ディナーショー・ポスター
2004年11月5日 宝塚汐美さんのディナーショーのポスターは、現在、宝塚ホテルに行けば手に入ります。「ソラレス」でランチかディナーを、「ビアケラー」でディナーをすれば、もらえます。「花舞う長安」ポスターがよい人はそちらを選ぶこともできます。
・・・まだまだ大丈夫、在庫あります。楽にムラ入りされる方、もらいに行けば間に合うでしょう。
DSのポスターを最初に目にしたのは、チケットカウンター。宝塚ホテルのHPで見たチラシのデザインとは全然違うものだった。最初はHPで見たので「これが最後のポスター?オギー、タイトルだけで私たちを泣かせたのに、デザインはこれ?」とちょっとがっかりしていた。緑野師匠は「オギーは平面デザインはダメな人です」と教えてくださった。
ぜひ欲しい!ポスターの方が恰好いい!
でもDSのポスターってキャトルでは売ってないよね?どうすれば手に入るのだろうか。友人と真面目にチケットカウンターに貼ってあるポスターをかっぱらって逃げる相談までしていた。
数日後、宝塚ホテルにDSのチケットを引き取りに行き、そこで皆で携帯やデジカメでポスターの写真を撮った。さすがに宝塚ホテルは、チケットカウンターのように四隅を押しピンで止めるというようなことはしてなくて、ポスター掲示用のケースに入れていた。これではかっぱらいようがない。
さらに数日後、ダメでもともとと、宝塚ホテルに電話してみた。電話は企画に回された。「汐美さんのDSのポスターが欲しいんですけど」「はい、何枚ですか?」え?何枚でももらえるの!?「何枚いただけるんですか?」「・・・一般の方ですか?」どうも関係者と思われたらしい。つーことは一般人で電話したの、私が初めて?
「ポスター配布の予定はありません」「館内に貼られている分、DS終了後廃棄されますよね?それでもいいんですけど」「こちらの部署では貼ったり剥がしたりしません」「じゃあ、誰に聞けばいいですか?」そこは客商売、うざい問い合わせでもむげにはできないらしい。しばらく背後の人と相談している雰囲気。「DS終演後、会場でクッキーと一緒に販売します」え?売るものなの?「何枚位あるんですか?」「100枚程度です」とりあえず、販売されるということが聞けたので、受話器を置いてしまった。
友人たちに話をすると「終演後奪い合いじゃないか」と悲嘆の声が上がった。私も終演後、ダッシュしなければ!と決意を固めていた。
友人たちの何人かは、「私も電話してみる」と言ってくれた。なんせ、一回目の電話で粘りに粘った私は、ほとぼりがさめるまで電話できないわーと思っていたし。
そして数日後、友人の一人が教えてくれた。レストランで食事をするともらえる方式に変わったらしい、と聞き出してくれた。電話してくれた友人たちにその情報も流す。やはり情報は行動してくれた人と共有したかったし。
その一人が緑野師匠。師匠もDSチケットを取りに行った時、根掘り葉掘り、ポスターはいつからどこで売るのか、と直接聞こうとしてくださった。でもその時は未定と言われていたそうだ。
ところが!同じ日の夜になって緑野師匠から緊急連絡が!なんと、宿泊されていたお友達が、エレベーターの中で「ナントカレストランで食事をした人に汐美DSポスタープレゼント」と貼ってあったと連絡をくださったというのだ!
詳細はわからないが、翌日、すぐ行こうか?という話になった。いやまて、いつからか確認してからの方がいい、と私は息子に風呂上がりのミルクを片手で飲ませつつ、宝ホに電話をかけた。まずは代表番号で問い合わせた。そういう企画はレストラン「ソラレス」で11月1日からあるものの、詳細はレストランしかわからないということで内線で回してもらう。しかし、レストランが出ない。「また明日お電話ください」と。
会社勤めをしたことがある人はおわかりだろうが、電話は社内よりも社外優先。宝ホのHPでソラレスの電話番号を調べ、直接電話。すぐ出てもらえた。だが、出てくれた人(おにーちゃん)では詳細不明ということで、翌日、詳しいことが分かる人に電話をもらうことにする。
狙いは、11月1日ではなく、すぐ翌日行くから先に譲ってもらえないか、ということだった。その前に汐美茶もあるし、月曜日まで待っていたらなくなるのではないか、できれば土日なら行きやすいし入手したい、と思っていた。
物事は交渉だ!友人の一人は東京から来る。月曜日までいられそうだったが、私が月曜日に行くのは難しいし。その次の週も楽で会社休むんだから、と宙バウ諦めたのに。
翌日、ちゃんと約束の9時過ぎには、お電話いただけた。だが、やはり11月1日からしかダメということで、それならばとランチを予約した。何度も「ポスターごと予約お願いします」と念押しした。11月1日、タニのためには休めなくても、ポスターのためには遅刻できるのか、私。
舞踊会観劇の後、実際どんな風に告知されているのかを確認しに、緑野師匠とkineさんと宝ホへ。「ソラレス」には入り口に汐美DSポスターが貼ってあって、その下に白い紙でワープロ打ちされたプレゼント告知がついていた。
予約を受け付けてくれた担当の人(こういう場合は名前を聞いておくことが大切)に挨拶をしつつ念押しし、感謝の意味も込めてお食事。
翌日も汐美茶で宝ホへ。汐美ファンが大勢押し掛けているのに、あまりDSポスターの話題になっていなかったのは、あの告知の紙がしょぼすぎたせい?
そしていよいよ、月曜日、入りをし、宙バウをさばき、緑野師匠と鼻息荒く宝ホへ。途中、福岡から来ていた友人を見かけたので「ポスターもらえるよ」と教える。とても喜んでもらえた。友人も合流。彼女は入りの後、ポスターを東京まで持って帰るための筒を入手してきていた。ポスターは2100円のランチにつくということでそれをいただく。
私はランチ終了後、先に失礼したがその時、支払いを済ませ、3人で念願の・・・念願のポスターを手にすることができた。感動、だった。素直に嬉しかった。
罪な人だよ、汐美さん。
その後も、緑野師匠は2度目のランチにいらしたし(本当はもうひとつのビアケラーでランチしたかったのだが、こっちはランチはダメということで予約をソラレスに振り変えられてしまった)、東京の友人のために、こちらの別な友人にランチに行ってもらったり、情報を流した友人が余分に手に入れてきてくれたり・・・といろいろあった。
いつポスターが品切れになるかと思っていたが、案外沢山あったようで、まだ今日もソラレスでも手に入ったようだった。
あんなに焦ってキリキリしていた私たちは何者?と緑野師匠や友人と笑い合っている。でも後悔はしていないね、と、また笑っている。
だってとっても素敵なんだもの。
これだけ頑張った甲斐、あったもの。会社遅刻して行ったけど、その後仕事が滅茶苦茶に忙しくなって、とても行けなくなったから、行ってよかったと思ったもの。ちび連れではレストラン、行けないもの。あの日のランチでのおしゃべり、楽しかったもの。
それに・・・汐美さんのためにここまでハラハラドキドキしながら動けるって、もしかしてもうないかもしれない。
いい思い出になった。楽しかった。熱くなって一緒に動いてくださった緑野師匠と友人にも深く感謝している。
・・・まだまだ大丈夫、在庫あります。楽にムラ入りされる方、もらいに行けば間に合うでしょう。
DSのポスターを最初に目にしたのは、チケットカウンター。宝塚ホテルのHPで見たチラシのデザインとは全然違うものだった。最初はHPで見たので「これが最後のポスター?オギー、タイトルだけで私たちを泣かせたのに、デザインはこれ?」とちょっとがっかりしていた。緑野師匠は「オギーは平面デザインはダメな人です」と教えてくださった。
ぜひ欲しい!ポスターの方が恰好いい!
でもDSのポスターってキャトルでは売ってないよね?どうすれば手に入るのだろうか。友人と真面目にチケットカウンターに貼ってあるポスターをかっぱらって逃げる相談までしていた。
数日後、宝塚ホテルにDSのチケットを引き取りに行き、そこで皆で携帯やデジカメでポスターの写真を撮った。さすがに宝塚ホテルは、チケットカウンターのように四隅を押しピンで止めるというようなことはしてなくて、ポスター掲示用のケースに入れていた。これではかっぱらいようがない。
さらに数日後、ダメでもともとと、宝塚ホテルに電話してみた。電話は企画に回された。「汐美さんのDSのポスターが欲しいんですけど」「はい、何枚ですか?」え?何枚でももらえるの!?「何枚いただけるんですか?」「・・・一般の方ですか?」どうも関係者と思われたらしい。つーことは一般人で電話したの、私が初めて?
「ポスター配布の予定はありません」「館内に貼られている分、DS終了後廃棄されますよね?それでもいいんですけど」「こちらの部署では貼ったり剥がしたりしません」「じゃあ、誰に聞けばいいですか?」そこは客商売、うざい問い合わせでもむげにはできないらしい。しばらく背後の人と相談している雰囲気。「DS終演後、会場でクッキーと一緒に販売します」え?売るものなの?「何枚位あるんですか?」「100枚程度です」とりあえず、販売されるということが聞けたので、受話器を置いてしまった。
友人たちに話をすると「終演後奪い合いじゃないか」と悲嘆の声が上がった。私も終演後、ダッシュしなければ!と決意を固めていた。
友人たちの何人かは、「私も電話してみる」と言ってくれた。なんせ、一回目の電話で粘りに粘った私は、ほとぼりがさめるまで電話できないわーと思っていたし。
そして数日後、友人の一人が教えてくれた。レストランで食事をするともらえる方式に変わったらしい、と聞き出してくれた。電話してくれた友人たちにその情報も流す。やはり情報は行動してくれた人と共有したかったし。
その一人が緑野師匠。師匠もDSチケットを取りに行った時、根掘り葉掘り、ポスターはいつからどこで売るのか、と直接聞こうとしてくださった。でもその時は未定と言われていたそうだ。
ところが!同じ日の夜になって緑野師匠から緊急連絡が!なんと、宿泊されていたお友達が、エレベーターの中で「ナントカレストランで食事をした人に汐美DSポスタープレゼント」と貼ってあったと連絡をくださったというのだ!
詳細はわからないが、翌日、すぐ行こうか?という話になった。いやまて、いつからか確認してからの方がいい、と私は息子に風呂上がりのミルクを片手で飲ませつつ、宝ホに電話をかけた。まずは代表番号で問い合わせた。そういう企画はレストラン「ソラレス」で11月1日からあるものの、詳細はレストランしかわからないということで内線で回してもらう。しかし、レストランが出ない。「また明日お電話ください」と。
会社勤めをしたことがある人はおわかりだろうが、電話は社内よりも社外優先。宝ホのHPでソラレスの電話番号を調べ、直接電話。すぐ出てもらえた。だが、出てくれた人(おにーちゃん)では詳細不明ということで、翌日、詳しいことが分かる人に電話をもらうことにする。
狙いは、11月1日ではなく、すぐ翌日行くから先に譲ってもらえないか、ということだった。その前に汐美茶もあるし、月曜日まで待っていたらなくなるのではないか、できれば土日なら行きやすいし入手したい、と思っていた。
物事は交渉だ!友人の一人は東京から来る。月曜日までいられそうだったが、私が月曜日に行くのは難しいし。その次の週も楽で会社休むんだから、と宙バウ諦めたのに。
翌日、ちゃんと約束の9時過ぎには、お電話いただけた。だが、やはり11月1日からしかダメということで、それならばとランチを予約した。何度も「ポスターごと予約お願いします」と念押しした。11月1日、タニのためには休めなくても、ポスターのためには遅刻できるのか、私。
舞踊会観劇の後、実際どんな風に告知されているのかを確認しに、緑野師匠とkineさんと宝ホへ。「ソラレス」には入り口に汐美DSポスターが貼ってあって、その下に白い紙でワープロ打ちされたプレゼント告知がついていた。
予約を受け付けてくれた担当の人(こういう場合は名前を聞いておくことが大切)に挨拶をしつつ念押しし、感謝の意味も込めてお食事。
翌日も汐美茶で宝ホへ。汐美ファンが大勢押し掛けているのに、あまりDSポスターの話題になっていなかったのは、あの告知の紙がしょぼすぎたせい?
そしていよいよ、月曜日、入りをし、宙バウをさばき、緑野師匠と鼻息荒く宝ホへ。途中、福岡から来ていた友人を見かけたので「ポスターもらえるよ」と教える。とても喜んでもらえた。友人も合流。彼女は入りの後、ポスターを東京まで持って帰るための筒を入手してきていた。ポスターは2100円のランチにつくということでそれをいただく。
私はランチ終了後、先に失礼したがその時、支払いを済ませ、3人で念願の・・・念願のポスターを手にすることができた。感動、だった。素直に嬉しかった。
罪な人だよ、汐美さん。
その後も、緑野師匠は2度目のランチにいらしたし(本当はもうひとつのビアケラーでランチしたかったのだが、こっちはランチはダメということで予約をソラレスに振り変えられてしまった)、東京の友人のために、こちらの別な友人にランチに行ってもらったり、情報を流した友人が余分に手に入れてきてくれたり・・・といろいろあった。
いつポスターが品切れになるかと思っていたが、案外沢山あったようで、まだ今日もソラレスでも手に入ったようだった。
あんなに焦ってキリキリしていた私たちは何者?と緑野師匠や友人と笑い合っている。でも後悔はしていないね、と、また笑っている。
だってとっても素敵なんだもの。
これだけ頑張った甲斐、あったもの。会社遅刻して行ったけど、その後仕事が滅茶苦茶に忙しくなって、とても行けなくなったから、行ってよかったと思ったもの。ちび連れではレストラン、行けないもの。あの日のランチでのおしゃべり、楽しかったもの。
それに・・・汐美さんのためにここまでハラハラドキドキしながら動けるって、もしかしてもうないかもしれない。
いい思い出になった。楽しかった。熱くなって一緒に動いてくださった緑野師匠と友人にも深く感謝している。
緑野師匠のところの100000を狙っていたのに、気付いたら過ぎていた。残念。
祝!10万ヒット!1日に1000位で、10日で1万、100日で10万、1000日で100万だから、3年以内にはカウンターをもう一桁増やしてもらいましょうね!
