でワープロ打ちされたプレゼント告知がついていた。
予約を受け付けてくれた担当の人(こういう場合は名前を聞いておくことが大切)に挨拶をしつつ念押しし、感謝の意味も込めてお食事。
翌日も汐美茶で宝ホへ。汐美ファンが大勢押し掛けているのに、あまりDSポスターの話題になっていなかったのは、あの告知の紙がしょぼすぎたせい?
そしていよいよ、月曜日、入りをし、宙バウをさばき、緑野師匠と鼻息荒く宝ホへ。途中、福岡から来ていた友人を見かけたので「ポスターもらえるよ」と教える。とても喜んでもらえた。友人も合流。彼女は入りの後、ポスターを東京まで持って帰るための筒を入手してきていた。ポスターは2100円のランチにつくということでそれをいただく。
私はランチ終了後、先に失礼したがその時、支払いを済ませ、3人で念願の・・・念願のポスターを手にすることができた。感動、だった。素直に嬉しかった。
罪な人だよ、汐美さん。
その後も、緑野師匠は2度目のランチにいらしたし(本当はもうひとつのビアケラーでランチしたかったのだが、こっちはランチはダメということで予約をソラレスに振り変えられてしまった)、東京の友人のために、こちらの別な友人にランチに行ってもらったり、情報を流した友人が余分に手に入れてきてくれたり・・・といろいろあった。
いつポスターが品切れになるかと思っていたが、案外沢山あったようで、まだ今日もソラレスでも手に入ったようだった。
あんなに焦ってキリキリしていた私たちは何者?と緑野師匠や友人と笑い合っている。でも後悔はしていないね、と、また笑っている。
だってとっても素敵なんだもの。
これだけ頑張った甲斐、あったもの。会社遅刻して行ったけど、その後仕事が滅茶苦茶に忙しくなって、とても行けなくなったから、行ってよかったと思ったもの。ちび連れではレストラン、行けないもの。あの日のランチでのおしゃべり、楽しかったもの。
それに・・・汐美さんのためにここまでハラハラドキドキしながら動けるって、もしかしてもうないかもしれない。
いい思い出になった。楽しかった。熱くなって一緒に動いてくださった緑野師匠と友人にも深く感謝している。
・・・まだまだ大丈夫、在庫あります。楽にムラ入りされる方、もらいに行けば間に合うでしょう。
DSのポスターを最初に目にしたのは、チケットカウンター。宝塚ホテルのHPで見たチラシのデザインとは全然違うものだった。最初はHPで見たので「これが最後のポスター?オギー、タイトルだけで私たちを泣かせたのに、デザインはこれ?」とちょっとがっかりしていた。緑野師匠は「オギーは平面デザインはダメな人です」と教えてくださった。
ぜひ欲しい!ポスターの方が恰好いい!
でもDSのポスターってキャトルでは売ってないよね?どうすれば手に入るのだろうか。友人と真面目にチケットカウンターに貼ってあるポスターをかっぱらって逃げる相談までしていた。
数日後、宝塚ホテルにDSのチケットを引き取りに行き、そこで皆で携帯やデジカメでポスターの写真を撮った。さすがに宝塚ホテルは、チケットカウンターのように四隅を押しピンで止めるというようなことはしてなくて、ポスター掲示用のケースに入れていた。これではかっぱらいようがない。
さらに数日後、ダメでもともとと、宝塚ホテルに電話してみた。電話は企画に回された。「汐美さんのDSのポスターが欲しいんですけど」「はい、何枚ですか?」え?何枚でももらえるの!?「何枚いただけるんですか?」「・・・一般の方ですか?」どうも関係者と思われたらしい。つーことは一般人で電話したの、私が初めて?
「ポスター配布の予定はありません」「館内に貼られている分、DS終了後廃棄されますよね?それでもいいんですけど」「こちらの部署では貼ったり剥がしたりしません」「じゃあ、誰に聞けばいいですか?」そこは客商売、うざい問い合わせでもむげにはできないらしい。しばらく背後の人と相談している雰囲気。「DS終演後、会場でクッキーと一緒に販売します」え?売るものなの?「何枚位あるんですか?」「100枚程度です」とりあえず、販売されるということが聞けたので、受話器を置いてしまった。
友人たちに話をすると「終演後奪い合いじゃないか」と悲嘆の声が上がった。私も終演後、ダッシュしなければ!と決意を固めていた。
友人たちの何人かは、「私も電話してみる」と言ってくれた。なんせ、一回目の電話で粘りに粘った私は、ほとぼりがさめるまで電話できないわーと思っていたし。
そして数日後、友人の一人が教えてくれた。レストランで食事をするともらえる方式に変わったらしい、と聞き出してくれた。電話してくれた友人たちにその情報も流す。やはり情報は行動してくれた人と共有したかったし。
その一人が緑野師匠。師匠もDSチケットを取りに行った時、根掘り葉掘り、ポスターはいつからどこで売るのか、と直接聞こうとしてくださった。でもその時は未定と言われていたそうだ。
ところが!同じ日の夜になって緑野師匠から緊急連絡が!なんと、宿泊されていたお友達が、エレベーターの中で「ナントカレストランで食事をした人に汐美DSポスタープレゼント」と貼ってあったと連絡をくださったというのだ!
