猫用語

2004年8月9日
朝になったら猫たちはすっかり乾いてふわふわに。触るとふかふかだし、毛皮に顔を埋めるといい匂いがするし。なんだか毛もこころなしかひんやりしている。

本猫たちも気持ちいいはずなんだけどなぁ。

会社に行く途中、書店の前を通りかかったら、何やら平積みになっている雑誌に猫の顔が。

そうか、毎年のお盆の風物詩「CREA」の猫特集だ。

数年前、最初にこの特集を目にした時は新鮮な衝撃だったなぁ。ちょっと賢い装いが売りのCREAが猫特集だもん。すぐさま買ったなぁ。この特集がよく売れたのか、それから毎年CREAは猫特集やるようになった。

その後、犬特集もやるようになった。

最初の2〜3年は買っていたけど、やめた。だって毎年あんまり変わり映えしないし、猫特集以外のページもあるもの。

今年も買うつもりはなかったけど、つい表紙の猫がかわいくてふらふらと書店で立ち読み。他にも意外な人の愛猫とか紹介されてたりしないかなーと思って手に取った。
でもこれといった記事はみつけられず、さっさと会社へ向かう。

行く途中、後輩の女の子に会う。「さっき猫特集立ち読みしてらしたでしょ?」・・・しっかり見られていました(笑)。私が猫好きだというのは会社ではつとに有名です。

まぁ、でもCREAですからね。これが猫専門雑誌を立ち読みしていたら、ちと恥ずかしい。

猫専門雑誌の草分け月刊誌「猫の手帖」略して“猫手”は猫キチが一度は手にする雑誌だと思う。私も猫を飼い出した時は何ヶ月か続けて買っていた。

そりゃあすごい雑誌です。

もちろん、表紙から裏表紙まで全て猫。広告も猫。それ以外のものはない。だから猫のために雑誌を買うならコストパフォーマンスが良い。
猫を飼っている有名人のインタビュー記事から、猫を飼育するためのコツやらポイント、猫の泣かせる話、猫マンガ、猫グッズの通販、猫あげますもらいますの伝言板、もーなんでもあり。

ある月の号を買ったらお腹いっぱい、満足感いっぱい。すごいのは、これが毎月毎月、毎年毎年続けているということだ。手抜きなし!力抜きなし!

ぜひ一度読んで見て欲しい。猫雑誌は他にも「Cats」とかいろいろあるけど、やっぱり元祖「猫の手帖」がいちばんです。

それら猫雑誌を読んでいたら、気付くことがあるはず。

猫飼いの世界には独特の言い回しがあることに。ま、そんなにすごい言葉ではないですが、こういう言い方を嫌がる人は嫌だろうな。

例えば。
猫のエサは「猫のご飯」。
猫を飼うは「猫と一緒に暮らす」。
猫にエサをやるは「猫にご飯をあげる」。

猫好きとしては、やはり前者の言い方には抵抗がある。口には出せないものなのだ。

猫洗いの日

2004年8月8日
今、私の横では一心不乱に身体をなめる猫の姿が。

今日は年に一度の猫洗いの日だった。恨みがましそうな目で見ないでちょうだい。すっきりさっぱりしたでしょうに。

我が家の猫は2匹。オスとメス。一緒に生まれた兄妹。大きさも性格も模様も違うが、顔はやはり似ているようだ。

そのヘンの雑種の日本猫だから短毛種。だから本当はシャンプーの必要はない。

猫を知らない人には意外かもしれないが、猫は何もニオイがしない。だって狩猟動物だから、自分のニオイをぷんぷんさせてたら、獲物に逃げられてしまう。
特にうちの子たちは去勢済みだから、マーキング(おしっこひっかけることね)もしないから、全くニオイがない。