でもって・・・緑野師匠のところから来ていただいていると思うのですが、私の日記のカウンターも仰天する位回っているようで、びっくりしております。
緑野師匠と自分位しか読んでいないと思って、のん気に息子の話やら猫の話やら、のんびり書いていたんです。
検索ワードはほとんどが「汐美真帆」ですね。私がこの4字を書いてからは。たまに他の生徒さんの名前もあるけど、そういう方はがっかりでしょう。ホントに私、汐美さんしか眼に入ってないから。今は特に。すみません。
今、カウンターが回るのは、多分、汐美さんの情報を求めて来ておられるのではないかと思っています。せっかく毎日来ていただいているし、汐美さんのことは今しか書けないし・・・書けるだけ書こうと思います。
でももうすぐ楽、そしてDSでこちらでの活動は終わり、です。ご実家がこちらなので、汐美さんはまたこちらに戻ってこられるでしょうが、その後どうされるのか。
お茶会で「今後のことは決まっていません。決まったら皆さんには必ずお知らせしますから」と言ってました。
家事手伝いになりました、なんて報告するわけなし、決まるような何か、があるのか?と一瞬期待したのですが、「思いつきで言う人だからねぇ」とディープなケロファン友達からの忠告もあり、あまり期待しないようにしようと思っています。
今日は「週刊女性」を買ってきました。ジェンヌさんが隔週でカラーページに出て来るんですが、これも退団が決まってやっと出してもらえたって感じで涙。
内容は退団に当たって、今の公演でどう演じているか。陳玄礼は玄宗のことを愛していて、人柄に惹かれて、すべてを受け入れていた、などとありました。
・・・そんなこと考えて酒井先生が脚本書いていたとはとても思えず。ケロちゃんの中では、玄宗には「わたるさん」とルビが打ってあるに違いありません。
それだけ愛するトップさんの下で卒業できるってことは幸せだと思います。
今は感慨にふけっている余裕はなく、心にためておいて退団してからゆっくり思い出す・・・というようなことも書かれています。そうでしょうなぁ。公演始まってから一日たりとお休みないってお茶会で言ってたし。ま、退団するスターはそんなもんかな。
私も全く余裕がなく、今日になって急に「汐美さんを大劇場で観られるのはあと1回なんだ」という実感が湧いてきて、めそめそしてしまいました。とにかく、観劇ごとに「息子が発熱して行けなくなるのではないか」という恐れと戦って観てきて、大劇場に行くことで精一杯で(プラス、チケット取り、ポスター入手)、感じる余裕がなかったような気がします。
もし、東京でこの公演を御覧になられる方が読んでおられたら、できるだけたくさん御覧くださいね。お芝居は緑野師匠方式で、時間を確かめて睡眠を確保する時間に当てましょう。なに、私も寝てましたよ。数回観れば「ここからここまでは眠れる」と身体が覚えてくれますから。
ショーはその分、眼を休める暇もありませんから。
週刊女性にはケロちゃんが元気の源と常々言ってる「朝食」の写真が載っています。「梅干しご飯/みそ汁/ゴーヤ/とうふ/なっとう/おろしちりめん/おみず/ぶどう」とあります。朝から豪華。きっと自分で作ってるんでしょうね。お母さまが作られたらこのようにはならないような気が。
週刊女性は目次がみつけにくいので、どこに掲載されているかわかりにくいと思います。立ち読みされる方、裏表紙をめくってもう一枚カラーページをめくるとそこです。
写真は大きな黒エンビと陳玄礼さまです。
祝!10万ヒット!1日に1000位で、10日で1万、100日で10万、1000日で100万だから、3年以内にはカウンターをもう一桁増やしてもらいましょうね!
でもって・・・緑野師匠のところから来ていただいていると思うのですが、私の日記のカウンターも仰天する位回っているようで、びっくりしております。
緑野師匠と自分位しか読んでいないと思って、のん気に息子の話やら猫の話やら、のんびり書いていたんです。
検索ワードはほとんどが「汐美真帆」ですね。私がこの4字を書いてからは。たまに他の生徒さんの名前もあるけど、そういう方はがっかりでしょう。ホントに私、汐美さんしか眼に入ってないから。今は特に。すみません。
今、カウンターが回るのは、多分、汐美さんの情報を求めて来ておられるのではないかと思っています。せっかく毎日来ていただいているし、汐美さんのことは今しか書けないし・・・書けるだけ書こうと思います。
でももうすぐ楽、そしてDSでこちらでの活動は終わり、です。ご実家がこちらなので、汐美さんはまたこちらに戻ってこられるでしょうが、その後どうされるのか。
お茶会で「今後のことは決まっていません。決まったら皆さんには必ずお知らせしますから」と言ってました。
家事手伝いになりました、なんて報告するわけなし、決まるような何か、があるのか?と一瞬期待したのですが、「思いつきで言う人だからねぇ」とディープなケロファン友達からの忠告もあり、あまり期待しないようにしようと思っています。
今日は「週刊女性」を買ってきました。ジェンヌさんが隔週でカラーページに出て来るんですが、これも退団が決まってやっと出してもらえたって感じで涙。
内容は退団に当たって、今の公演でどう演じているか。陳玄礼は玄宗のことを愛していて、人柄に惹かれて、すべてを受け入れていた、などとありました。
・・・そんなこと考えて酒井先生が脚本書いていたとはとても思えず。ケロちゃんの中では、玄宗には「わたるさん」とルビが打ってあるに違いありません。
それだけ愛するトップさんの下で卒業できるってことは幸せだと思います。
今は感慨にふけっている余裕はなく、心にためておいて退団してからゆっくり思い出す・・・というようなことも書かれています。そうでしょうなぁ。公演始まってから一日たりとお休みないってお茶会で言ってたし。ま、退団するスターはそんなもんかな。
私も全く余裕がなく、今日になって急に「汐美さんを大劇場で観られるのはあと1回なんだ」という実感が湧いてきて、めそめそしてしまいました。とにかく、観劇ごとに「息子が発熱して行けなくなるのではないか」という恐れと戦って観てきて、大劇場に行くことで精一杯で(プラス、チケット取り、ポスター入手)、感じる余裕がなかったような気がします。
もし、東京でこの公演を御覧になられる方が読んでおられたら、できるだけたくさん御覧くださいね。お芝居は緑野師匠方式で、時間を確かめて睡眠を確保する時間に当てましょう。なに、私も寝てましたよ。数回観れば「ここからここまでは眠れる」と身体が覚えてくれますから。
ショーはその分、眼を休める暇もありませんから。
週刊女性にはケロちゃんが元気の源と常々言ってる「朝食」の写真が載っています。「梅干しご飯/みそ汁/ゴーヤ/とうふ/なっとう/おろしちりめん/おみず/ぶどう」とあります。朝から豪華。きっと自分で作ってるんでしょうね。お母さまが作られたらこのようにはならないような気が。
週刊女性は目次がみつけにくいので、どこに掲載されているかわかりにくいと思います。立ち読みされる方、裏表紙をめくってもう一枚カラーページをめくるとそこです。
写真は大きな黒エンビと陳玄礼さまです。
あれほど舞台では愛があふれまくっている汐美さんだが、それは舞台の端と客席との間には、明確な線引きがある(んだそうですよ、緑野師匠)。
「全然こっち見てくれない」「総見の時ですら、見当違いの方向見ていた」「前方席に座っていても無視された」エトセトラ。友人たちから何度も聞いた。
さらに「ぼーっとしていて反応がない」「スターオーラ脱ぎ捨てて、普通人になってる(ムラ限定)」「夜遅くまで待っていても冷たい」エトセトラ。主に入り出の時の話。
しかしなー、これらのこと、主語を私の前のご贔屓に置き換えてもほぼ同じようなことを友人から聞かされていた。
さらに私の狭い交友範囲から聞く話でも、他のジェンヌさんも似たり寄ったり(水くんはとっても愛想がいいと聞いたが)。ネットでいい人だとか愛想がいいとか評判のあの人もこの人も、熱烈なファンの間では「釣った魚にエサをやらない」人だといわれている。
だから、これって、ジェンヌさんの間でノウハウとして共有化されてるんじゃないかと思う。視線を上げて釣り上げるエネルギーは、新しいファン開拓に使うべし。釣堀の中のエサは最小限に。
たまーにエサやりするからこそ、釣堀の中のお魚たちは、ますます喜んで次のエサを期待して深みにはまっていく、と。ま、あまりにエサが少なくて、次の釣堀に飛んでいく人もいるけど。
今日、11時公演を観てきた。大劇場での観劇はこのあと楽のみ。そりゃもっと観たいけど、息子に次の週末無理させて、楽に熱でも出された泣くに泣けないからじっと我慢。前楽のラスト総見は盛り上がるだろうなぁ。ああ、行きたい。
11時公演で私が手に入れたお席の中では一番前、スペシャルなお席だった。下手前方席。わたるくんのお衣装の布の豪華さまではっきりわかる席だった。
普段、こんないいお席を手に入れたら、汐美さんちょっとごめんなさい、せっかくですから目の前に来た人を見せていただきます、になるんだけど(といっても滅多に手に入れられないけど)、今回はそうは言っていられない。
とうこちゃんがオケボックスから登場しポーズを決めようとも、わたるくんが目の前走っても、「邪魔なのー!汐美さんが見えないのー!」と思ってしまった。ごめん。
汐美さんが花道に走りこむ最後まで首をぐるっと回しておっかけた。他の人はみんな目の前の人見てるのに。一人だけ妙な方向向いていたような。
で、そんな前で、ひたすら、ひたすら汐美さんを見ていたのに、やっぱり一切、こちらは見てくれませんでした。
所詮私も、釣られた魚よ。
舞台上から客席に座っている人の顔は案外見えるそうだ。2階席も見えると聞いたことがある。実際、今日よりもう少し後ろになるけどある生徒席を頂いたときは、その方にしっかり見ていただいた。ありがとうございます。
今回はもちろん生徒席じゃないけど、○列目よ、私が汐美さんご自身しか見てないの、わかるはず。私の顔だってなんとなく見覚えがあるはず(だってー、ガードに入っていたとき、一番端、隣の会との境目にいた私までお手紙ちょうだい、とちゃんと手を伸ばしてきたし、宙組観劇で客席遭遇したとき、通路の一番遠いところ通って避けたじゃないー)。
ま、いいわよ。ちょっとしか期待してなかったから。でも私はひたすら汐美さんだけを見ているわ。
・・・・なのに、私はひたすら汐美さんだけを見ていたのに、私の方を見ていた人がいる!パレードのとき、汐美さんの左にいたすずみん!何勘違いしてるんですか!?
今回、下手だったので、普段は全く見る余裕のないサテリコンの時のしぃちゃんの姿が目に入ってきた。サテュロスJrのみらんちゃんに操られるところ。みらんちゃんがしぃちゃんの頬に手を当て、誘惑しているではないか!?
・・・・良かったよ!あんなことすずみんにされなくて!退団公演で、すずみんに誘惑されたりしたら、それで堕ちたりしていたら、悔しくて寝られなかったわ!
すずみん、なぁ。スターだと思ってるよね、自分のこと。
お芝居では一応スタークラスとして出てくるけど、赤いお衣装も汐美さんやしぃちゃん、まとぶんとはランク分けされていて違うものを着ている。
なのに、プロローグが済んでからは、一人長いマントをつけてるのよ?しかも常にそのマントをつかんでひるがえして歩いている。
「王家」フィナーレの時もそうだった。黄色い5人衆の中で、一人だけ衣装の裾をひるがえしていた。
サテュロス’sで踊るときも、一人衣装をひるがえしている。
いつぞやのワークショップのときも、同じ演目の他の組はプロローグがないのに、星組にはプロローグやエンディングのショーみたいなのが付いていて、お揃いの衣装を着ていた。主演のお衣装も一人豪華だったりした。ワークショップなのにー、若手お勉強の場なのにー。スター仕様に作り変えてもらってたよ。
財力があるっていいなぁ。
いや、すずみん、評価はしているよ。「プラハ」の新公よかったもん。タータンが青年外交官という無理のある設定の役をしていたせいかもしれないけど。
でもなー、だからといって、私はあんたを見ているわけじゃない!汐美さんです、見ているのは汐美さんだけです!こっちをちっとも見てくれないけど、私が好きなのは汐美さんです!
なのにこっちを見てにこにこしないでよー!違うんだったらー!私はあんたに釣られた覚えはないわーい!!!!!(絶叫)。
「全然こっち見てくれない」「総見の時ですら、見当違いの方向見ていた」「前方席に座っていても無視された」エトセトラ。友人たちから何度も聞いた。
さらに「ぼーっとしていて反応がない」「スターオーラ脱ぎ捨てて、普通人になってる(ムラ限定)」「夜遅くまで待っていても冷たい」エトセトラ。主に入り出の時の話。
しかしなー、これらのこと、主語を私の前のご贔屓に置き換えてもほぼ同じようなことを友人から聞かされていた。
さらに私の狭い交友範囲から聞く話でも、他のジェンヌさんも似たり寄ったり(水くんはとっても愛想がいいと聞いたが)。ネットでいい人だとか愛想がいいとか評判のあの人もこの人も、熱烈なファンの間では「釣った魚にエサをやらない」人だといわれている。
だから、これって、ジェンヌさんの間でノウハウとして共有化されてるんじゃないかと思う。視線を上げて釣り上げるエネルギーは、新しいファン開拓に使うべし。釣堀の中のエサは最小限に。
たまーにエサやりするからこそ、釣堀の中のお魚たちは、ますます喜んで次のエサを期待して深みにはまっていく、と。ま、あまりにエサが少なくて、次の釣堀に飛んでいく人もいるけど。
今日、11時公演を観てきた。大劇場での観劇はこのあと楽のみ。そりゃもっと観たいけど、息子に次の週末無理させて、楽に熱でも出された泣くに泣けないからじっと我慢。前楽のラスト総見は盛り上がるだろうなぁ。ああ、行きたい。
11時公演で私が手に入れたお席の中では一番前、スペシャルなお席だった。下手前方席。わたるくんのお衣装の布の豪華さまではっきりわかる席だった。
普段、こんないいお席を手に入れたら、汐美さんちょっとごめんなさい、せっかくですから目の前に来た人を見せていただきます、になるんだけど(といっても滅多に手に入れられないけど)、今回はそうは言っていられない。
とうこちゃんがオケボックスから登場しポーズを決めようとも、わたるくんが目の前走っても、「邪魔なのー!汐美さんが見えないのー!」と思ってしまった。ごめん。
汐美さんが花道に走りこむ最後まで首をぐるっと回しておっかけた。他の人はみんな目の前の人見てるのに。一人だけ妙な方向向いていたような。
で、そんな前で、ひたすら、ひたすら汐美さんを見ていたのに、やっぱり一切、こちらは見てくれませんでした。
所詮私も、釣られた魚よ。
舞台上から客席に座っている人の顔は案外見えるそうだ。2階席も見えると聞いたことがある。実際、今日よりもう少し後ろになるけどある生徒席を頂いたときは、その方にしっかり見ていただいた。ありがとうございます。
今回はもちろん生徒席じゃないけど、○列目よ、私が汐美さんご自身しか見てないの、わかるはず。私の顔だってなんとなく見覚えがあるはず(だってー、ガードに入っていたとき、一番端、隣の会との境目にいた私までお手紙ちょうだい、とちゃんと手を伸ばしてきたし、宙組観劇で客席遭遇したとき、通路の一番遠いところ通って避けたじゃないー)。
ま、いいわよ。ちょっとしか期待してなかったから。でも私はひたすら汐美さんだけを見ているわ。
・・・・なのに、私はひたすら汐美さんだけを見ていたのに、私の方を見ていた人がいる!パレードのとき、汐美さんの左にいたすずみん!何勘違いしてるんですか!?
