汐美東京会から、お茶会ビデオが届いた。
私はお茶会ビデオとかは買わないたちだが、今回は最後だし。それに写真集がとっても素敵なので、楽しみにしていた。
東京会のお茶会のビデオには写真集がセットされている。お茶会での汐美さんをそれは美しく撮って四角い写真集にしてくれるのだが、それが欲しくてビデオを買っているともいえる。いろいろな表情を見せる汐美さん、その顔や姿がさりげないカットの中でいくつも再現されている。
ビデオはいつ見られるかわからないので(息子起きてる間は無理、昼寝中は横にいないと起きちゃうから無理、夜中だけだけど平日は昼間の仕事で疲れ、土日は息子に付き合って疲れているから最近は寝るのが早い)、とりあえず写真集だけ見る。
キレイだよ〜、もったいないよ〜。退団前ならではなのか、清清しい美しさに満ちている。それに加え髪をなでつけていたせいか、とっても「男役」なのだ。14年かかって手に入れた立っているだけでにじみ出ている男役としての風情。これを手に入れた人はどのくらいいるというのか。
ああ、もったいない。なんで辞めちゃったのか。じめじめ。
笑顔もとっても素敵。裏表紙がちょっと見返り気味のカットなんだけど、それが“じゃあ、ね”とお別れを言っているように見えて、また、じめじめ。
じめじめ、じめじめ。しばらくじめつかせてください。
これからまだまだ、ラストディとか14thヒストリーとか届くのに。じめつきは終わりそうにない。
☆
3月も中旬を過ぎ、街中で卒業式に向かうのであろう袴姿の女の子たちを見かける。頑張って着付けて、慣れない草履(ブーツも多いようだが)で一心に歩く姿は初々しく、でもどこか野暮ったげで、愛らしい。
私が最後に汐美さんを見たのは、フェアウエルでの袴姿だから、街中でそういう袴姿を見ると思い出すのは汐美さんのこと。
すっきりと美しく着こなした緑の袴。めそめそ、じめじめ。
何度も着て着慣れているのだな、とごく自然に着ていたその姿(その姿でジュリーの真似したりしていたけど)を今でも鮮明に思い出すことができる。
東宝宝塚劇場の?落としの日、2001年元旦の東宝前を映した映像を見せてもらったことがある。?落としを担当したのはまみさんが率いていた月組。まみさんの退団公演でもあった。当然、ケロちゃんも参加していた。オープニングセレモニーが始まると月組生そろって劇場前に出てきて、出初式などを見ていた。
その時も袴姿だった。寒い日だったのに。相変わらずゆうひちゃんと並んでくっついて歩いていた。ケロちゃんの袴姿を意識してみたのはそれが最初だったように思う。すっきりしてきれいだな、と思ったように記憶している。
90周年記念式典の様子がNHKニュースで放映されたときのこと。近畿ローカルでやや長めのバージョンが流されたのだが、大階段に袴姿の全ジェンヌが勢ぞろいした画像が流れ、次の瞬間、ひとりのジェンヌさんがアップになった(それから全体へ引いていく)。それがなんとケロちゃんだった。びっくりしたー!400人からのジェンヌさんがいる中でなぜケロちゃん???たまたまDVD録画をしていたので、お宝映像としてRAMに移して保存している。
ケロちゃんの袴姿、私の思い出いろいろ、ということで。
☆
ゆうひちゃんと言えば、ケロちゃんが退団発表した直後のお茶会で、「私はこれからも大空祐飛として生きていきます」と発言したという書き込みを見た記憶がある(間違ってたらすみません)。ケロちゃん退団でゆうひちゃんはどうするのか!?と心配するファンへ向けての発言だったのではないかな、と思う。まだまだ頑張りますよ、安心してね、と。
それを見たとき、「ああ、ケロちゃんと退団のこと、いろいろ話したんだな」と思った。なぜそこまで飛躍(妄想の域?)するかというと、ゆうひくんは自分が芸名の「大空祐飛」だと、意識している印象があまりなかったからなのだ。なんつーか、そのまんまというか。「私は本名の○○○○で、しかも大空祐飛」であることをごく自然に、当然と受け取っているように感じていた。一方、ケロちゃんはこれまでも時折「本名の私、汐美真帆の私」といったような発言をしていた。区別してるんだなーと思っていた。
退団直前直後に、「汐美真帆はこれで最後云々」という発言をいくつも繰り出して、ファンを哀しませていた汐美さんだが、それは実はご自身が一番「汐美真帆」に未練があるからじゃなかったかな、と最近思うようになった。
そうやってファンに向けて発言し、気持ちを振り切ることで「汐美真帆」つまりタカラジェンヌとしての自分に自ら区切りをつけようとしていたのではないか、と。