外にも一歩も出ないし、食事はカリカリ(ドライフード)中心だから口周りも汚れない。

ノミがいたら、ノミ退治の役目もあるだろうけど、外に行かないからノミはいない(はず)。

シャンプーの時には、そりゃもちろん大暴れ。鳴くはわめくは暴れるわ、これから三味線になりますって位、断末魔の叫びを上げる。

だからまず息子を寝かしつけて、熟睡していることを確認の後、猫を風呂場へ連れ込み、ドアをきっちりしめてやらねばならない。ご近所にも迷惑だし。
ひっかかれることもあるし、暴れた猫を押さえつけたりするうちにこちらもびしょぬれになったりもする。

それでもやる。

だって、明日になれば毛も乾いて、そりゃあふわっふわの極上毛皮の猫になるんだもの!ふんわりとシャンプーのニオイがして、まるでぬいぐるみのよう。

これだけの楽しみのために、猫を洗うのだ。ひたすら飼い主の趣味のためとしかいいようがない。

あとひとつは、ニオイがないといいつつ、猫は歳を取るとやはりニオイが出てくる。グルーミングがヘタになるかららしい。そうなったとき、全くシャンプーの経験がなかったら、洗うこともままならなくなる。
だから、いつか来る日のために、少しずつ慣しているのだ。

決して!飼い主の趣味のためだけにやっているのではない!・・・だろう。

私はヘタレ

2004年8月7日 スポーツ
サッカーアジア杯の決勝戦があった。

日本が3対1で中国に勝った。良かった良かった。ま、W杯の予選じゃないし、負けたところで中国人を喜ばすことと、コンフェデレーションズカップへの出場権を失うくらいだから、ま、どってことなかったですが。

まるで試合を観ていたように言いますが、実は、私、見てません。

怖いんだもん!

親善試合程度なら見ます。でも肝心な試合になるとテレビの前から逃げ出します。
W杯予選、5輪予選、W杯予選リーグ。決勝トーナメントになると負けてもともとと思っているのか、見られるようになる。

家族が見ていて逃げられない時は、布団にもぐったり、外へ出て行ってしまったりする。でもなかなか逃げ切れるもんじゃなくて、布団にもぐってもマンションの他の家から歓声が聞こえたり、車で走っていても隣に停車した車の中でガッツポーズしたりしているヒトがいたりする。

かれこれ10年近く前になるドーハの悲劇の時なんて、もう大丈夫、勝てるって思った途端に負けちゃってさぁ。翌日会社に真っ青な顔して行ってたらしく、得意先担当者に「どうしたんですか?」と聞かれてしまった。「日本が負けました」と言って怪訝な顔されたなぁ。

昨日はちょうど息子を寝かせつける時間帯だったこともあって、テレビはオフ。しかしこんな日に限って、息子は布団に置くなり爆睡。
そうなるとやっぱり気になる〜!でもテレビは見てられない。ってんで、今は便利なものがあって、ネットでリアルタイムで速報しているサイトにアクセス。自分が気になる時間帯になるとリロードして結果を確かめていた。

すると、あれ?何か勝ってるじゃん?で、試合終了と同時にテレビをつけた。

なかなかよい試合だったらしい。見とけばよかった!?

でも多分、私が見られないのはテレビだから、ってのもあると思う。サッカーはテレビで見るより、競技場で見た方が10倍は楽しい。テレビの画面にうつらないところで、どれだけ面白いことがあるか、本当のことは何なのか、テレビでしかサッカーを見たことがない人に教えてあげたいと思う。

だから、そういう肝心な試合も、生だったら見られるんだと思う。事実、横浜フリューゲルスがなくなるっていう天皇杯のトーナメント、準々決勝と準決勝、関西でやっていたのでしっかり見に行った。負けるとそこでチームが消滅するという後ろになにもない“肝心な”試合だったにもかかわらず。

宝塚も生で見る方がいい。もちろんビデオも面白いんだけど。特に初日、ご贔屓さんの扱いを確認するには生に限る!腹も座る!ということで、博多座、早く行きたい・・・。
宝塚ファンには、年に2度ほど、大騒ぎする日がある。