今回、下手だったので、普段は全く見る余裕のないサテリコンの時のしぃちゃんの姿が目に入ってきた。サテュロスJrのみらんちゃんに操られるところ。みらんちゃんがしぃちゃんの頬に手を当て、誘惑しているではないか!?
・・・・良かったよ!あんなことすずみんにされなくて!退団公演で、すずみんに誘惑されたりしたら、それで堕ちたりしていたら、悔しくて寝られなかったわ!
すずみん、なぁ。スターだと思ってるよね、自分のこと。
お芝居では一応スタークラスとして出てくるけど、赤いお衣装も汐美さんやしぃちゃん、まとぶんとはランク分けされていて違うものを着ている。
なのに、プロローグが済んでからは、一人長いマントをつけてるのよ?しかも常にそのマントをつかんでひるがえして歩いている。
「王家」フィナーレの時もそうだった。黄色い5人衆の中で、一人だけ衣装の裾をひるがえしていた。
サテュロス’sで踊るときも、一人衣装をひるがえしている。
いつぞやのワークショップのときも、同じ演目の他の組はプロローグがないのに、星組にはプロローグやエンディングのショーみたいなのが付いていて、お揃いの衣装を着ていた。主演のお衣装も一人豪華だったりした。ワークショップなのにー、若手お勉強の場なのにー。スター仕様に作り変えてもらってたよ。
財力があるっていいなぁ。
いや、すずみん、評価はしているよ。「プラハ」の新公よかったもん。タータンが青年外交官という無理のある設定の役をしていたせいかもしれないけど。
でもなー、だからといって、私はあんたを見ているわけじゃない!汐美さんです、見ているのは汐美さんだけです!こっちをちっとも見てくれないけど、私が好きなのは汐美さんです!
なのにこっちを見てにこにこしないでよー!違うんだったらー!私はあんたに釣られた覚えはないわーい!!!!!(絶叫)。
まずは私信。
緑野師匠、私のリクエストに答えてくださってありがとうございました。
緑野師匠、最初から最後まで泣いておられました。「握手も行きたくない」とおっしゃるのをひきずって行ったのは私です。
お茶も飲まず、ケーキも食べず、ただ、背もたれに乗せた手に顔を埋めて、泣いておられました。なんて感受性の強い方なんだろう、と感動してました。あれだけの日記を毎日書かれる方なんですもの、ね。
緑野師匠が泣いておられる横で、友人と「あの退団理由、嘘だよねー」なんてくっちゃべりながら、ケーキを平らげていたのは・・・私です。だってだって!あれが私の晩ご飯だったんだもの!何かお腹に入れておかないと保たないと思ったんです。
デリカシーのない、涙腺カチカチ女で申し訳ないっす。
☆
スカイステージで、汐美さんのディナーショーへのインタビューがあったそうだ。
そこで、タイトルの「Good fellow」がグッドケロ、グッドフェロとかけてある、という話が出たそうだ。
フェロ、はフェロモンの略。
宝塚を代表するフェロモン男役の汐美真帆に、真琴つばさがつけたあだ名だ。月組時代に出た「月組本」内で、シューマッハ4人を真琴つばさがメイクから撮影までするというコンセプトの企画があって(実はあれはヤラセです、と後日きっぱり言い切った真琴氏だったが)その撮影写真につけられていた会話コメントの中で初めて出てきたのだと思う。
どうも本人も気に入っていたみたいで、「歌劇」の座談会で「フェロと呼んでください」などと言っていたこともあった。
そりゃそうだろう。仮にも宝塚の男役、フェロモン出してナンボじゃないか。その称号を目指している男役はたくさんいるはず。
それに、大好きだった真琴つばささんからつけられた名前だもの。
私が好きなジェンヌさんは「真琴つばさ」と「汐美真帆」この二人しかいない。他にもちょっといいな、と思えるジェンヌさんは幾人もいたのだけど、なぜだか、ここまでハマる人は他には出て来ない。
この二人の共通点はなんだろう、と考えたことがある。
尖った顎?メイク上手なところ?いや、そんなささいなことではない。
なんとなく、だけど、虚無感というか空しさというか、何かを求めているのに、手に入らない諦めみたいなものを抱えているように見えるからじゃないか、と自分なりに思っている。
汐美さんはまだしも、トップを極めた真琴さんにそれはないだろう、と思うこともあるが、なぜか、まみさんも、彼女が本当に求めていたものは、結局手に入らないままでいる人のような気がするのだ。
でも二人とも、前へ向かって少しずつ進んでいる。哀しさを抱えながら進んでいる。その強さが好きで、可哀相で、愛しいんじゃないかな、と思う。
もうひとつの共通点、舞台に対して、ひいては観客やファンに対しての真摯な想いをもっている人だと思う。
「真」。
二人の名前に共通する文字だ。
人に対して、真のある二人だと思うのだ。
今回のショーでとうこちゃんが青い上下のスーツを着て出て来るシーンがある。あの白いスーツでケロちゃんと手を握り合う時にも着ているあのちょっと変わったラインのスーツ。
あれ、まみさんのサヨナラ公演のショー「ESP」のお衣装だ。スパンコールはつけかえてあるし、色はまみさんは黄色を着ていたからそのものではない。ケロちゃんは水色だった。あのブルーは幸ちゃんが着ていたように思う。
でも、あのラインの服はとても印象深い。中詰めでスタークラスはあのデザインのスーツを着ていた。まみさんは中詰め後、ひとり銀橋に残ってしみじみと歌っていた。
だから、初日、あの衣装を見た時、どきっとする位嬉しかった。
まみさんが見送ってくれている、そう思えたから。
DSでもタイトルで、まみさんが見送っていてくれる。
汐美さんはまみさんが大好きなはずだから、本人も喜んでいると思いたい。
緑野師匠、私のリクエストに答えてくださってありがとうございました。
緑野師匠、最初から最後まで泣いておられました。「握手も行きたくない」とおっしゃるのをひきずって行ったのは私です。
お茶も飲まず、ケーキも食べず、ただ、背もたれに乗せた手に顔を埋めて、泣いておられました。なんて感受性の強い方なんだろう、と感動してました。あれだけの日記を毎日書かれる方なんですもの、ね。
緑野師匠が泣いておられる横で、友人と「あの退団理由、嘘だよねー」なんてくっちゃべりながら、ケーキを平らげていたのは・・・私です。だってだって!あれが私の晩ご飯だったんだもの!何かお腹に入れておかないと保たないと思ったんです。
デリカシーのない、涙腺カチカチ女で申し訳ないっす。
☆
スカイステージで、汐美さんのディナーショーへのインタビューがあったそうだ。
そこで、タイトルの「Good fellow」がグッドケロ、グッドフェロとかけてある、という話が出たそうだ。
フェロ、はフェロモンの略。
宝塚を代表するフェロモン男役の汐美真帆に、真琴つばさがつけたあだ名だ。月組時代に出た「月組本」内で、シューマッハ4人を真琴つばさがメイクから撮影までするというコンセプトの企画があって(実はあれはヤラセです、と後日きっぱり言い切った真琴氏だったが)その撮影写真につけられていた会話コメントの中で初めて出てきたのだと思う。
どうも本人も気に入っていたみたいで、「歌劇」の座談会で「フェロと呼んでください」などと言っていたこともあった。
そりゃそうだろう。仮にも宝塚の男役、フェロモン出してナンボじゃないか。その称号を目指している男役はたくさんいるはず。
それに、大好きだった真琴つばささんからつけられた名前だもの。
私が好きなジェンヌさんは「真琴つばさ」と「汐美真帆」この二人しかいない。他にもちょっといいな、と思えるジェンヌさんは幾人もいたのだけど、なぜだか、ここまでハマる人は他には出て来ない。
この二人の共通点はなんだろう、と考えたことがある。
尖った顎?メイク上手なところ?いや、そんなささいなことではない。
なんとなく、だけど、虚無感というか空しさというか、何かを求めているのに、手に入らない諦めみたいなものを抱えているように見えるからじゃないか、と自分なりに思っている。
汐美さんはまだしも、トップを極めた真琴さんにそれはないだろう、と思うこともあるが、なぜか、まみさんも、彼女が本当に求めていたものは、結局手に入らないままでいる人のような気がするのだ。
でも二人とも、前へ向かって少しずつ進んでいる。哀しさを抱えながら進んでいる。その強さが好きで、可哀相で、愛しいんじゃないかな、と思う。
もうひとつの共通点、舞台に対して、ひいては観客やファンに対しての真摯な想いをもっている人だと思う。
「真」。
二人の名前に共通する文字だ。
人に対して、真のある二人だと思うのだ。
今回のショーでとうこちゃんが青い上下のスーツを着て出て来るシーンがある。あの白いスーツでケロちゃんと手を握り合う時にも着ているあのちょっと変わったラインのスーツ。
あれ、まみさんのサヨナラ公演のショー「ESP」のお衣装だ。スパンコールはつけかえてあるし、色はまみさんは黄色を着ていたからそのものではない。ケロちゃんは水色だった。あのブルーは幸ちゃんが着ていたように思う。
でも、あのラインの服はとても印象深い。中詰めでスタークラスはあのデザインのスーツを着ていた。まみさんは中詰め後、ひとり銀橋に残ってしみじみと歌っていた。
だから、初日、あの衣装を見た時、どきっとする位嬉しかった。
まみさんが見送ってくれている、そう思えたから。
DSでもタイトルで、まみさんが見送っていてくれる。
汐美さんはまみさんが大好きなはずだから、本人も喜んでいると思いたい。
汐美さんがお茶会で言っていた。
荻田先生の作品だから辞めてもいいかと思った、と。
やっぱり!退団発表があったとき「オギーだからだよ!」と何人の人と言い合ったか。
荻田先生とは廊下とかで会う度に、一緒に仕事しましょうよ、と言い合っておしゃべりしていた、と。
だから今回、巡り合わせを感じたから辞めてもいいと思った、と。
そういう因縁は知らないけど、オギーのショーなら辞めてもいいと生徒に思わせられる何かがあるんじゃないかと思う。自分を生かしてくれると思えるのではないだろうか。前回の「バビロン」の時にも星組から退団者が大量に出ていた。退団する彼女たちを見送る、素敵な場面とサヨナラショーをオギーは演出してくれた。
その最たるものが、かよこさんの白い鳩とさよならショーでとうこちゃんが歌うブルースレクイエムだったと思う。
汐美さんの狙い通り(かどうか知らないけど)、オギーは大劇場のショーを汐美真帆ミニサヨナラショーのごとく作り替えてくれた。そしてディナーショーもオギーの演出になった。
そして思う。
今回のショーがオギー演出でなければ、と。
汐美さんはもしかして、退団を思いとどまってくれたのではないか、と。
でも思う。
きっと誰のショーでも退団していたな、と。オギーのことを挙げたのはひとつの言い訳。彼女の作ったシナリオの一つ。そして別の誰かのショーでも「○○先生だから」と言ってにっこり、するだろう。
嘘つきだから。
どうせだまされるなら、オギーで良かった。オギーなら私たちも許せる。オギーで幸せだったと言える。心から。
だから荻田先生。ディナーショー、よろしくお願いします。私たちをうんと泣かせてください。心残りなく、涙を流させて下さい。あなたのせいで汐美真帆は宝塚を退団するのですから。
そして本人も泣かせちゃってください。私たちに「泣かないと心の中にたまります」なんてお茶会で言っていたくせに、自分は「今日は泣かないぞとマスカラ塗ってきたのに」なんていうにくたらしいことを言う汐美さんも泣かせてください。
泣き虫だからすぐ泣きます。
お互い、涙、涙で、タカラジェンヌ・汐美真帆とお別れしましょう。それがふさわしい気がします。
・・・・・・・・・
といっても、私、多分泣きません。泣けません。ゆうひちゃん並みに涙腺ひからびてますから。宝塚見て泣いたことも無いし、前のご贔屓さんの退団の時も一切泣きませんでした。平気で数年涙を流さない人です。
そんな私もオギーなら泣かせてくれるような気が、ちょっとだけします。
荻田先生の作品だから辞めてもいいかと思った、と。
やっぱり!退団発表があったとき「オギーだからだよ!」と何人の人と言い合ったか。
荻田先生とは廊下とかで会う度に、一緒に仕事しましょうよ、と言い合っておしゃべりしていた、と。
だから今回、巡り合わせを感じたから辞めてもいいと思った、と。
そういう因縁は知らないけど、オギーのショーなら辞めてもいいと生徒に思わせられる何かがあるんじゃないかと思う。自分を生かしてくれると思えるのではないだろうか。前回の「バビロン」の時にも星組から退団者が大量に出ていた。退団する彼女たちを見送る、素敵な場面とサヨナラショーをオギーは演出してくれた。
その最たるものが、かよこさんの白い鳩とさよならショーでとうこちゃんが歌うブルースレクイエムだったと思う。
汐美さんの狙い通り(かどうか知らないけど)、オギーは大劇場のショーを汐美真帆ミニサヨナラショーのごとく作り替えてくれた。そしてディナーショーもオギーの演出になった。
そして思う。
今回のショーがオギー演出でなければ、と。
汐美さんはもしかして、退団を思いとどまってくれたのではないか、と。
でも思う。
きっと誰のショーでも退団していたな、と。オギーのことを挙げたのはひとつの言い訳。彼女の作ったシナリオの一つ。そして別の誰かのショーでも「○○先生だから」と言ってにっこり、するだろう。
嘘つきだから。
どうせだまされるなら、オギーで良かった。オギーなら私たちも許せる。オギーで幸せだったと言える。心から。
