傷つきながらも癒された宙組観劇
2005年1月25日 宝塚大劇場に足を運んだ1月25日。星組の千秋楽11月8日以来だから3ヶ月近く行ってなかったことになる。
緑野師匠とも東宝楽以来。
ムラの風景はそこはかとなく変わっていて、目に飛び込んでくるのはすずみんの笑顔。バウのポスターがあちこちに貼ってあるのだが、ほっぺたに「私はスター」といたずら描きしたくなるよ。「スターじゃないすずみんなんてすずみんじゃないですよ!」とすずみんを愛しておられる師匠がおっしゃる。いや、そうですけどなんか脱力しません?ゆみこちゃんのDSポスターはなかなか素敵だった。
変身写真館の前を通り、そっと各組スターの写真を見ると、まだケロちゃんの写真はあった。まぁ、時間の問題だけどあってちょっとほっとする。
大好きなたかちゃん花ちゃん、美しいトップコンビとその所属する宙組。ちゃんとした感想はまた改めて書くとして、お芝居は「退屈」。元々私は正塚先生が苦手。まみファンだけど「Practical Joke」もダメだったし。それでも花ちゃん涙を流して熱演の辺り(ホテル買収が決まって海岸を歩くところ)から花ちゃんの気持ちに引き込まれた。
星組、特に「ドルチェ・ヴィータをこってりこってり観続けた身には物足りない。ヒマだから、つい「ケロちゃんがいたらどういう役で出てくるかな」などと相変わらず重症患者のように考えてしまう。
幕間に師匠と合流するが、つい無口になってしまう。なんだか辛い。もうここに汐美真帆が戻ってくることはないんだ。舞台の上では相変わらず華やかに生き生きと生徒さんたちが歌い踊っているのに、汐美さんはいないんだ。
でも一転、ショーは楽しめた。花ちゃんのジジの可愛いこと!髪型としぐさをああしただけで、あんなに可愛い少女になれるなんて。それにはもちろん、かなりの造りこみのための技術が必要だろう。
花ちゃんとたかちゃん、宙組総踊りを観ていると「これぞ宝塚」という夢の世界に行けた。ほっとした。
ところで、芝居でもショーでも、タニちゃんがきざりまくって出てくるんですけどあれ、なんで?お笑い?タニちゃん、そういう方向に行っちゃうの?いいの?
今回は女装はなかったけど、タニちゃんの持ち味はそうじゃないでしょう?相変わらずのすんばらしいスタイル、アイドル性がもったいないって。
☆
25日15時公演は逸翁デー。これで私は2度目かな。前はたまたま友会エントリーした公演が逸翁デーで、行って立て看板が出ていてびっくり、だった。今回は師匠の観劇に合わせて行ったら逸翁デーだった。
いつもの逸翁のビデオを観て、ゲストの思い出話。ゲストは真帆志ぶきさんと涼風真世さん。どちらも生で観るのは初めて。
かなめさんは、可愛い可愛い。この人、男役トップだったんだよね?フェアリー系だったっけ?パックとかがお似合いの。私は「魚河岸のプリンセス」っていうNHKドラマで初めて見た。そのときはテレビはどうかな?と思ったけど、その後サントリー「響」のCMがとっても素敵だった。
最初はたくさんのぴらぴらがついた柄のあるワンピース(?スーツかも)。真帆志ぶきさんへの組長からのインタビューが続いている間にスタンバイ。大階段に黒いパンツスーツで登場。「我が名はオスカル」を歌ってくれた。
歌、うまーい。それにご本人の雰囲気ととてもよく合っている。私が実際に見たことのあるオスカルは水くん、さえちゃん、ノルさんだけだからか「この人のオスカルはさぞぴったりはまったろうなぁ」と思えた。
真帆志ぶきさんは「愛」という歌を歌ってくださった。逸翁さまに寄宿舎を斡旋していただいたとおっしゃってたから、今おいくつだろう?だが歌い出すとちゃんと声に張りもあり、姿勢も素晴らしい。
「真帆志ぶきさん、なら汐美さん、芸名が通ったときにご挨拶とかしたのかなぁ?」などと考えてしまう。確か芸名がかぶったり、文字を頂いたりしたとき、挨拶したってエピソードを聞いたことがあったので。
宙組生徒が全員登場し「逸翁賛歌」。その後ゲストのお二人も再登場。かなめさんは今度はクリーム色に小さな柄のスリット入りチャイナ風ドレス。ご自分に似合うものがわかっておられる方だな、と思った。
たかちゃんのご挨拶も滑らかで、男役トップの筆頭なんだな、と頼もしく見ていた。
終演後、少しだけ師匠とおしゃべりでき、とても楽しかった。ありがとうございました。また大劇場に行く元気が出てきました。
☆
恒例、火曜日の歯医者通い。この1週間、前歯は決してよい状態ではなかった。1日痛くていよいよダメかもと思うと翌日はすっきりしたりして。いずれにせよ、もう永くないだろうな。