ラインナップ発表。

その次の半年(場合によっては1年)、どんな演目をやるかが歌劇団から発表になるのだ。
その発表を見て、演目に想像をふくらませ、誰がいつ辞めるか、などと想像する。

宝塚ファンの醍醐味のひとつ、でしょうな。

・・・でも今の私はご贔屓さんの扱いにしか興味はない。育児してたら、宝塚にかけるエネルギーを減らさざるをえない。まんべんなく浅く広げる方向もあったろうが、私は一点において深く追求していく方を選んでしまった。

出産するまでは全組しっかり見倒していたから、他の組に興味がないとかわからないというわけではないのだけど、気になるのはご贔屓さんのことなのだ。

で、その来年上半期の発表が、本日ありました。いつも9月とかだったと思うんだけどなー。えらく早い気がする。

びっくりしたのが、星組にイシちゃんが出ること。これで、わたるくんが再来年まで退団しないことが判明。つまり、来年は星組は大劇場公演が1回しかない、そこへイシちゃんが出るということは退団公演ではないと(・・・あんな時代芝居で退団されても、ファンは成仏できんだろうが)いうこと。

檀ちゃんも来年のスターカレンダーに載るから、これまた今年中の退団はない。ならどうせなら、わたるくんと添い遂げだと思うし。

私のご贔屓さんは、わたるくんかとうこちゃん(ただしトップになってから)と辞めるだろうというのが仲間うちの共通見解。できればご本人さんは大好きなとうこちゃんのトップを支え、一緒に退団したいだろうなと思う。

でもわたるくんが再来年までいるってーことは、とうこちゃんがその後星組でトップになるかどうか、わからないってこと。とうこちゃん、実年齢もいってるしね。

いったいご贔屓さん、いつ辞めるんだろう。

私はわたるくんも好きなんで、任期が延びたのは正直嬉しいんだけど、とうこちゃんは待ってられないだろうなぁ。

そのとうこちゃんはおそらく、秋のDC&青年館で主演。DCは通常トップが主演をはる劇場だから、それをとうこちゃんがやるってのはかなりいい感じ。

でもうちのご贔屓さんは、去年の暮れのバウ&青年館でとうこちゃんとがっちり組んだので、今回DCに2番手で出ることはなかろう。おそらく、大売り出し中のまとぶん。

となると、裏の全国ツアーだな。中日に「王家」を持ってきてるから、全ツは「長安」かな。全ツの2番手やらせてもらえるといいな・・・ご贔屓さんは全ツ要員かい!?

もひとつ驚いたのが、年明けの中日に「王家」を持ってきたこと。いいのかなぁ。私は東宝でも「王家」見たけど、劇場にスケール感がないので、なんか狭苦しく感じてしまった。中日はそれよりもっと狭いから、「王家」の世界を表現しきれないんじゃないかと危惧している。

でも、「王家」なら正直嬉しい。ただしウバルドをやれるなら。

星組の3番手はまとぶんだから、あの役のない「王家」ならば、ウバルド役をまとぶんに振らざるを得ないだろう。

やらせてよー、ご贔屓さんによー、まとぶんはいずれトップになるんだから、いくらでもいい役当たるだろうよー。ウバ様までもっていかなくてもいいじゃんよー。
でも、劇団が合う役かどうかよりも売り出し優先配役なのは、ガイズでタニをネイサンに当てたことからもはっきりしてる(ありゃーひどかった。ネイサンはおっさんが持ち味の人がやらないと芝居として成立しないのにさ。新公でほっくん@持ち味はおっさんがやって、どれだけぴったりだったか)。

しくしく。私は大劇場作品の中では、ウバルド役が一番いいと思っている。好きな役か?といわれると実はあんまりそうではないのだけど、「物語を動かす力をもった、なくてはならない役」なので、いいと思っているのだ。

ご贔屓さんは、中日に出るとしてもまとぶんがやっていた役と逆転されるか、アイーダパパかファラオってこともあり得る。げー。

さらに別の方向性としては、中日の裏側でやる中堅(だそうだ。私からみれば充分若手だが)&若手のバウ公演に、助演として出されるかもしれない危険性は0ではないと思う。・・・恐ろしい。すずみんの脇役!?

