先週末の観劇が、私の東宝初観劇だったわけだけど、11日の午後公演でショーを初めて、2階センター辺りで観た。
スパニッシュの最後、舞台から下手へとはける寸前で、ケロちゃんのウインクがまともに、来た。
きゃーきゃー。
隣で観ていた友人に終演後、「来たよね?来たよね?」と興奮ぎみに話をした。「誰か知り合いでもいたのかなぁ?」素直には喜べない私。
昼食を食べるためにお店に入り、週末ごとに上京している友人にそれを話すと「来たでしょ?」とこともなげに言われてしまった。「毎回2階センターに飛ばすんですよ」。
毎回?「大抵そうですね。でもじゃあって期待していると別のところに飛ばしたりしてね」ですって。なーんだ。でも恰好よかったからいいや。
大劇場をホームにしていると、たまーに東宝に行くとその狭さにうっとなる。感覚としてはドラマシティって感じ。座席への出入りも大変だし、足元に荷物を置く場所もない。何よりステージが狭い。よく考えるとショーのリアルト橋、袖に収納しきてれないような・・・だから、あの花市場とサテリコンの間のコロンビーヌ(百花さんかな?)とオレンジ帽の男の演出が入ったのかもしれない。
「王家」も一度だけ上京して観たけど、何だかスケール感がなくてもったいなかった。芝居の完成度としては東宝の方が上がっているのは間違いないから、どっちがいいとは言えないのだけど、スケール感が必要な作品(「王家」とか「エリザ」とか)は、ぜひ大劇場でも観ていただきたいと思う。あの空間の広がりは宝塚観劇にふさわしい。
劇場を取り巻く雰囲気も、駅を降りたその瞬間から座席に座るまでがすべて、歌劇を観るという非日常的な雰囲気に包まれているので、気分も盛り上がるし。
まぁ、武庫川のほとりと日比谷の一等地では、土地のお値段、ひいては自分が座っている座席分の価格が100倍位違うだろうな。
だから、東宝の座席、2階は1階にほぼ重なっているような感じで、2階からはまさに、ステージを見下ろす、という感じで高い高い。1階で観るのと全然違う。上から眺めているような気分になる。芝居やショーのエネルギーが足元を素通りしていくような気さえしていた。そこへいきなり不意打ちのようなウインク。よろめいてしまった。
毎回、あるようだから2階センターに座った時のお楽しみにしていてください。
ケロちゃんはそれでもよく2階を観てくれる人だと思うし。
☆
この前観劇していて、見逃せないな、と思ったポイントをいくつか。
サテリコン(花市場?どこからなのかな?境目がはっきりしないわ)で帽子を取りながら右袖に引き上げて行く時、髪の毛をくしゃっとしていた時があった。そして出て来たとき、髪の毛は七三というか八二になっていた。恰好いい!
その頭であやつられるように踊る時、髪を振り乱して踊っていて、恰好いいのなんのって!くしゃってやっていたのは髪が乱れやすいように固めていた髪を崩していたんじゃないかな?
☆
プロローグでアルレッキーノがストップモーションになり、ディアボロのとうこちゃんがちょっとだけケロちゃんを触っていく。私が観た時、触り方が毎回変わっていた。大抵腕とか手なんだけど、一回だけ胸の下辺りを軽く叩いて行った。なんとなく友情、って感じがした。腕や手を触るより親密な感じで。
☆
オープニング、わたるくんがリアルト橋から降りる途中で、ケロちゃんのアルレッキーノの差し出した手に触れて行っていたのに、東宝では全く触らなくなってしまった。ちぇっ。
☆
コーザノストラのケロちゃんがドルチェ・ヴィータに絡むところ、もちろん大劇からそうだったのだけど、檀ちゃんが握り合わせた手を伸ばして、一瞬ケロちゃんをホールド(ってんですか?檀ちゃんの方が芯になってポーズを一瞬決めるところです)するような振りがある。檀ちゃんおっとこ前!!