詳細はわからないが、翌日、すぐ行こうか?という話になった。いやまて、いつからか確認してからの方がいい、と私は息子に風呂上がりのミルクを片手で飲ませつつ、宝ホに電話をかけた。まずは代表番号で問い合わせた。そういう企画はレストラン「ソラレス」で11月1日からあるものの、詳細はレストランしかわからないということで内線で回してもらう。しかし、レストランが出ない。「また明日お電話ください」と。
会社勤めをしたことがある人はおわかりだろうが、電話は社内よりも社外優先。宝ホのHPでソラレスの電話番号を調べ、直接電話。すぐ出てもらえた。だが、出てくれた人(おにーちゃん)では詳細不明ということで、翌日、詳しいことが分かる人に電話をもらうことにする。
狙いは、11月1日ではなく、すぐ翌日行くから先に譲ってもらえないか、ということだった。その前に汐美茶もあるし、月曜日まで待っていたらなくなるのではないか、できれば土日なら行きやすいし入手したい、と思っていた。
物事は交渉だ!友人の一人は東京から来る。月曜日までいられそうだったが、私が月曜日に行くのは難しいし。その次の週も楽で会社休むんだから、と宙バウ諦めたのに。
翌日、ちゃんと約束の9時過ぎには、お電話いただけた。だが、やはり11月1日からしかダメということで、それならばとランチを予約した。何度も「ポスターごと予約お願いします」と念押しした。11月1日、タニのためには休めなくても、ポスターのためには遅刻できるのか、私。
舞踊会観劇の後、実際どんな風に告知されているのかを確認しに、緑野師匠とkineさんと宝ホへ。「ソラレス」には入り口に汐美DSポスターが貼ってあって、その下に白い紙でワープロ打ちされたプレゼント告知がついていた。
予約を受け付けてくれた担当の人(こういう場合は名前を聞いておくことが大切)に挨拶をしつつ念押しし、感謝の意味も込めてお食事。
翌日も汐美茶で宝ホへ。汐美ファンが大勢押し掛けているのに、あまりDSポスターの話題になっていなかったのは、あの告知の紙がしょぼすぎたせい?
そしていよいよ、月曜日、入りをし、宙バウをさばき、緑野師匠と鼻息荒く宝ホへ。途中、福岡から来ていた友人を見かけたので「ポスターもらえるよ」と教える。とても喜んでもらえた。友人も合流。彼女は入りの後、ポスターを東京まで持って帰るための筒を入手してきていた。ポスターは2100円のランチにつくということでそれをいただく。
私はランチ終了後、先に失礼したがその時、支払いを済ませ、3人で念願の・・・念願のポスターを手にすることができた。感動、だった。素直に嬉しかった。
罪な人だよ、汐美さん。
その後も、緑野師匠は2度目のランチにいらしたし(本当はもうひとつのビアケラーでランチしたかったのだが、こっちはランチはダメということで予約をソラレスに振り変えられてしまった)、東京の友人のために、こちらの別な友人にランチに行ってもらったり、情報を流した友人が余分に手に入れてきてくれたり・・・といろいろあった。
いつポスターが品切れになるかと思っていたが、案外沢山あったようで、まだ今日もソラレスでも手に入ったようだった。
あんなに焦ってキリキリしていた私たちは何者?と緑野師匠や友人と笑い合っている。でも後悔はしていないね、と、また笑っている。
だってとっても素敵なんだもの。
これだけ頑張った甲斐、あったもの。会社遅刻して行ったけど、その後仕事が滅茶苦茶に忙しくなって、とても行けなくなったから、行ってよかったと思ったもの。ちび連れではレストラン、行けないもの。あの日のランチでのおしゃべり、楽しかったもの。
それに・・・汐美さんのためにここまでハラハラドキドキしながら動けるって、もしかしてもうないかもしれない。
いい思い出になった。楽しかった。熱くなって一緒に動いてくださった緑野師匠と友人にも深く感謝している。
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