それにしてもバウ、えらく公演期間が長いんですけど。

主演者は去年だったかのバウワークショップとほとんど同じ。あの公演がどれだけチケット余りまくったか、劇団は忘れたのだろうか?そりゃ演目は全然違うし、東上もしないから売れるかもしれないけどさー、いいやきっと売れない。だって、何でも観る主義の私ですら、10種類も観る気になれないんだもん!

チケットの心配はしなくてよさそうだ。売れそうなのはキム@公演期間短い、とか蘭とむ@花組でそれなりの人気、とかかな?あと演出家でいい人もいたなぁ。

星組は太田先生だよ。またわけわからん作品だろうなぁ。ところでバウ連投していた齋藤先生はどうしたんだろう?大劇の演出にも入ってないよ?

今年はご贔屓さんは辛抱の年だったと思う(既に過去形)。来年もまた辛抱の年なのだろうか!?

来年の11月12月はまだ星組、スケジュール開いてるから、何かあろうだろうけどさ。何か、ご贔屓さん的に美味しいことがないと、ファンやっててほんと辛いわよ〜。

まだ今年の11月もきてないのに、来年の11月の心配をしている、これが宝塚ファンですわな。
仕事が定時+αで終わったので、すこーしだけ書店に寄って帰る。書店、大好き。

私は文字を読むのがものすごーく早いし、活字中毒。この日記を紹介してくれた友人(?)の日記も過去ン年分、全部読んだ。そんなに時間はかからなかった。

ここじゃないけど、他の知人の日記も全部読んだよ、と言ったら仰天された。確かにものすごい量があったから。でも読みごたえのある日記とかに出会えると嬉しくてしょうがない。そのヒトの日記を紹介したいけどなー。

通勤に片道1時間かかるので、その間は至福の読書の時間。普段家にいると本は読めないし、最近はパソコンに向かうだけで息子が脚にすがりついて大騒ぎする。

ああ、常に何か読んでいたい。

でも最近は本を買わないようにしている。

その理由は、本の収納場所。かなり大きな本棚持ちで、その本棚に4列に重ねて突っ込んであるけど、もう入らない!要らない本を売ってしまえばいいんだけど、仕分ける時間がない。

阪神大震災の時、本棚の下で寝ていてその下敷きになったりしたから、本棚を別に買おうとかいう気持ちにはならない。本棚は立派な凶器です。家の中では誰もいない部屋に置いておくべきです。

もうひとつがコストパフォーマンスの悪さ。あっちゅーまに読んでしまうから、なんだか元が取れたような取れてないような気になる。

もちろん、本に対する執筆者の執筆にかける時間やエネルギーを考えると、一冊の本が1万円だとしても「安い」と思う。その価値は認めている。だから欲しい本には躊躇しない。

図書館で借りるという手もあるんだけど、最寄りの図書館はベビーカー禁止。抱っこ紐で子供を抱えて本を選ぶことになるのだが、最近は大人しくしてないし、重い。じっくり選ぶことが叶わない。
日曜日は閉館してるから、土曜日に返却に行かねばならず、何度か期限を過ぎたこともある。
だって土曜日、息子病院に連れていったり、宝塚いかないといけないんだから、図書館ばっかり行ってられない。

で、今日のように、発作的にさっさと買うことになってしまう。止まらないのよー。

そして、家に帰ってくると、本であふれた本棚が目に入り、げんなりする。

せっかく買ったハードカバーも、多分明日で読み終えてしまうでしょう。2000円したのにな。

そしてまた本棚のどっか隙間をみつけて押し込むことになる。

自分の活字への欲求を素直に満たしていたら、狭い我が家は本に占拠されてしまうだろう。ほとほと困っている。

活字中毒の他の方々はどうやって自分の欲求を満たし、折り合いをつけているのだろう。何かいい方法はないものだろうか。


さて、今日も、ご贔屓さん博多座情報。

ショーは、なかなか恰好いいお姿が観られるらしい。それもバリエーション豊かに。ただ、作者がオギーなので、1回観ただけではさっぱり理解できないらしい。
ご贔屓さんも見せ場となる場面はもらえてないそうな。
昨日、あれだけ「子連れ観劇は大変だー」と書き募ったが、それでも宝塚大劇場は劇場の目の前にチャイルドルームがあって、観劇するヒトの気持ちをよくわかってくれるスタッフさんがいる。ありがたいことだと思う。趣味が宝塚で良かったと思う。

