息子は今日も病院へ。診察の結果、一山は越え、まだ鼻水もだらだらで喉も赤いけど、心配することはないでしょう、とのこと。薬もいただき、ほっとする。
本人もいたって元気で遊び回っていた。
せめて家の中だけでも乾燥しないようにと、コンロの鍋でずっとお湯をわかし、家の中は湿気まみれ。確かにじめっとしていて喉には良さそう。
会社の帰りには、加湿器も買って来た。
家電製品を買う時は、カタログを集め、価格.comや2chで評判を確かめ、商品を比較し、店員を質問攻めにし、と買うことそのものを楽しむことにしているのだけど、今回はそれどころではない。何でもいいのでとっとと買って帰らねば。
ハイブリッド式だの気化式だのいろいろあったが、手ごろな大きさでお持ち帰りできそうなサイズのものにした。
☆
私は喉が弱い。風邪かな?というときは必ず喉から痛くなる。小さい時からそうだった。喉が痛くなると熱が出る。病院へ連れて行かれて大きな注射をされる。しんどいので待合室で待たされるのイヤだったし、注射も大嫌いだった。
それが喉が痛くなっても熱を出さずに済むようになったのは、中学生になって運動部で身体を鍛えるようになってからだった。
さらに、社会人になって、完全に自分で自分の身体の面倒をみなければならなくなった。
会社に入って、最初についた上司は女性で、オトコマエな方だった。ある時「熱あるかな?と思っても、熱は計らへんねん。計ったって風邪、治らへんからな」と。
熱があってもそのまま会社に出てきて、普通に仕事をされる方だった。
びっくりした。だって、私は風邪をひいたら熱を測り、薬を飲んで寝ているものだ、と思っていたから。
でも、責任ある地位で仕事をする心意気みたいなものは、こういうことなのかもな、と思った。確かに、熱をはかって、その目盛が37℃を越えてるのを見たら、余計に具合が悪くなるような気がする。
私もある時、風邪をひき、これはやばい、という状態になった。だが仕事が押していて休める状態ではなかった。1時間だけ早退させてもらって、家に帰り、一晩寝たら熱は下がっていた。どうしても下げなければ、と思ったら下がるものなのだ。
以下、身体で試し、効果があった治療方法。
1.ちょっと風邪気味かな?身体が冷えるな?と思ったら「葛根湯」。お湯で溶いて飲むと身体が温まり、よく眠れる。体温もちょっと上がるようだ。
2.冬場は喉にマフラーかタオルを巻いて寝る。
友人から教えてもらった方法で、半信半疑だったがこれがよく効く。ちょっと喉が痛いかな?という夜、それだけで治ってしまったこともある。
ケロちゃんも夜は子供用の腹巻きを喉に巻いて寝ると言っていた。なんか色気もなにもあったもんじゃないけど、喉も商売道具のひとつだもんなぁ。全ツでホテル住まいの時とか、特に気を使うんだろうな。
3.「石けんで」手洗い、「イソジンで」うがい。
水で洗って水でうがい、よりはるかに効果は高い。石けんで洗うとどれだけ手が汚れているかよくわかる。会社でもよく手を洗うようにしている。イソジンはちょっと喉が痛い時にも効く。無菌室に入るような病気の方も、ひたすらイソジンでうがい、歯が茶色く染まるまでうがいをすると聞いた。
4.発熱してしまったら、ショウガとネギ入りのお粥
白粥に刻んだネギをたっぷり入れて煮込み、さらにすりおろしたショウガ(私は好きなので丸々1個分位)を入れ、塩で味をつけて汗をかきながら食べる。かなり体温が上がり、汗がどっと出る。
5.寝る前にブランデー
喉が痛い時はストレートでさっとあおって喉の消毒。あまり痛くない時はホットミルクにお砂糖とブランデー。かなり身体があったまる。
6.イオン飲料のがぶ飲み
汗をかけば熱は下がる。汗をかくためには水分が要る。ペットボトル2リットル入りを3本ほど買い込み、とにかく飲み続ける。
こんなとこかなぁ。
以前、仕事で高名なお医者さまに監修をお願いしていたことがある。ある時、電話でお話していたとき、世間話になって「インフルエンザにかかったみたいでしんどいんですよね」と言った。すると、監修の結果と一緒に、メモが入っていた。
「ネギ5cmを刻み、ショウガひとかけをすりおろし、味噌少しを入れ、お湯で溶いて飲みます。一晩で解熱します」とあった。
出版物もたくさんあるお医者さまの処方がこれだった。そのメモは今も大切にとってあるし、以来、自分で治すことを心掛けてきた。
だが、気合いで治すのは、20代までのような気もする。気合いじゃなくて知恵で、知恵に加えて医療で治してもいいんじゃないかと思う。
「風邪は神様がくれた休暇」という言葉もある。無理に出かけて、身体を痛めつけ、周りに菌をまき散らす必要もあるまい。
最近は自己流で治すのは時間がかかるので、さっさと病院へ行き、薬をもらって治す。ゆっくり寝て汗をかいて治したいのだが、そんなことをしている余裕はない。
息子が身体によじのぼってくるから。
神様がくれた休暇をじっくり楽しめるのはいつの日になるんだろうか。