ひとりならまだしも、サテリコンでは檀ちゃん両手でわたるくんとまとぶんと二人一度にホールドするところもある。ホントおっとこ前!いいわぁ!檀ちゃん。
☆
ドルチェ・ヴィータを抱きしめる所、おそるおそるだったり、がばっと、だったり。いろいろバージョンがあるのは報告があちこちにあるので、お楽しみに。ドルチェちゃんも私が観た時、一度ケロちゃんの左頬を手で触っていっていた。楽にはどうなるのか。楽しみなんだけど、寂しい。
☆
ケロちゃんはこのショーでよく「切ない」という表情をする。哀しさに満ちた切なさ。「切ない」顔が出来る人って、実はあんまり多くないような気がする。わたるくんは時々やってるかな。とうこちゃんは顔よりも全身から切ないオーラが出せる人、でもその切なさは哀しみ方向じゃない。しぃちゃんは、うーん。
自分で鏡を見ながら切ないと思われるような顔をしてみたんだけど(やるなよ)「苦しい」とか「変な顔」にはなるんだけど、明らかに「切ない」という表情にはならない。
「切ない」表情を見つつ、さらにケロちゃんの存在そのものから切なさを感じてしまうのは、私がファンだからだけど。素のメイクではそういうことはもちろんなくて。あのメイクの腕も「切なさ」を表現するのに一役かってるんだな。伏し目がちな表情が美しく見えるあの宝塚男役メイク。だから、「切ない」顔を観られるのは、もうあとほんのわずか。ケロちゃんがそういう顔をできるショーを作ってくれたオギーに感謝したい。
☆
私の治療中の前歯、とうとう取れてしまった。差し歯だから簡単に取れるんだけどね。中を調べてもらうと、なんと根っこのところが割れていた!靭帯損傷と思われていたのが、実はひびが入っていた、ってところです。
「かなりの力でやられたんやなぁ」そうなんです。家庭内暴力がひどいんです。今日なんて、あやうく顔面、かかと落としを食らうところでした。
「またダメージ受けてもっとひびが大きくなったら抜歯もあり得るで」って、そうなるとブリッジかけて入れ歯ってことじゃないですか!?ひーん。今日は口への攻撃は避けたけけど、目はまた殴られました。涙ボロボロ。口元だけは死守しないと。
風邪もうつされたようで、喉が痛くてたまらないし。本当に子育ては戦いだ。
スパニッシュの最後、舞台から下手へとはける寸前で、ケロちゃんのウインクがまともに、来た。
きゃーきゃー。
隣で観ていた友人に終演後、「来たよね?来たよね?」と興奮ぎみに話をした。「誰か知り合いでもいたのかなぁ?」素直には喜べない私。
昼食を食べるためにお店に入り、週末ごとに上京している友人にそれを話すと「来たでしょ?」とこともなげに言われてしまった。「毎回2階センターに飛ばすんですよ」。
毎回?「大抵そうですね。でもじゃあって期待していると別のところに飛ばしたりしてね」ですって。なーんだ。でも恰好よかったからいいや。
大劇場をホームにしていると、たまーに東宝に行くとその狭さにうっとなる。感覚としてはドラマシティって感じ。座席への出入りも大変だし、足元に荷物を置く場所もない。何よりステージが狭い。よく考えるとショーのリアルト橋、袖に収納しきてれないような・・・だから、あの花市場とサテリコンの間のコロンビーヌ(百花さんかな?)とオレンジ帽の男の演出が入ったのかもしれない。
「王家」も一度だけ上京して観たけど、何だかスケール感がなくてもったいなかった。芝居の完成度としては東宝の方が上がっているのは間違いないから、どっちがいいとは言えないのだけど、スケール感が必要な作品(「王家」とか「エリザ」とか)は、ぜひ大劇場でも観ていただきたいと思う。あの空間の広がりは宝塚観劇にふさわしい。
劇場を取り巻く雰囲気も、駅を降りたその瞬間から座席に座るまでがすべて、歌劇を観るという非日常的な雰囲気に包まれているので、気分も盛り上がるし。
まぁ、武庫川のほとりと日比谷の一等地では、土地のお値段、ひいては自分が座っている座席分の価格が100倍位違うだろうな。
だから、東宝の座席、2階は1階にほぼ重なっているような感じで、2階からはまさに、ステージを見下ろす、という感じで高い高い。1階で観るのと全然違う。上から眺めているような気分になる。芝居やショーのエネルギーが足元を素通りしていくような気さえしていた。そこへいきなり不意打ちのようなウインク。よろめいてしまった。
毎回、あるようだから2階センターに座った時のお楽しみにしていてください。
ケロちゃんはそれでもよく2階を観てくれる人だと思うし。
☆
この前観劇していて、見逃せないな、と思ったポイントをいくつか。
サテリコン(花市場?どこからなのかな?境目がはっきりしないわ)で帽子を取りながら右袖に引き上げて行く時、髪の毛をくしゃっとしていた時があった。そして出て来たとき、髪の毛は七三というか八二になっていた。恰好いい!