だから荻田先生。ディナーショー、よろしくお願いします。私たちをうんと泣かせてください。心残りなく、涙を流させて下さい。あなたのせいで汐美真帆は宝塚を退団するのですから。
そして本人も泣かせちゃってください。私たちに「泣かないと心の中にたまります」なんてお茶会で言っていたくせに、自分は「今日は泣かないぞとマスカラ塗ってきたのに」なんていうにくたらしいことを言う汐美さんも泣かせてください。
泣き虫だからすぐ泣きます。
お互い、涙、涙で、タカラジェンヌ・汐美真帆とお別れしましょう。それがふさわしい気がします。
・・・・・・・・・
といっても、私、多分泣きません。泣けません。ゆうひちゃん並みに涙腺ひからびてますから。宝塚見て泣いたことも無いし、前のご贔屓さんの退団の時も一切泣きませんでした。平気で数年涙を流さない人です。
そんな私もオギーなら泣かせてくれるような気が、ちょっとだけします。
ムラケロ茶。ラスト。
ここ最近のお茶会はさすがに行けてなかったのだが、今回ばかりは参加。
いいお茶会だった。
私は実はお茶会は汐美さんのしか行ったことがない。他のお茶会を知らないので、比較というものができない。
また、私は汐美さんのファンになったきっかけがオフの姿だった。出の時お手紙を受け取る姿と、舞台とのギャップに仰天してファンになった(ちなみに真琴さんは舞台が先)。
だから、汐美さんのお茶会での姿というのは、私にとっては当たり前の姿だった。
その汐美さんが退団理由などを自分の口から語る。
今までインタビューなどで言ってきたのと同じだけど。多分同じことしか言わないと思っていたけど。
でもね。
許せるようになった。退団することを。今日で。
今まで私が退団することに納得できない、文句言いたいとぎゃあぎゃあ言っていたのは、それは、私たちがどれだけこの人の退団を惜しく思っているのか、それがわかっているのか!?という伝わらないことへの不満だったのだ。
わかっていたんだな、と思った。
口に出したわけではないけど「ファンの人たちが惜しんでくださっているのはよくわかる」と私は思わせてもらうことができた。
歌を歌いながら会場を回り、質問に答え、ゲームをし、プレゼントを渡し、握手に応える。その合間合間にファンに語りかける。そのひとつひとつがそう言っているように私には思えた。
だから、許せるようになった。
それがわかっていて、退団するんだ、ということなら。私たちの気持ちがわかっているなら。
私は不真面目半幽霊会員なので、お席は端っこの方だったけど、最後にすごいプレゼントがあった。会場の隅に置かれたピアノの生演奏で、汐美さんが歌ってくれた。その目の前にいられたのだ。
歌う姿ももちろんだけど、目を閉じてピアノに聞き入る汐美さんの表情をずっと見ていた。
美しく、感情が浮かび上がる顔だった。素敵だった。
お茶会は押しに押し、終わったのは10時近く。こりゃあ、フェアウエルやディナーショーの時、どうするか対策を練らないと。
ディナーショーは3回とも内容が少し違う部分があるようなことを言っていた。えーっ・・・そりゃ、3回とも行きたいけどさ。
あ、許せるようになったとはいえ、納得はしてませんから。汐美さんの退団。まったく・・・もったいないおばけが出るわよ。
ここ最近のお茶会はさすがに行けてなかったのだが、今回ばかりは参加。
いいお茶会だった。
私は実はお茶会は汐美さんのしか行ったことがない。他のお茶会を知らないので、比較というものができない。
また、私は汐美さんのファンになったきっかけがオフの姿だった。出の時お手紙を受け取る姿と、舞台とのギャップに仰天してファンになった(ちなみに真琴さんは舞台が先)。
だから、汐美さんのお茶会での姿というのは、私にとっては当たり前の姿だった。
その汐美さんが退団理由などを自分の口から語る。
今までインタビューなどで言ってきたのと同じだけど。多分同じことしか言わないと思っていたけど。
でもね。
許せるようになった。退団することを。今日で。
今まで私が退団することに納得できない、文句言いたいとぎゃあぎゃあ言っていたのは、それは、私たちがどれだけこの人の退団を惜しく思っているのか、それがわかっているのか!?という伝わらないことへの不満だったのだ。
わかっていたんだな、と思った。
口に出したわけではないけど「ファンの人たちが惜しんでくださっているのはよくわかる」と私は思わせてもらうことができた。
歌を歌いながら会場を回り、質問に答え、ゲームをし、プレゼントを渡し、握手に応える。その合間合間にファンに語りかける。そのひとつひとつがそう言っているように私には思えた。
だから、許せるようになった。
それがわかっていて、退団するんだ、ということなら。私たちの気持ちがわかっているなら。
私は不真面目半幽霊会員なので、お席は端っこの方だったけど、最後にすごいプレゼントがあった。会場の隅に置かれたピアノの生演奏で、汐美さんが歌ってくれた。その目の前にいられたのだ。
歌う姿ももちろんだけど、目を閉じてピアノに聞き入る汐美さんの表情をずっと見ていた。
美しく、感情が浮かび上がる顔だった。素敵だった。
お茶会は押しに押し、終わったのは10時近く。こりゃあ、フェアウエルやディナーショーの時、どうするか対策を練らないと。
ディナーショーは3回とも内容が少し違う部分があるようなことを言っていた。えーっ・・・そりゃ、3回とも行きたいけどさ。
あ、許せるようになったとはいえ、納得はしてませんから。汐美さんの退団。まったく・・・もったいないおばけが出るわよ。
ねむー。
でも今日、とりあえず書いておかないと、明日は明日でネタがあると思うから、そうなるともう書かないかもしれないので、覚え書き程度で。
初めて行った宝塚舞踊会。
汐美さんが出なければ、退団でなければ、行かなかったかもしれない。
演目程度しかわからず、何に出るのか、誰と出るのかも事前にはわからなかった。ゆうひくんと一緒に踊るってことは知っていたけど。
大劇場の改札で、プログラム(ぺらぺらの)をもらえるとおもったら、プログラムは有料!800円もする(泣)。しかも分厚くて中身が薄い。つまり協賛広告ばっかりなのだ!
慌ててめくって何に出るか確認すると、1部(全体は3部構成)の2番目の演目にゆうひくんと二人で出るとある。それ以外はもしかして3部最後のフィナーレのみ?
紹介文が「近頃進境著しい大空祐飛と先日退団を発表した汐美真帆」とあって哀しくなる。
最初の演目と次、つまり二人の演目の時は客席灯が消えなかった。こういうものなの?
二人は真っ白、白塗りのお化粧で、若衆(?)の恰好。帯の色が違うだけでお衣装はお揃いだった。汐美さんは帯は緑色だった。ゆうひくんは忘れた。
・・・顔が疲れていた。えーん。もっと白塗りのお化粧、上手だったはずなのにー。
踊りはよくわからなかった。日舞、知らないから。でも二人でい息を合わせて踊っているのはよくわかった。いつもこうやって二人で踊っていたよな、と思うと切なくなった。もうこれが最後だなんて。
その後1部は専科さんの演目が続き、気が遠くなっていきそうだった。
15分の休憩の後、2部。こちらは若手生徒達の演目が続く。和モノショーのようでなかなか楽しい。皆、緊張しながら一所懸命やっているのがわかる。少ない時は2人程度しか舞台にいないのだ。普段の大劇場の舞台ではこの年代の生徒ではありえないもの。これはやりがいがあるだろうな。
若手以外にも、組長クラスや専科さんも出て来る。鈴鹿照さんの鬼着ぐるみもびっくりしたが、ゆずちょうさんが男役でしかもちょびひげ付きだったのはびっくりした。
25分の休憩があって3部。一番最初はわたるくん。もうオトコマエ!さすがトップさん、専科さんたちの貫禄とはまた違う、さすがにトップ張ってるだけある見栄の切り方、存在感だった。踊りも上手かったと思う。
しかし、何にびっくりしたかってーと、着物の裾をからげた時に見える赤い○○○○だ。私は1階のA席で観ていたのだけど、もっと前で緑野師匠が御覧になっていて、きっとしっかり日記に書いてくださると思うから、私はパス!
脚は筋肉質で細く、腕も細い。腕には入れ墨の模様まで入っていた。とても女性には見えなかった。
さらに専科さんの演目があって、フィナーレ。3部に出ていた人以外は、緑の袴に着替えて、「清く正しく美しく」の音楽に合わせて歌う。あのカゲソロは誰だったんだろう?
汐美さんはやっぱりゆうひくんと一緒に登場。もうにっこにこ。ゆうひくんは相変わらずかすかに微笑むだけでクール。べそべそ。最後に一緒に舞台に立てて良かった。
全員が舞台に出て、正座し、一礼。客席の左、右、正面と視線をきちっきちっと投げていたのが印象的。そして、心からほっとした様子の汐美さんの表情を観ながら、幕が降りた。
うん、なかなか面白かった。いい舞台だったと思う。
帰りは緑野師匠とkineさんとご一緒させていただく。やはり話題はわたるくんの○○○○。汐美大空ラスト共演舞台の話はどこへ?
2階席では、音楽学校の本科生、予科生がずらっと並んで観ていたようだ。帰り道、予科生の一人がギブスをし、松葉づえをついて歩いているのを見た。
きっと、あれだ。運動会の時、お手伝いをしていた背の高い予科生が一人、転んだのだ。ものすごく痛そうで、立ち上がれず周りに支えてもらいながらトラックから下がって行った。きっとあの子だと思う。やはりかなりひどい怪我だったのだな。でも制服を着て、松葉づえをつきながら歩いていたから、少しずつ回復しているのだと思いたい。
舞踊会の前に少しだけ時間があったので、プチミュージアムへ行った。
汐美関連は、前の絢爛の時にフィナーレで来ていたぴらぴら付きの白い衣装が展示してあった。お稽古風景のビデオにもちょこちょこ写っていた。
そして9月2日の集合日に撮った、星組集合写真が2パターン。この日、退団発表があった。確かに服はあの時着ていた服だった。
汐美さんは同期4人と手を握ったり顔を寄せ合ったりして写っていた。普通は左右に分かれるであろう同期が、みんな集まっていた。
もうこうやって、集合日に学年順に並んで写真を撮ることもないんだな。
今回の公演の展示があるのは、次の星組公演の時。私は次の星組公演、観に来れるだろうか。辛くて観られないような気がしてならない。
でも今日、とりあえず書いておかないと、明日は明日でネタがあると思うから、そうなるともう書かないかもしれないので、覚え書き程度で。
初めて行った宝塚舞踊会。
汐美さんが出なければ、退団でなければ、行かなかったかもしれない。
演目程度しかわからず、何に出るのか、誰と出るのかも事前にはわからなかった。ゆうひくんと一緒に踊るってことは知っていたけど。
大劇場の改札で、プログラム(ぺらぺらの)をもらえるとおもったら、プログラムは有料!800円もする(泣)。しかも分厚くて中身が薄い。つまり協賛広告ばっかりなのだ!
慌ててめくって何に出るか確認すると、1部(全体は3部構成)の2番目の演目にゆうひくんと二人で出るとある。それ以外はもしかして3部最後のフィナーレのみ?
紹介文が「近頃進境著しい大空祐飛と先日退団を発表した汐美真帆」とあって哀しくなる。
最初の演目と次、つまり二人の演目の時は客席灯が消えなかった。こういうものなの?
二人は真っ白、白塗りのお化粧で、若衆(?)の恰好。帯の色が違うだけでお衣装はお揃いだった。汐美さんは帯は緑色だった。ゆうひくんは忘れた。
・・・顔が疲れていた。えーん。もっと白塗りのお化粧、上手だったはずなのにー。
踊りはよくわからなかった。日舞、知らないから。でも二人でい息を合わせて踊っているのはよくわかった。いつもこうやって二人で踊っていたよな、と思うと切なくなった。もうこれが最後だなんて。
その後1部は専科さんの演目が続き、気が遠くなっていきそうだった。
15分の休憩の後、2部。こちらは若手生徒達の演目が続く。和モノショーのようでなかなか楽しい。皆、緊張しながら一所懸命やっているのがわかる。少ない時は2人程度しか舞台にいないのだ。普段の大劇場の舞台ではこの年代の生徒ではありえないもの。これはやりがいがあるだろうな。
若手以外にも、組長クラスや専科さんも出て来る。鈴鹿照さんの鬼着ぐるみもびっくりしたが、ゆずちょうさんが男役でしかもちょびひげ付きだったのはびっくりした。
25分の休憩があって3部。一番最初はわたるくん。もうオトコマエ!さすがトップさん、専科さんたちの貫禄とはまた違う、さすがにトップ張ってるだけある見栄の切り方、存在感だった。踊りも上手かったと思う。
しかし、何にびっくりしたかってーと、着物の裾をからげた時に見える赤い○○○○だ。私は1階のA席で観ていたのだけど、もっと前で緑野師匠が御覧になっていて、きっとしっかり日記に書いてくださると思うから、私はパス!
脚は筋肉質で細く、腕も細い。腕には入れ墨の模様まで入っていた。とても女性には見えなかった。
さらに専科さんの演目があって、フィナーレ。3部に出ていた人以外は、緑の袴に着替えて、「清く正しく美しく」の音楽に合わせて歌う。あのカゲソロは誰だったんだろう?
汐美さんはやっぱりゆうひくんと一緒に登場。もうにっこにこ。ゆうひくんは相変わらずかすかに微笑むだけでクール。べそべそ。最後に一緒に舞台に立てて良かった。
全員が舞台に出て、正座し、一礼。客席の左、右、正面と視線をきちっきちっと投げていたのが印象的。そして、心からほっとした様子の汐美さんの表情を観ながら、幕が降りた。
うん、なかなか面白かった。いい舞台だったと思う。
帰りは緑野師匠とkineさんとご一緒させていただく。やはり話題はわたるくんの○○○○。汐美大空ラスト共演舞台の話はどこへ?