汐美真帆がまた復活するかどうかは私にはわからない。もし復活しないとしたら、もうそれは彼女が本名のご自分にすっかり同化してしまって、汐美真帆が入る余地がなくなり、それで十二分に幸せだと思って生きていけるからだろうから、それなら私は諦められる。彼女が幸せならそれが一番だから。
もしまた彼女が自分にとって汐美真帆が必要だと思ったら、復活するだろう。全面的にではなくてほんの数パーセントでも。それなら私はそれもとっても嬉しい。
自分が「汐美真帆」として、タカラジェンヌとして生きていくこと、退団し本名の自分として生きていくこと、退団するということはどういうことなのかetc.ゆうひくんと話をしたんじゃないかな、と思う。
だからゆうひくんの「これからも大空祐飛として生きていきます」という発言が出てきたんじゃないかな、と思う。
汐美さんの大劇場楽の日、楽屋口でにこにこと、それはにこやかに笑って手を振って、汐美さんを見送ってくれたゆうひくん。あれだけ笑えるなら、きっと、汐美さんの退団を彼女なりに納得して見送ってくれたんだろう。ありがとう。
でも、そんな風に笑えなくて、未だにじめじめしているのは、ここにいる私です。
☆
友会でTCAが当たったので「今年は気楽に観るか〜、ゆうひくんを観とくかな?」などと思っていたのに、今年って月組出ないのね!?ご贔屓がいないとなると、誰が、どの組が出るかここまで無関心になれるものだったのね。去年は目を皿のようにしたもんなぁ。遠い思い出さ。
☆
息子のインフルエンザ騒ぎで先週いけなかった歯医者に3週間ぶりに行く。この間、寝るときだけガードをはめていたが、特に痛くなることもなく穏やかに過ごせていた。
部分レントゲンを撮ると、かなりよくなっているようだ。といっても歯の根のヒビはレントゲンには写らないから、その周囲の膜か何かの断裂を見ているらしいのだけど。
さらにこのまま1ヶ月置くことになった。触らないのが得策、という判断だ。ここで油断して硬いもの噛み切ったりしたらダメなんだろうなぁ。朝食のトーストが噛み切れなくなってもう3ヶ月だよ。きっと当分ダメなんだろうな。
☆
正塚先生は、さららんやほっくんに「さりげない演技」を求めるんじゃないっすかねー?いや「カナリア」系のなりきりを求めるかしら?確かに楽しみだ!
私はお茶会ビデオとかは買わないたちだが、今回は最後だし。それに写真集がとっても素敵なので、楽しみにしていた。
東京会のお茶会のビデオには写真集がセットされている。お茶会での汐美さんをそれは美しく撮って四角い写真集にしてくれるのだが、それが欲しくてビデオを買っているともいえる。いろいろな表情を見せる汐美さん、その顔や姿がさりげないカットの中でいくつも再現されている。
ビデオはいつ見られるかわからないので(息子起きてる間は無理、昼寝中は横にいないと起きちゃうから無理、夜中だけだけど平日は昼間の仕事で疲れ、土日は息子に付き合って疲れているから最近は寝るのが早い)、とりあえず写真集だけ見る。
キレイだよ〜、もったいないよ〜。退団前ならではなのか、清清しい美しさに満ちている。それに加え髪をなでつけていたせいか、とっても「男役」なのだ。14年かかって手に入れた立っているだけでにじみ出ている男役としての風情。これを手に入れた人はどのくらいいるというのか。
ああ、もったいない。なんで辞めちゃったのか。じめじめ。
笑顔もとっても素敵。裏表紙がちょっと見返り気味のカットなんだけど、それが“じゃあ、ね”とお別れを言っているように見えて、また、じめじめ。
じめじめ、じめじめ。しばらくじめつかせてください。
これからまだまだ、ラストディとか14thヒストリーとか届くのに。じめつきは終わりそうにない。
☆
3月も中旬を過ぎ、街中で卒業式に向かうのであろう袴姿の女の子たちを見かける。頑張って着付けて、慣れない草履(ブーツも多いようだが)で一心に歩く姿は初々しく、でもどこか野暮ったげで、愛らしい。
私が最後に汐美さんを見たのは、フェアウエルでの袴姿だから、街中でそういう袴姿を見ると思い出すのは汐美さんのこと。
すっきりと美しく着こなした緑の袴。めそめそ、じめじめ。
何度も着て着慣れているのだな、とごく自然に着ていたその姿(その姿でジュリーの真似したりしていたけど)を今でも鮮明に思い出すことができる。
東宝宝塚劇場の?落としの日、2001年元旦の東宝前を映した映像を見せてもらったことがある。?落としを担当したのはまみさんが率いていた月組。まみさんの退団公演でもあった。当然、ケロちゃんも参加していた。オープニングセレモニーが始まると月組生そろって劇場前に出てきて、出初式などを見ていた。