先生としてはもうどうしようもないらしく、前歯だけのガード(マウスピース)を作ろうということになった。型取りし、またスケーリング。どうして毎回スケーリングするのかなぁ?と歯科衛生士のお姉さんに聞いてみる。すると今は歯石取りをやっているのではないそうだ。歯石は取り終わり、歯と歯茎の間の隙間に入っている食べ物などのカスをとっているそうだ。
私の歯茎の隙間の深さは奥歯で「4」が多く、前は「3」だそうだ。平均的な数字だそうだが、歯周病はこれがどんどん深くなる。カスを取ることで隙間に空気が入る。この隙間に巣食う細菌は空気が苦手なので隙間にいることができなくなる。それで深さが「3」に近づくということらしい。
最近はマメに歯医者に行ってるので虫歯はあまり発生しない。年代的にもこれから怖いのは歯周病だろう。自分でできるのは歯磨きだが、それでも歯石は取りきれないそうだ。半年に一度、歯石がつきやすい人(唾液中のカルシウム成分によるらしい)は3ヶ月に1度は歯医者に行って歯科衛生士さんにちゃんととってもらうべきだそうだ。
「定年まで忙しくて歯医者行っとらんで、その頃になってボロボロ歯がなくなる人、多いで」とのこと。私はもう1本たりと歯を失いたくない。理由は「美味しいもの食べられなくなるから!」。だから歯周病予防にせっせと歯医者に通うことにしよう。痛くないときの歯医者通いは怖くない。すっきりして気持ちいいだけだ。スケーリングだけならお支払いも安いものだし。虫歯のない人は歯医者に
通いなれてなくて敷居が高いかもしれないが、そういう人ほど、歯周病になりやすいようだ。
☆
今年のベネチアのカーニバルは1月28日から2月8日まで。ベネチアのカーニバルの特長は、参加者と見学者がいるのではなく、全員が参加者となるということだそうだ。
検索かけてベネチアのカーニバルのサイトを見ていたら、ケロちゃんがプロローグで橋の上でつけていたような仮面(とても簡略化されていたけど)を身に着けている写真がいくつもあり、またタイムスリップしてしまった。
☆
東京国立博物館で2月19日から3月13日まで、特別展「踊るサテュロス」が開催される。シチリア沖で発見された「踊るサテュロス」像が日本に来るという。会期後、愛知の万博でも見られるとか。関西には来ないのか。残念。
写真で見ると不思議なポーズをとっている。このポーズ、「ドルチェ・ヴィータ」のサテュロスたちの振り付けにも取り入れられていたように思う。
私は博物館、美術館が大好き(特に特別展示)なのだけど、今はあんまり行けない。息子が大騒ぎするからなぁ。また行きたいなぁ。できれば東京まで。
緑野師匠とも東宝楽以来。
ムラの風景はそこはかとなく変わっていて、目に飛び込んでくるのはすずみんの笑顔。バウのポスターがあちこちに貼ってあるのだが、ほっぺたに「私はスター」といたずら描きしたくなるよ。「スターじゃないすずみんなんてすずみんじゃないですよ!」とすずみんを愛しておられる師匠がおっしゃる。いや、そうですけどなんか脱力しません?ゆみこちゃんのDSポスターはなかなか素敵だった。
変身写真館の前を通り、そっと各組スターの写真を見ると、まだケロちゃんの写真はあった。まぁ、時間の問題だけどあってちょっとほっとする。
大好きなたかちゃん花ちゃん、美しいトップコンビとその所属する宙組。ちゃんとした感想はまた改めて書くとして、お芝居は「退屈」。元々私は正塚先生が苦手。まみファンだけど「Practical Joke」もダメだったし。それでも花ちゃん涙を流して熱演の辺り(ホテル買収が決まって海岸を歩くところ)から花ちゃんの気持ちに引き込まれた。
星組、特に「ドルチェ・ヴィータをこってりこってり観続けた身には物足りない。ヒマだから、つい「ケロちゃんがいたらどういう役で出てくるかな」などと相変わらず重症患者のように考えてしまう。
幕間に師匠と合流するが、つい無口になってしまう。なんだか辛い。もうここに汐美真帆が戻ってくることはないんだ。舞台の上では相変わらず華やかに生き生きと生徒さんたちが歌い踊っているのに、汐美さんはいないんだ。
でも一転、ショーは楽しめた。花ちゃんのジジの可愛いこと!髪型としぐさをああしただけで、あんなに可愛い少女になれるなんて。それにはもちろん、かなりの造りこみのための技術が必要だろう。
花ちゃんとたかちゃん、宙組総踊りを観ていると「これぞ宝塚」という夢の世界に行けた。ほっとした。
ところで、芝居でもショーでも、タニちゃんがきざりまくって出てくるんですけどあれ、なんで?お笑い?タニちゃん、そういう方向に行っちゃうの?いいの?