(一昨日も、遅れて子供を預けにいった私に、スタッフさんが2人がかりで少しでも早く劇場に行かせてあげようと駆け寄ってくれた。一人が子供をベビーカーから降ろして連れていき、もう一人がさささと用紙に記入してくれた。チャイルドルーム自体は、夜にある新人公演でもやっているし、多分、舞踊会とかイベント類でも預かってくれる)

競馬が趣味だったら、登山が趣味だったら、フットサルが趣味だったら、お琴が趣味だったら・・・なんでもいいけど、いろいろまた別の苦労があったろうな。

今日、昼間、突然、公式(宝塚の公式HPの略です)で2005年のカレンダーメンバーが発表になった。

ぎょえー。

毎年発表、こんなに早かったっけ?

宝塚のカレンダーは、それに載ることがひとつのスターの条件。カレンダーは4種あるけど、それにもランクがある。

卓上→ステージ→パーソナル→スターである。

私のご贔屓さんは、卓上とステージに載っている。一昨年からかな?卓上はもうちょっと前から。パーソナルが出ることは多分ないだろうと思う。

でもでもっ!このところの扱いの急激な低下で、来年の卓上とステージから外されるんじゃないかとやきもきしていたのだ。

突然の発表に慌てて情報収集。・・・載ってた・・・はぁ。よかった。

来年も買わなくちゃ。買えることが嬉しいよ。

ついこの間まで、双子のように扱われていたゆうひくんはパーソナルが出る。よかったね。人気あるもんね。ちょっと見てみたいかな?

いつもなら、メンバーと掲載月が一緒に発表されるんだけど、それがなかったのが不思議。とりあえず、檀ちゃんとわたるくんも来年のカレンダーに載るってことで、年内の退団はないってことですね。

さて、博多座ご贔屓さん情報。

お芝居の出番は2.5倍だけど、立ってるだけってシーンが多いそうだ。たはははは。

あ、私はサッカーも大好き。さっきまでアジア杯の日本の試合、見てました。勝てて良かったとは思うけどー、あのブーイングの嵐の中で中国とやるのは嫌だなー。
繰り返しになりますが、子連れで観劇するってのはすごーく大変です。

前日から持って行く荷物を用意する。

着替え、おむつ、お尻拭き、タオル、お弁当、よだれかけ、食事用エプロン、スプーン&フォーク、飲み物。これらをひとまとめにする。

お弁当は11時公演の時だけだけ。レトルトのお弁当があるからそれを使うけど、それじゃちょっと足りないし、見栄も手伝って手作りお弁当とデザートなんかをプラスする。
(自分の昼食はおにぎりを買っておいて、幕間に食べる!)

飲み物も、ベビー用麦茶のパックと、途中で飲むペットボトルのお茶(ペットボトル用ストロー)も要るし。

ぜいぜい。

金曜日に仕事をして帰って、夜これだけ用意するのは結構疲れる。だから最近のお気に入りは日曜日の11時公演。

物理的にもしんどいが、精神的にもしんどい。

行けるかどうかは当日の朝までわからない。だって突然熱、出すんんだもん。かといってチケットなしでは行けないから、事前に入手しておく必要がある。
行けなくなるかもしれないので、友人に事前にチケットを預けたりする。

ぜいぜいはあはあ。

さらに帰宅後、車の中でたっぷり寝て、もう帰ってからは昼寝してくれない子供をなだめつつ、晩ご飯の支度もせねばならん。そのためにはやはり前日からメニューを考え、買い出しし、下ごしらえも必要。