2階席では、音楽学校の本科生、予科生がずらっと並んで観ていたようだ。帰り道、予科生の一人がギブスをし、松葉づえをついて歩いているのを見た。
きっと、あれだ。運動会の時、お手伝いをしていた背の高い予科生が一人、転んだのだ。ものすごく痛そうで、立ち上がれず周りに支えてもらいながらトラックから下がって行った。きっとあの子だと思う。やはりかなりひどい怪我だったのだな。でも制服を着て、松葉づえをつきながら歩いていたから、少しずつ回復しているのだと思いたい。
舞踊会の前に少しだけ時間があったので、プチミュージアムへ行った。
汐美関連は、前の絢爛の時にフィナーレで来ていたぴらぴら付きの白い衣装が展示してあった。お稽古風景のビデオにもちょこちょこ写っていた。
そして9月2日の集合日に撮った、星組集合写真が2パターン。この日、退団発表があった。確かに服はあの時着ていた服だった。
汐美さんは同期4人と手を握ったり顔を寄せ合ったりして写っていた。普通は左右に分かれるであろう同期が、みんな集まっていた。
もうこうやって、集合日に学年順に並んで写真を撮ることもないんだな。
今回の公演の展示があるのは、次の星組公演の時。私は次の星組公演、観に来れるだろうか。辛くて観られないような気がしてならない。
汐美さん関連、雑感。
緑野師匠が日記にかいておられた梅田のBIG MANの映像を見に行った。私は阿呆で、向かって右のスクリーンをずっと見ていた。だってBIG MANというと私にとっては向かって右のことだったんだもの。
全然、宝塚の映像にならないので(ファンタジーガーデンを広告するノルさんは何回も見た)諦めて帰ろうと向かって左のスクリーンの前を通ると、まさしく上映中。見入ってしまった。
たしかにケロさんが大写しになり、歌っていた。嬉しかった。多分これはCSと同じ映像なんだと思う。
映像では汐美さん以外もたくさん写っていて、初めて「そうかー、ショーのオープニング、わたるくん、こんな恰好してたのか」とか気が付いた。だって、私、ショーは汐美さんにオペラ固定で他の人見て無いから。いずれビデオを買ったら見られるだろうし。
☆
宝塚のキャトルレーヴ、入り口入ってすぐ左のところに汐美コーナーができていた。退団コーナーらしい。汐美関連グッズが集められていた。
ここに「販売は12月14日まで」とあったので、次の雪組公演が12月14日までと知った。そうか、銀橋の工事があるから年末までは公演がないんだな。
そして、汐美さんが新しい銀橋を渡ることはないんだな・・・、と。
☆
スカイステージで12月に「汐美真帆さよなら特集」をしてもらえるそうだ。「血と砂」とかDSとか「巌流」の東京楽とかインタビューとか。
やってもらえるとは思っていたけど。「血と砂」がいつまでたってもCSで放映されないのは、さよならの時にするからだろうと思っていたけど、こんなに早くとは思ってなかった。
「血と砂」はファンがチケットをこそげとってしまったので、あまり一般の方は観ていないらしい。ぜひ、今回、見ていただきたいと思う。
☆
デイリースポーツ紙で「退団は誰にも相談せずに決めました。相談するということは引き止めて欲しいということだから」というようなことを書いていた。
ってウソじゃない?
ゆうひくんには相談したんじゃないの?じゃないと、ゆうひくんがわざわざ舞踊会に出ないと思うのだ。ゆうひくん、バウのお稽古の真っ最中の大変な時期で、今年出なければならない理由がない。一緒の舞台に立とう、ということを、退団を理由に説得したんじゃないかなぁ?
相談ではなくて、報告かもしれないけど。
案外汐美さんはうそつきさん。都合の悪いことは言わない。とっさの判断でうそついて、あとでつじつまあわなくなってることが時々ある。些細なことで、だけどね。
だから発言を全ては鵜呑みにはしていない。でも汐美さんが言うことはそうなんだね、と信じることにしている。だってそう、信じて欲しいと思って言ってるわけだから。
美しいうそつきさんだから。だまされたいと思って追いかけてるんだから、私は。
☆
来月7日の「ビバ・タカラジェンヌ」はとうこちゃん。その後の日程ではゆうひくんも出るようだ。
ゆうひくんは自分のバウのことで忙しいだろうけど、せめてとうこちゃんはケロちゃんのこと、ちょっと何か言って欲しいな。
普段はほとんど聞かない番組だけど、とうこちゃんとゆうひちゃんの回は聞こうかな。
☆
今回の公演、もちろんオペラは汐美固定なんだけど、それ以外にもつい観てしまうポイントがある。
寿王の横に座る玉環の指先、わたるくんを誘惑するドルチェ・ヴィータの白い指先。本当に美しい。最後の銀橋でのわたるくんとのご挨拶での腰のかがめかたも大好き。
ショーでドルチェ・ヴィータを手に入れ、競り下がる時のわたるくんの表情。恍惚というのはこういうことかという顔だ。2階席から観ているとこっぱずかしい位。手に入れたのはわたるくんなのか、ドルチェ・ヴィータなのか。
サテリコン、サテュロスJrのすずみんのまがまがしさ。まさに魔、だ。博多座の時はタニちゃんも魔そのものだったけどまとぶんはそれほどでもないから、すずみんのまがまがしさが際立つ。すずみんは「バビロン」でも女装していたなぁ。オギーはすずみんの本性をこう捉えているんだろう。そのサテュロスJrに操られるコーザノストラがケロちゃんてのはなんか納得いかないけど。
サテリコン(あそこは本当は花市場の続きらしいが)で、大セリを利用したセットの中で、ドルチェ・ヴィータとキスしている男役がいる。誰だろうとずっと思っていたら、みっこちゃんだった。やはりああいった色気は若くては出ないものなのだな。
前にも書いたけど、清十郎さま、もといゆかりちゃんが檀ちゃんの後ろで踊っている時の美しさにはため息が出る。髪型がなかなか恰好いいのだ。
ダンサーあかしくん。顔で踊るあかしと呼ばれているそうだが、今回納得。青の洞窟のとことかね、ホント、顔で踊ってる。
デュエットダンスでケロちゃんと組んでくれてるみなみちゃん。ショーで出ずっぱりと聞いて、気を付けてみるようにしてみたら確かにあちこちに使われていた。特に花市場の上手銀橋付け根でコーラスしている緑色のストライプのドレスの3人娘の真ん中にいるみなみちゃんは上品で可愛くてお人形さんみたいだった。
そして、フィナーレの黒エンビで階段中央に立つ汐美真帆が出てくると・・・私はその前まで飛んでいって、襟元つかんでがくがくゆさぶりたくてたまらなくなるのだ!!
なんで辞める必要があるんだ!こんなに綺麗なのに!こんなに美しいのに!こんなに黒エンビば似合うのに!こんなに元気なのに!
なんで辞めるんだ、ばかー!!
緑野師匠が日記にかいておられた梅田のBIG MANの映像を見に行った。私は阿呆で、向かって右のスクリーンをずっと見ていた。だってBIG MANというと私にとっては向かって右のことだったんだもの。
全然、宝塚の映像にならないので(ファンタジーガーデンを広告するノルさんは何回も見た)諦めて帰ろうと向かって左のスクリーンの前を通ると、まさしく上映中。見入ってしまった。
たしかにケロさんが大写しになり、歌っていた。嬉しかった。多分これはCSと同じ映像なんだと思う。
映像では汐美さん以外もたくさん写っていて、初めて「そうかー、ショーのオープニング、わたるくん、こんな恰好してたのか」とか気が付いた。だって、私、ショーは汐美さんにオペラ固定で他の人見て無いから。いずれビデオを買ったら見られるだろうし。
☆
宝塚のキャトルレーヴ、入り口入ってすぐ左のところに汐美コーナーができていた。退団コーナーらしい。汐美関連グッズが集められていた。
ここに「販売は12月14日まで」とあったので、次の雪組公演が12月14日までと知った。そうか、銀橋の工事があるから年末までは公演がないんだな。
そして、汐美さんが新しい銀橋を渡ることはないんだな・・・、と。
☆
スカイステージで12月に「汐美真帆さよなら特集」をしてもらえるそうだ。「血と砂」とかDSとか「巌流」の東京楽とかインタビューとか。
やってもらえるとは思っていたけど。「血と砂」がいつまでたってもCSで放映されないのは、さよならの時にするからだろうと思っていたけど、こんなに早くとは思ってなかった。
「血と砂」はファンがチケットをこそげとってしまったので、あまり一般の方は観ていないらしい。ぜひ、今回、見ていただきたいと思う。
☆
デイリースポーツ紙で「退団は誰にも相談せずに決めました。相談するということは引き止めて欲しいということだから」というようなことを書いていた。
ってウソじゃない?
ゆうひくんには相談したんじゃないの?じゃないと、ゆうひくんがわざわざ舞踊会に出ないと思うのだ。ゆうひくん、バウのお稽古の真っ最中の大変な時期で、今年出なければならない理由がない。一緒の舞台に立とう、ということを、退団を理由に説得したんじゃないかなぁ?
相談ではなくて、報告かもしれないけど。
案外汐美さんはうそつきさん。都合の悪いことは言わない。とっさの判断でうそついて、あとでつじつまあわなくなってることが時々ある。些細なことで、だけどね。
だから発言を全ては鵜呑みにはしていない。でも汐美さんが言うことはそうなんだね、と信じることにしている。だってそう、信じて欲しいと思って言ってるわけだから。
美しいうそつきさんだから。だまされたいと思って追いかけてるんだから、私は。
☆
来月7日の「ビバ・タカラジェンヌ」はとうこちゃん。その後の日程ではゆうひくんも出るようだ。
ゆうひくんは自分のバウのことで忙しいだろうけど、せめてとうこちゃんはケロちゃんのこと、ちょっと何か言って欲しいな。
普段はほとんど聞かない番組だけど、とうこちゃんとゆうひちゃんの回は聞こうかな。
☆
今回の公演、もちろんオペラは汐美固定なんだけど、それ以外にもつい観てしまうポイントがある。
寿王の横に座る玉環の指先、わたるくんを誘惑するドルチェ・ヴィータの白い指先。本当に美しい。最後の銀橋でのわたるくんとのご挨拶での腰のかがめかたも大好き。
ショーでドルチェ・ヴィータを手に入れ、競り下がる時のわたるくんの表情。恍惚というのはこういうことかという顔だ。2階席から観ているとこっぱずかしい位。手に入れたのはわたるくんなのか、ドルチェ・ヴィータなのか。
サテリコン、サテュロスJrのすずみんのまがまがしさ。まさに魔、だ。博多座の時はタニちゃんも魔そのものだったけどまとぶんはそれほどでもないから、すずみんのまがまがしさが際立つ。すずみんは「バビロン」でも女装していたなぁ。オギーはすずみんの本性をこう捉えているんだろう。そのサテュロスJrに操られるコーザノストラがケロちゃんてのはなんか納得いかないけど。
サテリコン(あそこは本当は花市場の続きらしいが)で、大セリを利用したセットの中で、ドルチェ・ヴィータとキスしている男役がいる。誰だろうとずっと思っていたら、みっこちゃんだった。やはりああいった色気は若くては出ないものなのだな。
前にも書いたけど、清十郎さま、もといゆかりちゃんが檀ちゃんの後ろで踊っている時の美しさにはため息が出る。髪型がなかなか恰好いいのだ。
ダンサーあかしくん。顔で踊るあかしと呼ばれているそうだが、今回納得。青の洞窟のとことかね、ホント、顔で踊ってる。
デュエットダンスでケロちゃんと組んでくれてるみなみちゃん。ショーで出ずっぱりと聞いて、気を付けてみるようにしてみたら確かにあちこちに使われていた。特に花市場の上手銀橋付け根でコーラスしている緑色のストライプのドレスの3人娘の真ん中にいるみなみちゃんは上品で可愛くてお人形さんみたいだった。
そして、フィナーレの黒エンビで階段中央に立つ汐美真帆が出てくると・・・私はその前まで飛んでいって、襟元つかんでがくがくゆさぶりたくてたまらなくなるのだ!!
なんで辞める必要があるんだ!こんなに綺麗なのに!こんなに美しいのに!こんなに黒エンビば似合うのに!こんなに元気なのに!
なんで辞めるんだ、ばかー!!