今回は女装はなかったけど、タニちゃんの持ち味はそうじゃないでしょう?相変わらずのすんばらしいスタイル、アイドル性がもったいないって。
☆
25日15時公演は逸翁デー。これで私は2度目かな。前はたまたま友会エントリーした公演が逸翁デーで、行って立て看板が出ていてびっくり、だった。今回は師匠の観劇に合わせて行ったら逸翁デーだった。
いつもの逸翁のビデオを観て、ゲストの思い出話。ゲストは真帆志ぶきさんと涼風真世さん。どちらも生で観るのは初めて。
かなめさんは、可愛い可愛い。この人、男役トップだったんだよね?フェアリー系だったっけ?パックとかがお似合いの。私は「魚河岸のプリンセス」っていうNHKドラマで初めて見た。そのときはテレビはどうかな?と思ったけど、その後サントリー「響」のCMがとっても素敵だった。
最初はたくさんのぴらぴらがついた柄のあるワンピース(?スーツかも)。真帆志ぶきさんへの組長からのインタビューが続いている間にスタンバイ。大階段に黒いパンツスーツで登場。「我が名はオスカル」を歌ってくれた。
歌、うまーい。それにご本人の雰囲気ととてもよく合っている。私が実際に見たことのあるオスカルは水くん、さえちゃん、ノルさんだけだからか「この人のオスカルはさぞぴったりはまったろうなぁ」と思えた。
真帆志ぶきさんは「愛」という歌を歌ってくださった。逸翁さまに寄宿舎を斡旋していただいたとおっしゃってたから、今おいくつだろう?だが歌い出すとちゃんと声に張りもあり、姿勢も素晴らしい。
「真帆志ぶきさん、なら汐美さん、芸名が通ったときにご挨拶とかしたのかなぁ?」などと考えてしまう。確か芸名がかぶったり、文字を頂いたりしたとき、挨拶したってエピソードを聞いたことがあったので。
宙組生徒が全員登場し「逸翁賛歌」。その後ゲストのお二人も再登場。かなめさんは今度はクリーム色に小さな柄のスリット入りチャイナ風ドレス。ご自分に似合うものがわかっておられる方だな、と思った。
たかちゃんのご挨拶も滑らかで、男役トップの筆頭なんだな、と頼もしく見ていた。
終演後、少しだけ師匠とおしゃべりでき、とても楽しかった。ありがとうございました。また大劇場に行く元気が出てきました。
☆
恒例、火曜日の歯医者通い。この1週間、前歯は決してよい状態ではなかった。1日痛くていよいよダメかもと思うと翌日はすっきりしたりして。いずれにせよ、もう永くないだろうな。
先生としてはもうどうしようもないらしく、前歯だけのガード(マウスピース)を作ろうということになった。型取りし、またスケーリング。どうして毎回スケーリングするのかなぁ?と歯科衛生士のお姉さんに聞いてみる。すると今は歯石取りをやっているのではないそうだ。歯石は取り終わり、歯と歯茎の間の隙間に入っている食べ物などのカスをとっているそうだ。
私の歯茎の隙間の深さは奥歯で「4」が多く、前は「3」だそうだ。平均的な数字だそうだが、歯周病はこれがどんどん深くなる。カスを取ることで隙間に空気が入る。この隙間に巣食う細菌は空気が苦手なので隙間にいることができなくなる。それで深さが「3」に近づくということらしい。
最近はマメに歯医者に行ってるので虫歯はあまり発生しない。年代的にもこれから怖いのは歯周病だろう。自分でできるのは歯磨きだが、それでも歯石は取りきれないそうだ。半年に一度、歯石がつきやすい人(唾液中のカルシウム成分によるらしい)は3ヶ月に1度は歯医者に行って歯科衛生士さんにちゃんととってもらうべきだそうだ。
「定年まで忙しくて歯医者行っとらんで、その頃になってボロボロ歯がなくなる人、多いで」とのこと。私はもう1本たりと歯を失いたくない。理由は「美味しいもの食べられなくなるから!」。だから歯周病予防にせっせと歯医者に通うことにしよう。痛くないときの歯医者通いは怖くない。すっきりして気持ちいいだけだ。スケーリングだけならお支払いも安いものだし。虫歯のない人は歯医者に
通いなれてなくて敷居が高いかもしれないが、そういう人ほど、歯周病になりやすいようだ。
☆
今年のベネチアのカーニバルは1月28日から2月8日まで。ベネチアのカーニバルの特長は、参加者と見学者がいるのではなく、全員が参加者となるということだそうだ。
検索かけてベネチアのカーニバルのサイトを見ていたら、ケロちゃんがプロローグで橋の上でつけていたような仮面(とても簡略化されていたけど)を身に着けている写真がいくつもあり、またタイムスリップしてしまった。
☆
東京国立博物館で2月19日から3月13日まで、特別展「踊るサテュロス」が開催される。シチリア沖で発見された「踊るサテュロス」像が日本に来るという。会期後、愛知の万博でも見られるとか。関西には来ないのか。残念。
写真で見ると不思議なポーズをとっている。このポーズ、「ドルチェ・ヴィータ」のサテュロスたちの振り付けにも取り入れられていたように思う。
私は博物館、美術館が大好き(特に特別展示)なのだけど、今はあんまり行けない。息子が大騒ぎするからなぁ。また行きたいなぁ。できれば東京まで。
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