ぜいぜいはあはあへとへと。

ここまでして!ここまでして!観に行ったのに、がっくり、なんてのは本当に辛い。ここまでしたのだから!行って良かったと思える公演であって欲しい。

普段、仕事と育児と家事(+ご贔屓の扱い)でくたびれてんだからさー、宝塚観てる間位は夢を観ていたいわけよ。

だから、私は現実感のない公演、生徒さんが好き。だから宙組、たかちゃん花ちゃん、大好き。檀ちゃんの美しさ大好き。檀ちゃんとの並びもよいわたるくんも好き。

だから、ご贔屓さん好きなの。あのヒトもどっか現実感がないのよね。現実感がないというか、マンガ的というか。好きな理由はもっとあるけど。

だーかーらー、現実を彷佛とさせるキムシンは嫌いなのよっ!前のご贔屓さんのサヨナラ公演を滅茶苦茶にしてくれたから許すまじ!なの!
「スサノオ」は観ていて胃がキリキリ痛んだわ。あの時は子供は預かってもらってたから、まだ怒りが少なめだったけど、あれで連れて行ってたら怒り爆発していたかも。

で、今回の星バウ「花のいそぎ」。

いいんじゃないですか?何より美しかったもの。フィナーレがまるでショーみたい。観ていて浮き世を忘れました。

ストレスになるような(バウ作品にはありがち)脚本とか出演者もなかったです。主演のまとぶんもヒロインのことことも歌、上手いしね。

メンバー的にもバランスが取れていて、誰かが浮いたりすることもなかったです。
・・・「巌流」の時は、とうこちゃんもご贔屓さまも他のメンバーから思いっきり浮いてたもんなぁ。「王家」直後だったからしょうがないか。他の生徒たちと場数も違うし。齋藤先生、壊れてたし。

だから、今回は、行って良かったです。30分遅れて行っても、ホイールキャップなくしても、行った甲斐がありました。

辛口をひとつ、付け加えるなら、無難すぎてこれから先の印象には残らないかもしれない。どーしよーもなく壊れてたまとぶんの初主演作「ヴィンターガルテン」の方が“ああ、あのひどい作品ね。主演は恰好よかったけど”と言われる作品の方が、ヒトの思い出には残るのかもしれんなぁと思ったりはします。

ご贔屓さま、博多座情報。

初日観に行った友人からの連絡によりますと、芝居での出番は、前作品の2.5倍だそうです!

・・・・・・ひどすぎた前を基準にしてもなぁ(苦笑)。

車、受難の日

2004年8月1日 日常
宝塚へ行く時は車。電車で行くよりちょっと早いかな?高速道路代が往復1000円、駐車場代が1日1000円、余計にかかったとしても!車で行く。

なぜなら子連れだから。

あのちびすけを連れて電車に乗って行くなんて、私には考えられない。子供は子供だけでは動けない。荷物一式いるんだよ〜。

今朝もさて、出かけようか、早めに行って地下駐車場に入りたいな、だってこの炎天下、午前公演観て帰る頃には車内は灼熱地獄になっているに違いない。なら、少し早めに出かけて地下をゲットする!・・・と意気揚々と子供を抱えて車のドアを開けようとしたら・・・開かない。

運転席のドアを開ければ、全てのドアロックが解除されるはずなのに、開かない。

バッテリー上がりだよ。よく見ると、後部座席のドアが半ドア。これが原因だろう。

はああああああああ。

星バウ、観られないのか!?花バウに引き続き。車は駐車場に放置し、電車で行くという選択肢もあるが、私は絶対それを選択しない。電車で行く位なら行かないわい。

バッテリーを上げたのはこれが初めてではない。原因が私かどうかは別として、これで4回目かな?
だから、おおまかな時間は読める。エンジンをかけ、バッテリーを交換する。バッテリーは近くのオートバックスに行くとして、開店時間は10時だから、それまでにエンジンをかけなければならない。
契約しているロードサービスを手配すると、大体1時間はかかる。バッテリーケーブルは持ち合わせているから、動いている車をつかまえて、接続させてもらう方が早い。

次に駐車場から車を出そうとやってきた熟年ご夫婦に頼み込み、バッテリー同士をつながせてもらって、エンジンはかかった。

思いのほか、ここまでは順調。ところが早過ぎて、まだオートバックスが開いていない!