急に冷えてきた。
ついこの前まで夏だったような気がするのに。
今日、仕事でイメージ画像を探していて、クリスマスイルミネーションの風景に行き当たった。
そうか、最終日の頃はもう真冬、クリスマスの後になるんだな。街がきらきらして寒くて美しい季節なのだけど、その頃、汐美さんは、私は何を思っているだろう。
いかん、考えるだけで号泣。
今までに星組公演を観たのは6回。正確には5.5回。ショーだけ観た回があるから。本当はもっともっと観たいんだけど、こぶ付きではこれが限界。
今週はそれでもさらに舞踊会、友人たちとの観劇、お茶会と続く。ふえーい・・・。
でも汐美さんはもっと大変そうだ。この前の観劇、ショーの最中にふっと気を抜いた汐美さんの顔を見てしまった。かなり疲れた顔をしていた。
そりゃそうだろう。新人公演も終わって、終演後はそのまま出て来ることはほとんどない様子。11時頃までお稽古しているみたい。1回公演の時は一度出てからまたお稽古に入っているようだ。舞踊会とディナーショーがあるからなぁ。休演日ももちろんお稽古。
疲れないわけがない。ここが踏んばりどころかも。
kineさんの日記を読ませていただいて、ほーと思った。なるほどなー。歌い手のセレクションそれぞれに狙いがあり、そして実現する生徒さんたちの個性との相乗効果で、結果が生まれているということだと思う。
・・・ケロちゃんのヘタな(?)歌もオギーの狙いのひとつ、にしてくださってありがとうございます。
(私がケロちゃんを、kineさんがわたるくんを、歌がヘタと思っていないのと同様に、タニちゃんファンはタニの歌をヘタとは思ってないんだろうな。となると、歌の許容範囲って単にファンかそうでないかだけで決まるものなのかも)
私はもう思考停止状態。ただただ、あるがままの世界を受け入れてショーを観、聞いている。他の演出家のショーの時はいろいろ考えながら観ることもあるんだけど、オギーのショーは、「パッサージュ」にしろ「バビロン」にしろ、ただひたすらオギーの作り上げた世界を受け入れるだけになってしまう。麻痺させられてしまうのだ。
いつぞや緑野師匠が書いてらしたが、オギーの世界は実はとっても危険なのかもしれない。
「ドマーニ」という雑誌で、宝塚&四季を取り上げていた。演出家代表はオギー。彼なりの宝塚の世界観がちょっと語られていて興味深かった。しかしあのルックスはびっくりするよなー。
同じ記事でトップ代表はわたるくん。大劇場の座席に男前に座る姿が恰好いい。インタビュー内容もどうやって女性の望む男らしさを作り上げるか、でこちらも面白かった。
しかし、本人プロフィールの欄、最後にひとこと「素の声はとても高くて女らしい」みたいなことが書かれていて笑ってしまった。そうなんだよなー、わたるくんて素はとっても女の子、なんだな。
私の前のご贔屓、真琴つばささんは素でも男役だったから(今でも男役のまんま。「ヘキサゴン」でも一人だけオトコだった・泣)、わたるくんがNOW ONで素でしゃべってるのを観た時は驚いた覚えがある。トップ男役が女の子でいいのー?って。もう慣れたけど。
ケロちゃんは素ではとっても女性、だと思う。大人の。女の子、ではないような印象を私は持っている。
なのになんで黒エンビ着て、ピアノに寄りかかっただけでフェロモンが出ちゃうのよ〜?不思議だ。
一体どんなDSになるんだろう。楽しみなような不安なような。普通のDSは歌をじっくり聞かせるものだったりするけど、前回の汐美DSは芝居仕立てで、歌は少なめだった。今回も歌は少なめ、かな?やっぱり。
ついこの前まで夏だったような気がするのに。
今日、仕事でイメージ画像を探していて、クリスマスイルミネーションの風景に行き当たった。
そうか、最終日の頃はもう真冬、クリスマスの後になるんだな。街がきらきらして寒くて美しい季節なのだけど、その頃、汐美さんは、私は何を思っているだろう。
いかん、考えるだけで号泣。
今までに星組公演を観たのは6回。正確には5.5回。ショーだけ観た回があるから。本当はもっともっと観たいんだけど、こぶ付きではこれが限界。
今週はそれでもさらに舞踊会、友人たちとの観劇、お茶会と続く。ふえーい・・・。
でも汐美さんはもっと大変そうだ。この前の観劇、ショーの最中にふっと気を抜いた汐美さんの顔を見てしまった。かなり疲れた顔をしていた。
そりゃそうだろう。新人公演も終わって、終演後はそのまま出て来ることはほとんどない様子。11時頃までお稽古しているみたい。1回公演の時は一度出てからまたお稽古に入っているようだ。舞踊会とディナーショーがあるからなぁ。休演日ももちろんお稽古。
疲れないわけがない。ここが踏んばりどころかも。
kineさんの日記を読ませていただいて、ほーと思った。なるほどなー。歌い手のセレクションそれぞれに狙いがあり、そして実現する生徒さんたちの個性との相乗効果で、結果が生まれているということだと思う。
・・・ケロちゃんのヘタな(?)歌もオギーの狙いのひとつ、にしてくださってありがとうございます。
(私がケロちゃんを、kineさんがわたるくんを、歌がヘタと思っていないのと同様に、タニちゃんファンはタニの歌をヘタとは思ってないんだろうな。となると、歌の許容範囲って単にファンかそうでないかだけで決まるものなのかも)
私はもう思考停止状態。ただただ、あるがままの世界を受け入れてショーを観、聞いている。他の演出家のショーの時はいろいろ考えながら観ることもあるんだけど、オギーのショーは、「パッサージュ」にしろ「バビロン」にしろ、ただひたすらオギーの作り上げた世界を受け入れるだけになってしまう。麻痺させられてしまうのだ。
いつぞや緑野師匠が書いてらしたが、オギーの世界は実はとっても危険なのかもしれない。
「ドマーニ」という雑誌で、宝塚&四季を取り上げていた。演出家代表はオギー。彼なりの宝塚の世界観がちょっと語られていて興味深かった。しかしあのルックスはびっくりするよなー。
同じ記事でトップ代表はわたるくん。大劇場の座席に男前に座る姿が恰好いい。インタビュー内容もどうやって女性の望む男らしさを作り上げるか、でこちらも面白かった。
しかし、本人プロフィールの欄、最後にひとこと「素の声はとても高くて女らしい」みたいなことが書かれていて笑ってしまった。そうなんだよなー、わたるくんて素はとっても女の子、なんだな。
私の前のご贔屓、真琴つばささんは素でも男役だったから(今でも男役のまんま。「ヘキサゴン」でも一人だけオトコだった・泣)、わたるくんがNOW ONで素でしゃべってるのを観た時は驚いた覚えがある。トップ男役が女の子でいいのー?って。もう慣れたけど。
ケロちゃんは素ではとっても女性、だと思う。大人の。女の子、ではないような印象を私は持っている。
なのになんで黒エンビ着て、ピアノに寄りかかっただけでフェロモンが出ちゃうのよ〜?不思議だ。
一体どんなDSになるんだろう。楽しみなような不安なような。普通のDSは歌をじっくり聞かせるものだったりするけど、前回の汐美DSは芝居仕立てで、歌は少なめだった。今回も歌は少なめ、かな?やっぱり。
「TOKK」というフリーペーパーがある。
阪急が出しているもので、阪急系列の駅でもらえる。全ページカラーで紙もよく、デザインもきれいで特集の切り口もなかなかいい。
その中で1P分位が宝塚のページ。現在公演中の公演を紹介したり、宝塚ミニ知識のコラムがあったりする。ちょっと前までは、発売直前の「歌劇」や「グラフ」の表紙が見られたりもした。
生徒のインタビュー記事もある。その時公演中の注目の生徒が取り上げられたりする。新人公演の主演生徒やバウ主演の生徒だったりすることもある。だから「血と砂」の時、インタビュー記事が載らないか、楽しみにしていたのだけど、取り上げてもらえなかった。
それが今回、退団ということで掲載されていた。
取り上げては欲しかったけど、こんなきっかけというのは寂しすぎる。
今回の記事の中で、印象深かった役というのがあった。「巌流」の武蔵と「心中・恋の大和路」の八衛門だそうだ。見事にバウ作品ばかり。汐美真帆がバウ役者といわれていたことがあるそうだが、本人も一番好きな劇場がバウと言っていたこともあるし、そうなんだろうな、と思う。
ラジオ番組「ビバ・タカラジェンヌ」では「血と砂」も挙げていたけれど、今回はなかった。
以前に友人たちと、千秋楽でのご挨拶、組長の退団にあたってのプロフィールご紹介の時、好きだった役をなんと言うだろうと話をしていたことがある。ファン仲間では、武蔵派とフアン派に分かれるようだ。
私はフアン派だ。「血と砂」のフアン=ガルラード。
ケロちゃん唯一の主演作の役。ゆうひくんとW主演とはいえ、センターで白い衣装を身にまとい、歌い踊っていたあの役。
発表になった日どれだけ嬉しかったか、チケット確保にどれだけエネルギーを費やしたか、ポスターを電車の吊り広告から引っこ抜いたこともあった。原作を求めて書店や図書館をめぐり、映画のビデオを探し(エロビデオ扱いだったのもあって、借りるのにどれだけ恥ずかしかったか!)、役柄を想像して悶々としたりした。初日をどれだけの緊張と期待で待ち望んだか。
それらの苦労と期待が全てむくわれる舞台だった。
本人はどうだったんだろうな。
ものすごいプレッシャーだったことは想像がつく。あの頃、本人、ガリガリに痩せていたもの。食べても食べても太れなかったと、後に言っていた。
ちずさんやえりさんといった上級生も出ていたけど、W主演の相方のゆうひくんは下級生ということもあって、必死に舞台を引っ張っていたようだ。お稽古前に皆でラジオ体操をしたりして、ムードを盛り上げたりしていたようだし。
その他にも、来てくれたお客さまに汐美真帆・大空祐飛連名のお礼の品を用意したり(持って歩いている人を見た)、お茶会ではゆうひくんとお互いに訪問しあったり。雑事はもちろん、新公主演すらしたことがないのだから、主演のプレッシャーだって初めての経験だったはずだ。
だから、もしかするとあの作品は楽しいと思う余裕はなかったかもしれない。
その後の「巌流」は楽しそうだった。主演じゃないし、相方は頼りになるとうこちゃんだし。
でも私は、あの「血と砂」の、追いつめられた状況の中で必死になっていたケロちゃんの、その必死さが愛しかった。私たちも初主演で必死だった。最初で最後だろうという覚悟があった。
鮮烈に思い出せる、切なさときらめきだ。
余裕をもって望める舞台もいいけれど、ギリギリまで追いつめられた中で生み出す舞台が私は好きだった。
私は千秋楽、フアンの名前を挙げて欲しいけど、本人は別の想いでフアンの名前を心に留めているかもしれない。だから言わないのかもしれない、「好きな役」には。それはそれでしょうがないことだし。
でも、私が一番好きな、汐美真帆の役は「フアン=ガルラード」だ。哀しい眼をしていたの闘牛士の名前だ。
阪急が出しているもので、阪急系列の駅でもらえる。全ページカラーで紙もよく、デザインもきれいで特集の切り口もなかなかいい。
その中で1P分位が宝塚のページ。現在公演中の公演を紹介したり、宝塚ミニ知識のコラムがあったりする。ちょっと前までは、発売直前の「歌劇」や「グラフ」の表紙が見られたりもした。
生徒のインタビュー記事もある。その時公演中の注目の生徒が取り上げられたりする。新人公演の主演生徒やバウ主演の生徒だったりすることもある。だから「血と砂」の時、インタビュー記事が載らないか、楽しみにしていたのだけど、取り上げてもらえなかった。
それが今回、退団ということで掲載されていた。
取り上げては欲しかったけど、こんなきっかけというのは寂しすぎる。
今回の記事の中で、印象深かった役というのがあった。「巌流」の武蔵と「心中・恋の大和路」の八衛門だそうだ。見事にバウ作品ばかり。汐美真帆がバウ役者といわれていたことがあるそうだが、本人も一番好きな劇場がバウと言っていたこともあるし、そうなんだろうな、と思う。
ラジオ番組「ビバ・タカラジェンヌ」では「血と砂」も挙げていたけれど、今回はなかった。
以前に友人たちと、千秋楽でのご挨拶、組長の退団にあたってのプロフィールご紹介の時、好きだった役をなんと言うだろうと話をしていたことがある。ファン仲間では、武蔵派とフアン派に分かれるようだ。
私はフアン派だ。「血と砂」のフアン=ガルラード。
ケロちゃん唯一の主演作の役。ゆうひくんとW主演とはいえ、センターで白い衣装を身にまとい、歌い踊っていたあの役。
発表になった日どれだけ嬉しかったか、チケット確保にどれだけエネルギーを費やしたか、ポスターを電車の吊り広告から引っこ抜いたこともあった。原作を求めて書店や図書館をめぐり、映画のビデオを探し(エロビデオ扱いだったのもあって、借りるのにどれだけ恥ずかしかったか!)、役柄を想像して悶々としたりした。初日をどれだけの緊張と期待で待ち望んだか。
それらの苦労と期待が全てむくわれる舞台だった。
本人はどうだったんだろうな。
ものすごいプレッシャーだったことは想像がつく。あの頃、本人、ガリガリに痩せていたもの。食べても食べても太れなかったと、後に言っていた。
ちずさんやえりさんといった上級生も出ていたけど、W主演の相方のゆうひくんは下級生ということもあって、必死に舞台を引っ張っていたようだ。お稽古前に皆でラジオ体操をしたりして、ムードを盛り上げたりしていたようだし。
その他にも、来てくれたお客さまに汐美真帆・大空祐飛連名のお礼の品を用意したり(持って歩いている人を見た)、お茶会ではゆうひくんとお互いに訪問しあったり。雑事はもちろん、新公主演すらしたことがないのだから、主演のプレッシャーだって初めての経験だったはずだ。
だから、もしかするとあの作品は楽しいと思う余裕はなかったかもしれない。
その後の「巌流」は楽しそうだった。主演じゃないし、相方は頼りになるとうこちゃんだし。
でも私は、あの「血と砂」の、追いつめられた状況の中で必死になっていたケロちゃんの、その必死さが愛しかった。私たちも初主演で必死だった。最初で最後だろうという覚悟があった。
鮮烈に思い出せる、切なさときらめきだ。
余裕をもって望める舞台もいいけれど、ギリギリまで追いつめられた中で生み出す舞台が私は好きだった。
私は千秋楽、フアンの名前を挙げて欲しいけど、本人は別の想いでフアンの名前を心に留めているかもしれない。だから言わないのかもしれない、「好きな役」には。それはそれでしょうがないことだし。
でも、私が一番好きな、汐美真帆の役は「フアン=ガルラード」だ。哀しい眼をしていたの闘牛士の名前だ。
いろいろ、あるんですけどなかなか書く時間がなくて。
猫関係。
猫の毛皮が季節が移り変わっていることを告げている。ふかふかふわふわになってきた。とっても可愛い。
そろそろ年に一度のワクチン注射&健康診断なのだが、うーむ、行く暇があるかな?
どうしてもご贔屓退団を優先してしまうから。思えば3年前にもご贔屓の退団公演を優先して注射を先送りにしてしまったことがあった。すまん。
仕事関係。
突然、勤続15年の記念品を選べと言われた。
iPodとデジカメとデジタルテレビ用プリンターと電子辞書。私が勤続15年を過ぎたのは去年のことなんですけど?会社の景気はさほどよくないのに、時々こういうことがある。10年目の時は電子辞書とジョージ・ジェンセンのペンダントだった。
iPodかデジカメかで悩んだ。デジカメは1年位前に買ったのがあって気に入って使っている。名刺サイズでシャッター音が猫の鳴き声なのだ。iPodは面白そうだが、普段あまり音楽聞く習慣がないから。
ヨドバシで現物を確かめ、結局デジカメに。父が巨大な旧式のデジカメを使っているので、プレゼントしようと思う。
しかし、勤続15年?すごいなー。ほとんど人事としか思えないけど、そうなんだ。次は20年だが、産休・育休で1年とちょい休んだので、同期たちからは2年遅れになる。
その頃、私はどうしているだろう?うちの辞めない同期たち、まだいるんでしょうか?会社の中で一番沢山残っている期なんですけど。きっといるんだろうな。
育児。
最近、何でも自分でやりたがって手がかかる。うそ泣きして抗議する術もマスターしたようだ。
鼻水がどうもよくならない。こまめに病院に行ってはいる。今とにかく発熱されては困るのだ。鼻水から耳や喉に行くのが怖い。
職場復帰して6ヶ月がすぎた。ばんざい。これでさらに育休手当がいただける。うれしーな。
で、宝塚。
週末ごとにムラに通っている。この前は観劇の後、DSのチケットを一緒に行く友人たちと宝塚ホテルに引き取りに行った。
チラシがもらえると聞いたので、クリアファイル持参、友人たちにも持って来るようにとメールする。
チラシは宝ホのHPに掲載されていて「オギー、タイトルの文字だけで私たちを泣かせたのに、このデザインですか?」とちょっとがっかりしていたのだけど、ポスターとして貼ってあるのはデザインが違う!!