その時も袴姿だった。寒い日だったのに。相変わらずゆうひちゃんと並んでくっついて歩いていた。ケロちゃんの袴姿を意識してみたのはそれが最初だったように思う。すっきりしてきれいだな、と思ったように記憶している。
90周年記念式典の様子がNHKニュースで放映されたときのこと。近畿ローカルでやや長めのバージョンが流されたのだが、大階段に袴姿の全ジェンヌが勢ぞろいした画像が流れ、次の瞬間、ひとりのジェンヌさんがアップになった(それから全体へ引いていく)。それがなんとケロちゃんだった。びっくりしたー!400人からのジェンヌさんがいる中でなぜケロちゃん???たまたまDVD録画をしていたので、お宝映像としてRAMに移して保存している。
ケロちゃんの袴姿、私の思い出いろいろ、ということで。
☆
ゆうひちゃんと言えば、ケロちゃんが退団発表した直後のお茶会で、「私はこれからも大空祐飛として生きていきます」と発言したという書き込みを見た記憶がある(間違ってたらすみません)。ケロちゃん退団でゆうひちゃんはどうするのか!?と心配するファンへ向けての発言だったのではないかな、と思う。まだまだ頑張りますよ、安心してね、と。
それを見たとき、「ああ、ケロちゃんと退団のこと、いろいろ話したんだな」と思った。なぜそこまで飛躍(妄想の域?)するかというと、ゆうひくんは自分が芸名の「大空祐飛」だと、意識している印象があまりなかったからなのだ。なんつーか、そのまんまというか。「私は本名の○○○○で、しかも大空祐飛」であることをごく自然に、当然と受け取っているように感じていた。一方、ケロちゃんはこれまでも時折「本名の私、汐美真帆の私」といったような発言をしていた。区別してるんだなーと思っていた。
退団直前直後に、「汐美真帆はこれで最後云々」という発言をいくつも繰り出して、ファンを哀しませていた汐美さんだが、それは実はご自身が一番「汐美真帆」に未練があるからじゃなかったかな、と最近思うようになった。
そうやってファンに向けて発言し、気持ちを振り切ることで「汐美真帆」つまりタカラジェンヌとしての自分に自ら区切りをつけようとしていたのではないか、と。
汐美真帆がまた復活するかどうかは私にはわからない。もし復活しないとしたら、もうそれは彼女が本名のご自分にすっかり同化してしまって、汐美真帆が入る余地がなくなり、それで十二分に幸せだと思って生きていけるからだろうから、それなら私は諦められる。彼女が幸せならそれが一番だから。
もしまた彼女が自分にとって汐美真帆が必要だと思ったら、復活するだろう。全面的にではなくてほんの数パーセントでも。それなら私はそれもとっても嬉しい。
自分が「汐美真帆」として、タカラジェンヌとして生きていくこと、退団し本名の自分として生きていくこと、退団するということはどういうことなのかetc.ゆうひくんと話をしたんじゃないかな、と思う。
だからゆうひくんの「これからも大空祐飛として生きていきます」という発言が出てきたんじゃないかな、と思う。
汐美さんの大劇場楽の日、楽屋口でにこにこと、それはにこやかに笑って手を振って、汐美さんを見送ってくれたゆうひくん。あれだけ笑えるなら、きっと、汐美さんの退団を彼女なりに納得して見送ってくれたんだろう。ありがとう。
でも、そんな風に笑えなくて、未だにじめじめしているのは、ここにいる私です。
☆
友会でTCAが当たったので「今年は気楽に観るか〜、ゆうひくんを観とくかな?」などと思っていたのに、今年って月組出ないのね!?ご贔屓がいないとなると、誰が、どの組が出るかここまで無関心になれるものだったのね。去年は目を皿のようにしたもんなぁ。遠い思い出さ。
☆
息子のインフルエンザ騒ぎで先週いけなかった歯医者に3週間ぶりに行く。この間、寝るときだけガードをはめていたが、特に痛くなることもなく穏やかに過ごせていた。
部分レントゲンを撮ると、かなりよくなっているようだ。といっても歯の根のヒビはレントゲンには写らないから、その周囲の膜か何かの断裂を見ているらしいのだけど。
さらにこのまま1ヶ月置くことになった。触らないのが得策、という判断だ。ここで油断して硬いもの噛み切ったりしたらダメなんだろうなぁ。朝食のトーストが噛み切れなくなってもう3ヶ月だよ。きっと当分ダメなんだろうな。
☆
正塚先生は、さららんやほっくんに「さりげない演技」を求めるんじゃないっすかねー?いや「カナリア」系のなりきりを求めるかしら?確かに楽しみだ!
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