檀ちゃんミュージックサロンが発表された時、緑野師匠やkineさんたちに鼻息荒く「行きましょう!」と誘いをかけ、チケットの手配までつけてしまった。
私は観たかった。檀ちゃんの歴史を。まみさんと組み、わたるくんと組んだトップ娘役時代を振り返りたかった。それはケロちゃんの歴史とも重なるから。私の宝塚ファンの歴史と同じだから。
が、ぜーんぜん期待とは違っていた。そうだよね、ケロちゃんのDSはサヨナラショー代わりだったんだ。檀ちゃんはこれからちゃんと大劇と東宝でサヨナラショーがあるんだもの、ここでわざわざやらなくてもいい。もっと大勢の人に観てもらうべきだ。
そこで私が観たのは、檀ちゃんの「自分はこうありたい」というそのままの姿だった。“誰々の相手役”とか“○組トップ娘役”という外向けにいつもふんわりとまとっているベールを、ばさっと脱ぎ捨てた姿だった。
オトコマエの檀ちゃん。薄々はこういう人だろう、と察しはついていたが、その通り、「これが檀れいよ!」というストレートなメッセージを受け取ったように思う。
受け取ったよ檀ちゃん。美しい、という以外のもっともっとくっきりした形で、檀れいを認識することができた。退団前に教えてもらえた。
タカラジェンヌは実際は、男役より娘役の方が性格的には丈夫っつーか、男らしいっつーか、ぶっちゃけキツイということを聞いたことがある。そりゃそうだろう、タカラジェンヌとしてスポットを浴びられる席は娘役の方が少ない。その少ない席をめぐって背の高さが一般人並みであるということで娘役になった、技術に秀でた女の子たちが争うのだもの。気が強くないとやっていけないはずだ。
「結婚したら旦那様のネクタイを結んであげる@おかっちMCでのコメント」などの夢を見ているのは、男役の方なんだろうなぁ。
檀ちゃんは和服で美空ひばりを歌い踊り、チャイナドレスで花束を受け取り、ソフト帽に黒パンツスーツでキザっていた。
その隣にオトコなぞ不要だった。
センターで一人で立てる人だったんだ。それはもちろん、月、星、とトップ娘役を経てきて身につけた実績、パワーと貫禄だろうけど、並みのオトコなど要らないわ、と思えた。
そして、この人の2番目のダンナはわたるくん並みじゃないとダメだったんだ。ここまで研10前後の男役を圧倒するパワーを芯から身につけちゃったら、もう退団の時期なんだ。そう思った。いくら可憐なフリをしても本人がしんどいだろう。もうそんなことをする時期じゃないんだ。
外へ出て行く時期なんだ。もうそろそろ行かなきゃいけないんだ。
正直、私は檀ちゃんはわたるくんと同時卒業、添い遂げて欲しいと思っていた。でもMSを観て、檀ちゃんの決断は正しかったと、心から思えた。
会場の後方に作られたお立ち台に登り、黒の上着を脱ぐとキラキラ光る銀のビスチェ姿に。美しく潔い檀ちゃん。
でも、最後に、そこは自分の役割をよくわかってこの年月を経てきた檀ちゃんは、白いドレス姿になった。トップ娘役の必須条件、白いドレスを着こなして最後の歌を歌ってくれた。
涙はなし!私はこれからも顔を上げて生きていきます、そう感じられた。頑張ってね、あなたなら大丈夫だと、そう思った。次回星組観るのは私にとっては非常に辛いことだけど、観にいくからね。
☆
あさこちゃんもゆうひちゃんも来てなくて残念。「かしげちゃんが客席に来てくれて・・」と檀ちゃんがMCで言ってびっくり。「来てました?」と師匠たちに聞くと「目の前にいた」とのこと、マジで全然気がつきませんでした。
ほら、私薄い人、スルーしちゃうから。あははは。・・・って、ケロちゃんもオフはひじょーひじょーに薄いですから。かしげちゃんはそれでもオフはシャープで瞳が美しい美人さんですが、ケロちゃんはそれよりずっと薄いっす・・・これから街中で会ってもわからないかもしれない(涙)。・・・・私に期待しないでください。目の前のかしげがわからない人間に、街中のケロがわかるわけない、と自分でも思います。
あ、結局檀ちゃんMSにはケロちゃん来て無かったようです。
しぃちゃんはわかりましたよ!サトリちゃんと先に琥珀のロビーに行ったのですが、目の前でしぃちゃんが笑ってました。すぐ目に入る顔ですね。