本人もいたって元気で遊び回っていた。
せめて家の中だけでも乾燥しないようにと、コンロの鍋でずっとお湯をわかし、家の中は湿気まみれ。確かにじめっとしていて喉には良さそう。
会社の帰りには、加湿器も買って来た。
家電製品を買う時は、カタログを集め、価格.comや2chで評判を確かめ、商品を比較し、店員を質問攻めにし、と買うことそのものを楽しむことにしているのだけど、今回はそれどころではない。何でもいいのでとっとと買って帰らねば。
ハイブリッド式だの気化式だのいろいろあったが、手ごろな大きさでお持ち帰りできそうなサイズのものにした。
☆
私は喉が弱い。風邪かな?というときは必ず喉から痛くなる。小さい時からそうだった。喉が痛くなると熱が出る。病院へ連れて行かれて大きな注射をされる。しんどいので待合室で待たされるのイヤだったし、注射も大嫌いだった。
それが喉が痛くなっても熱を出さずに済むようになったのは、中学生になって運動部で身体を鍛えるようになってからだった。
さらに、社会人になって、完全に自分で自分の身体の面倒をみなければならなくなった。
会社に入って、最初についた上司は女性で、オトコマエな方だった。ある時「熱あるかな?と思っても、熱は計らへんねん。計ったって風邪、治らへんからな」と。
熱があってもそのまま会社に出てきて、普通に仕事をされる方だった。
びっくりした。だって、私は風邪をひいたら熱を測り、薬を飲んで寝ているものだ、と思っていたから。
でも、責任ある地位で仕事をする心意気みたいなものは、こういうことなのかもな、と思った。確かに、熱をはかって、その目盛が37℃を越えてるのを見たら、余計に具合が悪くなるような気がする。
私もある時、風邪をひき、これはやばい、という状態になった。だが仕事が押していて休める状態ではなかった。1時間だけ早退させてもらって、家に帰り、一晩寝たら熱は下がっていた。どうしても下げなければ、と思ったら下がるものなのだ。
以下、身体で試し、効果があった治療方法。
1.ちょっと風邪気味かな?身体が冷えるな?と思ったら「葛根湯」。お湯で溶いて飲むと身体が温まり、よく眠れる。体温もちょっと上がるようだ。
2.冬場は喉にマフラーかタオルを巻いて寝る。
友人から教えてもらった方法で、半信半疑だったがこれがよく効く。ちょっと喉が痛いかな?という夜、それだけで治ってしまったこともある。
ケロちゃんも夜は子供用の腹巻きを喉に巻いて寝ると言っていた。なんか色気もなにもあったもんじゃないけど、喉も商売道具のひとつだもんなぁ。全ツでホテル住まいの時とか、特に気を使うんだろうな。
3.「石けんで」手洗い、「イソジンで」うがい。
水で洗って水でうがい、よりはるかに効果は高い。石けんで洗うとどれだけ手が汚れているかよくわかる。会社でもよく手を洗うようにしている。イソジンはちょっと喉が痛い時にも効く。無菌室に入るような病気の方も、ひたすらイソジンでうがい、歯が茶色く染まるまでうがいをすると聞いた。
4.発熱してしまったら、ショウガとネギ入りのお粥
白粥に刻んだネギをたっぷり入れて煮込み、さらにすりおろしたショウガ(私は好きなので丸々1個分位)を入れ、塩で味をつけて汗をかきながら食べる。かなり体温が上がり、汗がどっと出る。
5.寝る前にブランデー
喉が痛い時はストレートでさっとあおって喉の消毒。あまり痛くない時はホットミルクにお砂糖とブランデー。かなり身体があったまる。
6.イオン飲料のがぶ飲み
汗をかけば熱は下がる。汗をかくためには水分が要る。ペットボトル2リットル入りを3本ほど買い込み、とにかく飲み続ける。
こんなとこかなぁ。
以前、仕事で高名なお医者さまに監修をお願いしていたことがある。ある時、電話でお話していたとき、世間話になって「インフルエンザにかかったみたいでしんどいんですよね」と言った。すると、監修の結果と一緒に、メモが入っていた。
「ネギ5cmを刻み、ショウガひとかけをすりおろし、味噌少しを入れ、お湯で溶いて飲みます。一晩で解熱します」とあった。
出版物もたくさんあるお医者さまの処方がこれだった。そのメモは今も大切にとってあるし、以来、自分で治すことを心掛けてきた。
だが、気合いで治すのは、20代までのような気もする。気合いじゃなくて知恵で、知恵に加えて医療で治してもいいんじゃないかと思う。
「風邪は神様がくれた休暇」という言葉もある。無理に出かけて、身体を痛めつけ、周りに菌をまき散らす必要もあるまい。
最近は自己流で治すのは時間がかかるので、さっさと病院へ行き、薬をもらって治す。ゆっくり寝て汗をかいて治したいのだが、そんなことをしている余裕はない。
息子が身体によじのぼってくるから。
神様がくれた休暇をじっくり楽しめるのはいつの日になるんだろうか。
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