エンジンを止めるわけにはいかないので、だらだら走ってぐるぐる走って、10時ちょい過ぎに無理矢理オートバックスのピットにねじ込む。

チケットは一緒に行く友人に持っててもらっていたので、大体30分遅れで行くと伝えて、カウンター預けにしてもらう。ああ、よかった。預かってもらってて。これで“行けない”なんて場合には、サバいてもらえるもの。花バウの時には自分で持っててエライ目にあった。持つべきものは宝塚友達。

子供を連れて店内をうろついている間に、なんとか作業終了。ここですでに10時50分。・・・11時開演にはとうてい間に合わない。

でも観られるだけでも有り難い。そう思い、一路ムラ(=宝塚)へ。

駐車場は地下は入れなかったが、西は全然OK。大劇場、月組だからなぁ。これが宙組だったらかなり厳しい。国道を越えた向こうの個人経営の駐車場か、ソリオの駐車場に入れなければならなくなる。劇場までの道のりが遠くなる。
花組もちょっとヤバい。星は大作だったらヤバいが普通なら大丈夫。雪と月は心配する必要もない。

そうそう、ファミリーランドが無くなったのも大きいかな。夏休みのこの時期、ファミリーランドのプール目当ての家族連れの車に巻き込まれて、停められなかったことも何回かあった。考えるだけで恐ろしい。

ところが、今日はこれで災難は終わらなかった。

星バウ観劇後、ほっとして、帰路に着き、駐車場に車を入れようとして気がついた。タイヤのホイールキャップがひとつ、ないことに!

ああ、あそこだよ!ムラに行く途中、歩道の側面に車、こすりつけちゃってたよ!慌ててないつもりでも慌ててたんだろうなぁ。

普段ならあそこで一旦車を停め、こすった部分を見るんだけど、もう間もなくムラってことで、停めて確認せずに行ってしまった。きっとあそこに落ちている。

子供がいなければ、往復2時間程度だし、探しに行ったと思う。運転、好きだもん。でも子供をこれ以上、チャイルドシートに押し込んで運転するのは酷というもの。また発熱でもされたら一騒動だ。ホイールキャップ位なくたって誰も死にはしない。誰かをはねたわけでもないから、落ち込む必要も無い。何万円もするほど高価なものでもなかろう。

家に戻り、ホイールキャップの入手方法をネットと電話で確認する。純正なので、メーカーの販売店に行けば買えるらしい。電話で最寄りのネッツ(トヨタ車なの)に問い合わせ。5000円〜10000円と聞いてほっとする。
(ついでにオートバックスの宝塚に近い店を検索する。なんだ、あの道筋沿いにあるじゃないか。171沿いにもでかいのがある。今度上がったら、あそこまで走っていった方が時間のロスがないか・・・またやる気か!?)

ついでに、このバッテリーの上がりやすい車、原因聞いてみたいし、半ドアになった原因のドアのパッキン?がはがれかけてるとこ、直してもらおうっと。

その位なら子供も我慢してもらえるだろう、とおやつを食べさせ腹ごしらえし、ネッツへ。

ホイールキャップは6000円だそうで、早速注文。明日には入荷するとか。バッテリー上がりの原因はやはり半ドアで、2週間も乗らなかったら、警告灯がついてるだけでやっぱり上がるそうだ。

ドアのパッキンはきゅうきゅうとオートバックスのお兄ちゃんが押し込んでくれてたけど、それでいいそうな。

さらに、バッテリーの交換はネッツでもやってくれるそうで、こちらなら9時半から開いてた!他の客もいないだろうからすぐやってくれたろう。こちらにくれば、開演に間に合ったのにぃ〜。

はー、長い一日だった。星バウの感想はまた明日。

それよりも、博多座に行ってる友人から速報。

案の定、ご贔屓さま、「芝居もショーもおいしい役所ではありません」と。

・・・芝居がダメでもせめてショーだけでも!と思った希望は打ち砕かれました。

引っ込み思案?