その頭であやつられるように踊る時、髪を振り乱して踊っていて、恰好いいのなんのって!くしゃってやっていたのは髪が乱れやすいように固めていた髪を崩していたんじゃないかな?
☆
プロローグでアルレッキーノがストップモーションになり、ディアボロのとうこちゃんがちょっとだけケロちゃんを触っていく。私が観た時、触り方が毎回変わっていた。大抵腕とか手なんだけど、一回だけ胸の下辺りを軽く叩いて行った。なんとなく友情、って感じがした。腕や手を触るより親密な感じで。
☆
オープニング、わたるくんがリアルト橋から降りる途中で、ケロちゃんのアルレッキーノの差し出した手に触れて行っていたのに、東宝では全く触らなくなってしまった。ちぇっ。
☆
コーザノストラのケロちゃんがドルチェ・ヴィータに絡むところ、もちろん大劇からそうだったのだけど、檀ちゃんが握り合わせた手を伸ばして、一瞬ケロちゃんをホールド(ってんですか?檀ちゃんの方が芯になってポーズを一瞬決めるところです)するような振りがある。檀ちゃんおっとこ前!!
ひとりならまだしも、サテリコンでは檀ちゃん両手でわたるくんとまとぶんと二人一度にホールドするところもある。ホントおっとこ前!いいわぁ!檀ちゃん。
☆
ドルチェ・ヴィータを抱きしめる所、おそるおそるだったり、がばっと、だったり。いろいろバージョンがあるのは報告があちこちにあるので、お楽しみに。ドルチェちゃんも私が観た時、一度ケロちゃんの左頬を手で触っていっていた。楽にはどうなるのか。楽しみなんだけど、寂しい。
☆
ケロちゃんはこのショーでよく「切ない」という表情をする。哀しさに満ちた切なさ。「切ない」顔が出来る人って、実はあんまり多くないような気がする。わたるくんは時々やってるかな。とうこちゃんは顔よりも全身から切ないオーラが出せる人、でもその切なさは哀しみ方向じゃない。しぃちゃんは、うーん。
自分で鏡を見ながら切ないと思われるような顔をしてみたんだけど(やるなよ)「苦しい」とか「変な顔」にはなるんだけど、明らかに「切ない」という表情にはならない。
「切ない」表情を見つつ、さらにケロちゃんの存在そのものから切なさを感じてしまうのは、私がファンだからだけど。素のメイクではそういうことはもちろんなくて。あのメイクの腕も「切なさ」を表現するのに一役かってるんだな。伏し目がちな表情が美しく見えるあの宝塚男役メイク。だから、「切ない」顔を観られるのは、もうあとほんのわずか。ケロちゃんがそういう顔をできるショーを作ってくれたオギーに感謝したい。
☆
私の治療中の前歯、とうとう取れてしまった。差し歯だから簡単に取れるんだけどね。中を調べてもらうと、なんと根っこのところが割れていた!靭帯損傷と思われていたのが、実はひびが入っていた、ってところです。
「かなりの力でやられたんやなぁ」そうなんです。家庭内暴力がひどいんです。今日なんて、あやうく顔面、かかと落としを食らうところでした。
「またダメージ受けてもっとひびが大きくなったら抜歯もあり得るで」って、そうなるとブリッジかけて入れ歯ってことじゃないですか!?ひーん。今日は口への攻撃は避けたけけど、目はまた殴られました。涙ボロボロ。口元だけは死守しないと。
風邪もうつされたようで、喉が痛くてたまらないし。本当に子育ては戦いだ。
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