同じ素メイクに黒エンビだけど、蓋をあけたピアノの鍵盤にもたれかかっているポーズ。
普通の人がみたら、くたびれたオバさんに見えるかもしれないけど、ファンからみたら「恰好いい〜♪」。なんていうかフェロモンが出ていました。このポスター欲しいよぉ。
緑野師匠の日記に、時々「ケロは歌がヘタ」って出て来る。確かにケロちゃんが歌が上手と言われたことはないし、そういうものかなぁ、と思っていたけど、私はケロちゃんは歌がヘタと思ったことがないのだ。
と、緑野師匠に言ったら「歌、すごいヘタだと思います・・・今」とお返事がきた。
えー?そうなの?
「私はわたるくんも歌がヘタだと思いません」とさらにお返事。
「えええええーっ!「み」さん、耳、寛大過ぎ(笑)」って緑野師匠。
そうなのかー。その次に「私は檀ちゃんも水くんも平気です」と書いたらお返事はなかった。呆れられたかな。
でも実際そうなのだ。寛大というよりも、私は歌はどっちでもいい。重きを置いていないのだ。その役として情感を込めて歌ってもらえれば充分。
とうこちゃんとか確かに上手いと思う。聞いてて気持ちいいし。でも好きになるのに歌は必然ではないのだ。
歌よりも私にとって重要なのは見た目。とにかく美しくなければ絶対ダメ。夢を見に行ってるのに、美しくないものは見たくない。オバさんの顔なんて、鏡みたらいくらでも見られるんだからさー。目、つぶって歌だけ聞いていたって、夢は見られない。だからきっと私はタータンがダメだったんだと思う。
で、私が美しいと思えるのは、まみさん、汐美さん、檀ちゃん、タカちゃん、花ちゃん、若手ではゆかりちゃんかな?ほんとそれ位。
今回のショーで、檀ちゃん@ドルチェ・ヴィータがゆかりちゃんたち若手を率いて踊る場面がある。眼福。スーツ腕まくりのケロちゃんも美しいし。幸せ。
なのになのに、この作品、DVD化の時にカット場面があるとかないとか。そんなバカな!?やめてくれー!発売延ばしてでもいいから、著作権クリアしてくれー!!
耳の許容範囲の広い私ですが、「くそー、なんでそんなにヘタなんだ!?椅子からずり落ちるっ!」と思うのは、やはりタニちゃんです。「エルドラード」のビデオ見た時は、あぜんとしたよ。あのエトワール。誰か何とかしてやれなかったのだろうか。
猫関係。
猫の毛皮が季節が移り変わっていることを告げている。ふかふかふわふわになってきた。とっても可愛い。
そろそろ年に一度のワクチン注射&健康診断なのだが、うーむ、行く暇があるかな?
どうしてもご贔屓退団を優先してしまうから。思えば3年前にもご贔屓の退団公演を優先して注射を先送りにしてしまったことがあった。すまん。
仕事関係。
突然、勤続15年の記念品を選べと言われた。
iPodとデジカメとデジタルテレビ用プリンターと電子辞書。私が勤続15年を過ぎたのは去年のことなんですけど?会社の景気はさほどよくないのに、時々こういうことがある。10年目の時は電子辞書とジョージ・ジェンセンのペンダントだった。
iPodかデジカメかで悩んだ。デジカメは1年位前に買ったのがあって気に入って使っている。名刺サイズでシャッター音が猫の鳴き声なのだ。iPodは面白そうだが、普段あまり音楽聞く習慣がないから。
ヨドバシで現物を確かめ、結局デジカメに。父が巨大な旧式のデジカメを使っているので、プレゼントしようと思う。
しかし、勤続15年?すごいなー。ほとんど人事としか思えないけど、そうなんだ。次は20年だが、産休・育休で1年とちょい休んだので、同期たちからは2年遅れになる。
その頃、私はどうしているだろう?うちの辞めない同期たち、まだいるんでしょうか?会社の中で一番沢山残っている期なんですけど。きっといるんだろうな。
育児。
最近、何でも自分でやりたがって手がかかる。うそ泣きして抗議する術もマスターしたようだ。
鼻水がどうもよくならない。こまめに病院に行ってはいる。今とにかく発熱されては困るのだ。鼻水から耳や喉に行くのが怖い。
職場復帰して6ヶ月がすぎた。ばんざい。これでさらに育休手当がいただける。うれしーな。
で、宝塚。
週末ごとにムラに通っている。この前は観劇の後、DSのチケットを一緒に行く友人たちと宝塚ホテルに引き取りに行った。
チラシがもらえると聞いたので、クリアファイル持参、友人たちにも持って来るようにとメールする。
チラシは宝ホのHPに掲載されていて「オギー、タイトルの文字だけで私たちを泣かせたのに、このデザインですか?」とちょっとがっかりしていたのだけど、ポスターとして貼ってあるのはデザインが違う!!
同じ素メイクに黒エンビだけど、蓋をあけたピアノの鍵盤にもたれかかっているポーズ。
普通の人がみたら、くたびれたオバさんに見えるかもしれないけど、ファンからみたら「恰好いい〜♪」。なんていうかフェロモンが出ていました。このポスター欲しいよぉ。
緑野師匠の日記に、時々「ケロは歌がヘタ」って出て来る。確かにケロちゃんが歌が上手と言われたことはないし、そういうものかなぁ、と思っていたけど、私はケロちゃんは歌がヘタと思ったことがないのだ。
と、緑野師匠に言ったら「歌、すごいヘタだと思います・・・今」とお返事がきた。
えー?そうなの?
「私はわたるくんも歌がヘタだと思いません」とさらにお返事。
「えええええーっ!「み」さん、耳、寛大過ぎ(笑)」って緑野師匠。
そうなのかー。その次に「私は檀ちゃんも水くんも平気です」と書いたらお返事はなかった。呆れられたかな。
でも実際そうなのだ。寛大というよりも、私は歌はどっちでもいい。重きを置いていないのだ。その役として情感を込めて歌ってもらえれば充分。
とうこちゃんとか確かに上手いと思う。聞いてて気持ちいいし。でも好きになるのに歌は必然ではないのだ。
歌よりも私にとって重要なのは見た目。とにかく美しくなければ絶対ダメ。夢を見に行ってるのに、美しくないものは見たくない。オバさんの顔なんて、鏡みたらいくらでも見られるんだからさー。目、つぶって歌だけ聞いていたって、夢は見られない。だからきっと私はタータンがダメだったんだと思う。
で、私が美しいと思えるのは、まみさん、汐美さん、檀ちゃん、タカちゃん、花ちゃん、若手ではゆかりちゃんかな?ほんとそれ位。
今回のショーで、檀ちゃん@ドルチェ・ヴィータがゆかりちゃんたち若手を率いて踊る場面がある。眼福。スーツ腕まくりのケロちゃんも美しいし。幸せ。
なのになのに、この作品、DVD化の時にカット場面があるとかないとか。そんなバカな!?やめてくれー!発売延ばしてでもいいから、著作権クリアしてくれー!!
耳の許容範囲の広い私ですが、「くそー、なんでそんなにヘタなんだ!?椅子からずり落ちるっ!」と思うのは、やはりタニちゃんです。「エルドラード」のビデオ見た時は、あぜんとしたよ。あのエトワール。誰か何とかしてやれなかったのだろうか。
お誕生日・・・だったのに
2004年10月20日 宝塚中止。
誕生日パーティ。子供のお迎えをどうしようか、誕生日プレゼントをどうしようか、カードの文面をどうしようか、風邪ひいちまった自分の体調をどうしようか、一緒に行ってくれる友人との待ち合わせをどうしようか、仕事をきっちり終わらせられるだろうか。
いろいろ、いろいろ考えたのにぱぁよ。
汐美真帆としての、最後の宝塚生活での誕生日だったのにー!(号泣)
原因:台風。
やはり天の神様が怒ってるんてすって。退団するから。
パーティ中止の情報が入る頃に、ちょうど仕事もケリがつき、数時間前には会社からも「帰って良し」の通達が出たので、すごすごと家に帰ることにした。
保育園に電話すると、お早くお迎えに、とのこと。そうだろうなぁ。うちの保育園はできた保育園で、警報でも子供を預かってくれるし、呼び出しもかからない。人数多過ぎて親呼び出しているうちに台風通過するわな。
この前の台風(っていっても多過ぎていつのだったか覚えてない)の時、電車が止まってしまってエライ目にあったが、今日はスムーズに帰れた。
一度家に帰って着替えて車取ってきて・・・としていると、ポストに封筒が。開封して泣きそうになった。
汐美さんからのプレゼントが届いていた。
それは違うでしょ?こっちがあげなきゃいけない日でしょ?嬉しいけど、哀しくて、寂しいけど、気持ちがほっこりした。
1年前の誕生日は「王家に捧ぐ歌」の東宝公演中だった。日帰りで東宝に観劇に行った。汐美さんはきらきら輝いていた。劇場前にずらりと並んだファンたちを前に、「ついて来て下さい」と言って車に乗り込んで帰っていった。
2年前の誕生日は公演の合間で、千里のビルでトークショーをしていた(正式には19日に)。楽しいトークショーだった。トークショーのあとにはバースディパーティもあってそれも楽しかった。
3年前の誕生日は「血と砂」の初日だった。あの日のことは忘れない。
そして今年、最後の誕生日。台風さえきていなければ、また思い出に残る誕生日になったろうに。にっくき台風。
お茶会の日には、今日渡せなかったプレゼントとカードを渡せるだろうか。もう台風、来ませんように。
誕生日パーティ。子供のお迎えをどうしようか、誕生日プレゼントをどうしようか、カードの文面をどうしようか、風邪ひいちまった自分の体調をどうしようか、一緒に行ってくれる友人との待ち合わせをどうしようか、仕事をきっちり終わらせられるだろうか。
いろいろ、いろいろ考えたのにぱぁよ。
汐美真帆としての、最後の宝塚生活での誕生日だったのにー!(号泣)
原因:台風。
やはり天の神様が怒ってるんてすって。退団するから。
パーティ中止の情報が入る頃に、ちょうど仕事もケリがつき、数時間前には会社からも「帰って良し」の通達が出たので、すごすごと家に帰ることにした。
保育園に電話すると、お早くお迎えに、とのこと。そうだろうなぁ。うちの保育園はできた保育園で、警報でも子供を預かってくれるし、呼び出しもかからない。人数多過ぎて親呼び出しているうちに台風通過するわな。
この前の台風(っていっても多過ぎていつのだったか覚えてない)の時、電車が止まってしまってエライ目にあったが、今日はスムーズに帰れた。
一度家に帰って着替えて車取ってきて・・・としていると、ポストに封筒が。開封して泣きそうになった。
汐美さんからのプレゼントが届いていた。
それは違うでしょ?こっちがあげなきゃいけない日でしょ?嬉しいけど、哀しくて、寂しいけど、気持ちがほっこりした。
1年前の誕生日は「王家に捧ぐ歌」の東宝公演中だった。日帰りで東宝に観劇に行った。汐美さんはきらきら輝いていた。劇場前にずらりと並んだファンたちを前に、「ついて来て下さい」と言って車に乗り込んで帰っていった。
2年前の誕生日は公演の合間で、千里のビルでトークショーをしていた(正式には19日に)。楽しいトークショーだった。トークショーのあとにはバースディパーティもあってそれも楽しかった。
3年前の誕生日は「血と砂」の初日だった。あの日のことは忘れない。
そして今年、最後の誕生日。台風さえきていなければ、また思い出に残る誕生日になったろうに。にっくき台風。
お茶会の日には、今日渡せなかったプレゼントとカードを渡せるだろうか。もう台風、来ませんように。
結果から言うと、無事に希望日のチケット取れました。よかったよかった。これで私の欲しかったチケット、全部取れたんだっけ?いや、まだだ。もう何がなんだかわからなくなってきた。
舞台を観るエネルギーと、チケットを取るエネルギーをうまく振り分けないといけないのだけど、なんだかチケット取る方に行っちゃってる気がする。いかんなぁ。退団なんだから、姿を観られるのはこれが最後なんだから、しっかり目に焼きつけておかないと。
デイリースポーツ紙にインタビュー記事が載っていた。
退団を申し入れたのは、博多座の初日だそうだ。誰にも相談はしなかったそうだ。やっぱり未練はあるそうだ。
ぽつぽつとインタビュー記事などで、退団を決めたいきさつなどが語られることが出てきたが、やはり核心には触れていない。
「この公演で」退団する理由はわかったよ。でも、この公演で「退団する理由」は言わないんだ。
まぁ、絶対言わないだろうけど。
舞台を観るエネルギーと、チケットを取るエネルギーをうまく振り分けないといけないのだけど、なんだかチケット取る方に行っちゃってる気がする。いかんなぁ。退団なんだから、姿を観られるのはこれが最後なんだから、しっかり目に焼きつけておかないと。
デイリースポーツ紙にインタビュー記事が載っていた。
退団を申し入れたのは、博多座の初日だそうだ。誰にも相談はしなかったそうだ。やっぱり未練はあるそうだ。
ぽつぽつとインタビュー記事などで、退団を決めたいきさつなどが語られることが出てきたが、やはり核心には触れていない。
「この公演で」退団する理由はわかったよ。でも、この公演で「退団する理由」は言わないんだ。
まぁ、絶対言わないだろうけど。
汐美真帆退団に当たって、良かったな、と思うことがある。
(いや、無理矢理見つけてるんですけどっ!!)
・オギーのショー&DSで退団できること
次だったら藤井先生。悪くはないと思うけど、藤井先生、出来不出来があるからなー。ケロちゃんの最初のDSは藤井先生でしたが。再来年まで在団して、退団とすると再びオギーが星を担当することはないだろう。生徒の本質を余すことなく見せてくれるオギー、こうしたらファンは泣くだろうということを熟知しているオギー。DSもよろしくお願いいたします。
・大劇場公演で代表作が出来ていること
「血と砂」を終えた後、私の願いはただひとつ「大劇場でこれ、という役が欲しい!」だった。それは全く期待していなかったキムシンの「王家に捧ぐ歌」でかなえられた。ウバルド、その人物像の是非は置いといても、物語を動かす力をもった、物語に不可欠な役だった。とても嬉しかった。
・頼りになる同期がたくさんいる組で辞められること
とうこちゃん含む。どっちかってーと、同期を見送って最後の方で辞めるかと思っていたけど。でも先に辞めるとなると、やはりいい同期が揃っているところで辞められるというのはいいな、と思う。
そしてそして、
・大好きなトップさんに愛されながら辞めていけること!