私は観たかった。檀ちゃんの歴史を。まみさんと組み、わたるくんと組んだトップ娘役時代を振り返りたかった。それはケロちゃんの歴史とも重なるから。私の宝塚ファンの歴史と同じだから。
が、ぜーんぜん期待とは違っていた。そうだよね、ケロちゃんのDSはサヨナラショー代わりだったんだ。檀ちゃんはこれからちゃんと大劇と東宝でサヨナラショーがあるんだもの、ここでわざわざやらなくてもいい。もっと大勢の人に観てもらうべきだ。
そこで私が観たのは、檀ちゃんの「自分はこうありたい」というそのままの姿だった。“誰々の相手役”とか“○組トップ娘役”という外向けにいつもふんわりとまとっているベールを、ばさっと脱ぎ捨てた姿だった。
オトコマエの檀ちゃん。薄々はこういう人だろう、と察しはついていたが、その通り、「これが檀れいよ!」というストレートなメッセージを受け取ったように思う。
受け取ったよ檀ちゃん。美しい、という以外のもっともっとくっきりした形で、檀れいを認識することができた。退団前に教えてもらえた。
タカラジェンヌは実際は、男役より娘役の方が性格的には丈夫っつーか、男らしいっつーか、ぶっちゃけキツイということを聞いたことがある。そりゃそうだろう、タカラジェンヌとしてスポットを浴びられる席は娘役の方が少ない。その少ない席をめぐって背の高さが一般人並みであるということで娘役になった、技術に秀でた女の子たちが争うのだもの。気が強くないとやっていけないはずだ。
「結婚したら旦那様のネクタイを結んであげる@おかっちMCでのコメント」などの夢を見ているのは、男役の方なんだろうなぁ。
檀ちゃんは和服で美空ひばりを歌い踊り、チャイナドレスで花束を受け取り、ソフト帽に黒パンツスーツでキザっていた。
その隣にオトコなぞ不要だった。
センターで一人で立てる人だったんだ。それはもちろん、月、星、とトップ娘役を経てきて身につけた実績、パワーと貫禄だろうけど、並みのオトコなど要らないわ、と思えた。
そして、この人の2番目のダンナはわたるくん並みじゃないとダメだったんだ。ここまで研10前後の男役を圧倒するパワーを芯から身につけちゃったら、もう退団の時期なんだ。そう思った。いくら可憐なフリをしても本人がしんどいだろう。もうそんなことをする時期じゃないんだ。
外へ出て行く時期なんだ。もうそろそろ行かなきゃいけないんだ。
正直、私は檀ちゃんはわたるくんと同時卒業、添い遂げて欲しいと思っていた。でもMSを観て、檀ちゃんの決断は正しかったと、心から思えた。
会場の後方に作られたお立ち台に登り、黒の上着を脱ぐとキラキラ光る銀のビスチェ姿に。美しく潔い檀ちゃん。
でも、最後に、そこは自分の役割をよくわかってこの年月を経てきた檀ちゃんは、白いドレス姿になった。トップ娘役の必須条件、白いドレスを着こなして最後の歌を歌ってくれた。
涙はなし!私はこれからも顔を上げて生きていきます、そう感じられた。頑張ってね、あなたなら大丈夫だと、そう思った。次回星組観るのは私にとっては非常に辛いことだけど、観にいくからね。
☆
あさこちゃんもゆうひちゃんも来てなくて残念。「かしげちゃんが客席に来てくれて・・」と檀ちゃんがMCで言ってびっくり。「来てました?」と師匠たちに聞くと「目の前にいた」とのこと、マジで全然気がつきませんでした。
ほら、私薄い人、スルーしちゃうから。あははは。・・・って、ケロちゃんもオフはひじょーひじょーに薄いですから。かしげちゃんはそれでもオフはシャープで瞳が美しい美人さんですが、ケロちゃんはそれよりずっと薄いっす・・・これから街中で会ってもわからないかもしれない(涙)。・・・・私に期待しないでください。目の前のかしげがわからない人間に、街中のケロがわかるわけない、と自分でも思います。
あ、結局檀ちゃんMSにはケロちゃん来て無かったようです。
しぃちゃんはわかりましたよ!サトリちゃんと先に琥珀のロビーに行ったのですが、目の前でしぃちゃんが笑ってました。すぐ目に入る顔ですね。
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