決意の日

2005年8月1日 宝塚
1年前の今日が、博多座星組公演の初日だった。

あの人が退団を決意した日。

私たちはそれを知らず、初日を迎えた日。役柄とか出番とか立ち位置とかを、いつものようにハラハラしながら気にしていたはず。

あの人はどんな思いでこの日を迎えたんだろうなぁ。でも実はこの日よりも決意する数日前の葛藤の方がしんどかっただろうなぁ。

私は博多座は1公演しか観ていない。仕事も忙しかったし、息子を預けて出かけるにはそれが限界だった。スカステで間もなく放送されるんだなぁ。

私たちは退団の決意を知らずに舞台を観ていたけど、あの人はその私たちを舞台の上から観ていたのだ。入り出にやってくるファンの姿も見ていたのだ。複雑だっただろうなぁ。

もし1年前の今日、いや昨日に戻って、あの人に直接話ができるとしたら、私は何を言うだろう?このところ、そんなことを考えていたけれど、よく、わからない。

ただわかるのは、今でも私は寂しくてたまらない、ということだけ。

    ☆

でもでもっ!オギー博多座の初日、師匠、いいなぁ!!!私も行きたい!!オギーの新作!?だもん!!

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