2004年7月31日 育児
私が休みの日の行動パターン。

一週間の疲れがたまっている。

眠い。

息子を寝室に連れ込んでベッドでごろごろ。

息子、母が横で寝ていると、つられて眠る。

長い昼寝となる。

夜寝ない。寝かせつけるのに大苦労。

ひどい時には、4時間も5時間も昼寝してしまう。
普通保育園では2時間も寝れば御の字なのに。

というわけで、今日も午前中は寝ていたけど(やっぱり3時間寝てしまった)、午後は近くのファッションビルへお出かけ。

夏休みと言うことで子供向けのイベントが開かれていて、大きなバルーン玩具(ってんですか?)が来ていたりする。

3歳からってことで息子はまだまだ。イベント広場の一角に、レゴブロックを大量にばらまいてあって、好きに遊べる場所があったのでそこに息子を置いてみた。

きっと喜んで遊ぶわ。

・・・全然だめ。最初に座った場所から一歩も動かず、手の届く範囲にあるブロックをちょっと触って遊んでるだけ。そうこうしているうちに、お兄ちゃんおねえちゃんたちがやってきて、目の前のブロックをさらわれていかれていた。

とにかく母の側にいたいらしい。

その後、別のフロアの空き店舗跡にあるサークルっつーかなんつーかそういうものの中に入れてかくれんぼごっこ。他にも子供いるのにねぇ、母とさえいれば嬉しいらしい。

ま、きっと今だけよね。

にしても、同じ位の年格好の子供たちが、せっせと遊び回ってたのに、我が息子は全然だった。男の子だからかなー?

話変わってご贔屓さま。プログラムを入手したらしい友人から香盤表を送ってもらった。

・・・・・・なめとんか。

この出番は一体ナニゴト!?

せっかく博多座のチケット、そこそこよいお席、掲示板で譲ってもらえることになったのに。行ってがっかりするのかなー。しくしく。なんとかショーだけでも見応えのあるシーンに出してもらえんかしら。

ご贔屓さん

2004年7月28日 宝塚
宝塚では、自分の気に入りの人(=生徒さん)のことを「ご贔屓」と呼ぶ。ちょっと考えりゃ、変な日本語なんだけど、慣用句ですな。

で、私のご贔屓さん。最近、とみに扱いが悪い。

もともと悪い人なんだけど、「おりゃー、もうスターじゃないんかい!」ってな位、悪い。

このご贔屓の扱いの善し悪しをめぐって一喜一憂するのが宝塚ファンの醍醐味だそうだが、精神的にははなはだよろしくない。

新作の幕が開くまでどきどきし、開いたら開いたでぶつくさ言いを繰り返すことになる。今まで満足だったのって、何回あったかなぁ。

そして今は、その幕が開く前のどきどき状態。

少しずつ情報らしきものがわかってくるのだけど、どうもあんまりよろしくないらしい。もっと悲観的な状況も想像されるんだけど、それよりはマシかな?程度。

私はいつもこんな感じで、やや悲観的に思っておく質。じゃないと実際に観た時のダメージが大きい。

この精神的にしんどい状況は、彼女が退団するまで続くだろう。正直疲れた、と思うこともあるけど、どきどき出来るのは幸せなことなのかな。いつか来る彼女のいない宝塚を観る時、それを思い出すのだろう。

・・・ずっと退団しないで組長とかになられたらそれはそれでしんどいが。
当然、息子は寝ていた。

本日息子と触れあった時間はわずかに朝の1時間のみ。すまん、息子よ。

仕事で隣の隣の県まで行ってりゃ、帰れねーって。

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