トップさんというのは、組子全員から愛される存在でなければならない。頼りになるってんでも、可愛いってんでも、放っておけないでも、存在のあり方は何でも構わない。
組子たちが「うちのトップさんは全組一素晴らしい!」という賞賛の表情で階段下から迎えてこそ、階段の真ん中で最後に一番輝けるものだと思う。
ケロちゃんは割と自分の組のトップさんを素直に好きな人。さらに心の底から好きだったら、「好き好きオーラ」が出まくってしまう。
月組時代、真琴つばささん(私の前のご贔屓)のこともだーい好きだった。いつぞや、真琴さんのお茶会と自分のお茶会が重なってしまったとき、自分のお茶会を抜け出して、真琴さんのお茶会にゲストしに行ってしまったことさえある。
そりゃ、真琴さんの退団公演だったからね、組子全員で行くことになっていたらしいけど、その間、汐美茶に行っていた私たちは、主役不在のままゲームしてましたよ(苦笑)
私がなぜ第一ご贔屓と真琴さんのお茶会に行ってなかったか。定員オーバーか何かで、初心者ファンは入れてもらえなかったのよー!しょうがないので、第二ご贔屓だった汐美さんの方に行ってましたとさ。
そして、今のトップ、わたるくんのこともだーい好き。好き好きオーラが出まくってる。自分が星組に組み替えになり、わたるくんがそのトップになるって公になった直後のNHKのお正月番組の時から既に、オーラが出ていた。
わたるくんも度量が広いというか、まんべんなく愛してくれる。
ショーの船のシーン、セレブ@わたるくんが航海士@ケロちゃんにコートと帽子を渡す。ここで「あ!有名人だ!」か「すげー、かっこいい!」か知らないけど、航海士はセレブさんに見とれる。
今日、公演を観ていたら、セレブさんは航海士の耳もとで何か囁いた。滅茶苦茶嬉しそうな航海士、しかも照れてしまっている。いつもは組長とじゃれあいながら引っ込むのだけど、今日は組長おきざり。小首を傾げながら照れながら引っ込んで行った。
一体何をいわれたのだろう、気になる。
さらに、中詰め、雷がなって暗転となる時、銀橋に出ていたセレブや航海士、慌てて引っ込む。普通はセレブとセレブの正妻@檀ちゃんと航海士が仲良く手をつないで引っ込んで行くのだけど、今日はセレブが航海士の肩をすっぽりと抱き、そのまま袖まで連れて行った。
一体何なの?どういうストーリーがあって、そういうことになるの?
博多座でも最後の方ではかなりそういうふれあいがあったそうだけど。
でもどっちにしろ、これは退団するケロちゃんをわたるくんがとっても気に掛けていてくれるってことだ。ストレートに、まだ大劇場公演の半ばだというのに、気にかけてくれている。
ありがとう、わたるくん。ケロちゃんの思いにこたえてくれて。
汐美ファンのひとりとして、御礼言わせていただきます。本人もとっても幸せそうです。
このまま東宝楽まで行くと、やり過ぎになっちゃうかもしれないけど、もう最後だから、好きにやらせてあげてください。わたるくんなら受け止めてくれると信じている。
(いや、無理矢理見つけてるんですけどっ!!)
・オギーのショー&DSで退団できること
次だったら藤井先生。悪くはないと思うけど、藤井先生、出来不出来があるからなー。ケロちゃんの最初のDSは藤井先生でしたが。再来年まで在団して、退団とすると再びオギーが星を担当することはないだろう。生徒の本質を余すことなく見せてくれるオギー、こうしたらファンは泣くだろうということを熟知しているオギー。DSもよろしくお願いいたします。
・大劇場公演で代表作が出来ていること
「血と砂」を終えた後、私の願いはただひとつ「大劇場でこれ、という役が欲しい!」だった。それは全く期待していなかったキムシンの「王家に捧ぐ歌」でかなえられた。ウバルド、その人物像の是非は置いといても、物語を動かす力をもった、物語に不可欠な役だった。とても嬉しかった。
・頼りになる同期がたくさんいる組で辞められること
とうこちゃん含む。どっちかってーと、同期を見送って最後の方で辞めるかと思っていたけど。でも先に辞めるとなると、やはりいい同期が揃っているところで辞められるというのはいいな、と思う。
そしてそして、
・大好きなトップさんに愛されながら辞めていけること!
トップさんというのは、組子全員から愛される存在でなければならない。頼りになるってんでも、可愛いってんでも、放っておけないでも、存在のあり方は何でも構わない。
組子たちが「うちのトップさんは全組一素晴らしい!」という賞賛の表情で階段下から迎えてこそ、階段の真ん中で最後に一番輝けるものだと思う。
ケロちゃんは割と自分の組のトップさんを素直に好きな人。さらに心の底から好きだったら、「好き好きオーラ」が出まくってしまう。
月組時代、真琴つばささん(私の前のご贔屓)のこともだーい好きだった。いつぞや、真琴さんのお茶会と自分のお茶会が重なってしまったとき、自分のお茶会を抜け出して、真琴さんのお茶会にゲストしに行ってしまったことさえある。
そりゃ、真琴さんの退団公演だったからね、組子全員で行くことになっていたらしいけど、その間、汐美茶に行っていた私たちは、主役不在のままゲームしてましたよ(苦笑)
私がなぜ第一ご贔屓と真琴さんのお茶会に行ってなかったか。定員オーバーか何かで、初心者ファンは入れてもらえなかったのよー!しょうがないので、第二ご贔屓だった汐美さんの方に行ってましたとさ。
そして、今のトップ、わたるくんのこともだーい好き。好き好きオーラが出まくってる。自分が星組に組み替えになり、わたるくんがそのトップになるって公になった直後のNHKのお正月番組の時から既に、オーラが出ていた。
わたるくんも度量が広いというか、まんべんなく愛してくれる。
ショーの船のシーン、セレブ@わたるくんが航海士@ケロちゃんにコートと帽子を渡す。ここで「あ!有名人だ!」か「すげー、かっこいい!」か知らないけど、航海士はセレブさんに見とれる。
今日、公演を観ていたら、セレブさんは航海士の耳もとで何か囁いた。滅茶苦茶嬉しそうな航海士、しかも照れてしまっている。いつもは組長とじゃれあいながら引っ込むのだけど、今日は組長おきざり。小首を傾げながら照れながら引っ込んで行った。
一体何をいわれたのだろう、気になる。
さらに、中詰め、雷がなって暗転となる時、銀橋に出ていたセレブや航海士、慌てて引っ込む。普通はセレブとセレブの正妻@檀ちゃんと航海士が仲良く手をつないで引っ込んで行くのだけど、今日はセレブが航海士の肩をすっぽりと抱き、そのまま袖まで連れて行った。
一体何なの?どういうストーリーがあって、そういうことになるの?
博多座でも最後の方ではかなりそういうふれあいがあったそうだけど。
でもどっちにしろ、これは退団するケロちゃんをわたるくんがとっても気に掛けていてくれるってことだ。ストレートに、まだ大劇場公演の半ばだというのに、気にかけてくれている。
ありがとう、わたるくん。ケロちゃんの思いにこたえてくれて。
汐美ファンのひとりとして、御礼言わせていただきます。本人もとっても幸せそうです。
このまま東宝楽まで行くと、やり過ぎになっちゃうかもしれないけど、もう最後だから、好きにやらせてあげてください。わたるくんなら受け止めてくれると信じている。
宝塚90周年記念大運動会。
そもそもあまり興味が無かった。行く気も薄かった。チケット会に頼んだ位だから(私は行きたい公演のチケットを会に頼めるほど、貢献度の高い会員ではありません)。
なんとなく@ぴあで立ち見を買ってしまって、どーしよーかーなー、と思っていたが、緑野師匠がご一緒くださるということで、行く気になったのだ。
行ってよかった!いやあ、面白かった!
立ち見1000円でこんなに楽しませてもらっていいんだろうか?と思ってしまった。
その立ち見、開演15分前からやっと会場に入れ始めてもらえたので、結局、最初の月組のオープニングセレモニーは見逃してしまった。
当然、まずは星組の後ろに行ったのだけど、すでに2周目になっていてあまりよく見えない。しかも星組生徒席がまったく見えない。これはまずいと、まだ人の少なそうな雪組の後ろに走っている最中に、月組が終わってしまったのだ。
次が星組でないことを祈りつつ、雪組の後ろをうろうろ。なんとか見えるけど、まだ見えにくい。オペラでどこか空いていないかと探すとあった!父兄席、もとい、専科席の後ろが空いていそう。さらに二人で移動。まだ1周目でバーもしっかりつかめて左右にはスペースもある。
二人で場所を落ち着け、オペラで追い始めた。
「どこにいます?」
「あそこあそこ!わたるくんの後ろ辺り!」
「えー!?髪の毛、結んでる!」
「似合わないー!」
「なんか嬉しそう・・・」
「応援席、とうこちゃんの隣辺りにいるはずですよね」
「リレーに出るのかな?」
「リレーにはいませんね」
「あ、大玉転がしにいる!」
「きゃー、抜かされた!」
「ジャージに着替えてきましたね」
「ジャージはお得意ですから」
「あそこ!わたるくんと記念撮影してた!」
「え?どこどこ?見逃した!」
「綱引きには出ないのかん?」
「さっき軍手もらってたから、出るんですよ、きっと」
「カエルのかぶりものしてますよ・・・」
「とうこちゃんと肩組んで歩いてますよ。4人いるから同期かな?」
「あー、泣いてる〜」
「涙もろいなぁ」
何が嬉しいって、いちいち「ケロちゃんが」「汐美さんが」と言わなくても会話が続くってこと。緑野師匠、ありがとうございます。普通の舞台だとまずしゃべれないし、城ホールでもコンサートだとステージを見て飛んだりはねたりしているのに忙しくてしゃべれない。会場暗いし。この運動会だと適度に客席も明るくて、スピーカーからの音響もそれほど大きくないので、きゃあきゃあとおしゃべりしながら観られたのだ。周りの父兄、もとい観客たちは普通に大人しかったし。
私はひたすら汐美さんだけを追っかけていたけれど、洞察力に優れた緑野師匠は適宜、他の組のことも教えてくださる。
「ゆうひちゃん、どうしてわざわざ胸潰してるのかなぁ?舞台ではあれだけ堂々と見せていたのに」
(ゆうひくんにもともと胸ってあったっけ?)
「たかちゃんはあのサムい演出を楽しんでるはずです」
(齋藤先生、ちょっとコケ気味だよなぁ)
「オサちゃんの隣にいるのはやはりアサコでないと!」
(あのー、ふーちゃんは・・・)
「表彰台に上がるのに、もう一人を待たないのはいかにもコムちゃんですね」
(そ、そうなんですね)
一人で見ていたのではとうてい気が付かなかったであろう、諸々の楽しい出来事が、緑野師匠の解説つきで観られて、本当に贅沢な2時間半でした。
ケロちゃんは、やっぱり白くて、手が長くて、泣き虫で、スコートは似合いませんでした・・・。
見終わった後は、不思議な爽快感があった。生徒さんたちがとても元気にのびのびとしていて気持ち良かったのだ。競技、応援どれをとっても全力で、さわやかにきびきびとこなしていた。気持ち的にも態度でもダレたところがなかった。さすがだった。
ファンも、ちゃんとそれぞれの組にいるんだな、ということを視覚的に認識できて、それも気持ち良かった。
公演中だと、1つか多くて2つの組しかムラでは上演できないわけで、それを観劇しているのは、その組のファンだけとは限らない。だから、組と組のファンがダブっていることも多いのではないかと何の根拠もなく思っていたのだ。
それが、きっちり、自分の組(というか贔屓の組、なんだろうな)を応援する人たちがそれぞれの組に平等にいて、応援してるんだ、とわかった。宝塚ファンの拡がりと、一途さが心地よかった。
そもそもあまり興味が無かった。行く気も薄かった。チケット会に頼んだ位だから(私は行きたい公演のチケットを会に頼めるほど、貢献度の高い会員ではありません)。
なんとなく@ぴあで立ち見を買ってしまって、どーしよーかーなー、と思っていたが、緑野師匠がご一緒くださるということで、行く気になったのだ。
行ってよかった!いやあ、面白かった!
立ち見1000円でこんなに楽しませてもらっていいんだろうか?と思ってしまった。
その立ち見、開演15分前からやっと会場に入れ始めてもらえたので、結局、最初の月組のオープニングセレモニーは見逃してしまった。
当然、まずは星組の後ろに行ったのだけど、すでに2周目になっていてあまりよく見えない。しかも星組生徒席がまったく見えない。これはまずいと、まだ人の少なそうな雪組の後ろに走っている最中に、月組が終わってしまったのだ。
次が星組でないことを祈りつつ、雪組の後ろをうろうろ。なんとか見えるけど、まだ見えにくい。オペラでどこか空いていないかと探すとあった!父兄席、もとい、専科席の後ろが空いていそう。さらに二人で移動。まだ1周目でバーもしっかりつかめて左右にはスペースもある。
二人で場所を落ち着け、オペラで追い始めた。
「どこにいます?」
「あそこあそこ!わたるくんの後ろ辺り!」
「えー!?髪の毛、結んでる!」
「似合わないー!」
「なんか嬉しそう・・・」
「応援席、とうこちゃんの隣辺りにいるはずですよね」
「リレーに出るのかな?」
「リレーにはいませんね」
「あ、大玉転がしにいる!」
「きゃー、抜かされた!」
「ジャージに着替えてきましたね」
「ジャージはお得意ですから」
「あそこ!わたるくんと記念撮影してた!」
「え?どこどこ?見逃した!」
「綱引きには出ないのかん?」
「さっき軍手もらってたから、出るんですよ、きっと」
「カエルのかぶりものしてますよ・・・」
「とうこちゃんと肩組んで歩いてますよ。4人いるから同期かな?」
「あー、泣いてる〜」
「涙もろいなぁ」
何が嬉しいって、いちいち「ケロちゃんが」「汐美さんが」と言わなくても会話が続くってこと。緑野師匠、ありがとうございます。普通の舞台だとまずしゃべれないし、城ホールでもコンサートだとステージを見て飛んだりはねたりしているのに忙しくてしゃべれない。会場暗いし。この運動会だと適度に客席も明るくて、スピーカーからの音響もそれほど大きくないので、きゃあきゃあとおしゃべりしながら観られたのだ。周りの父兄、もとい観客たちは普通に大人しかったし。
私はひたすら汐美さんだけを追っかけていたけれど、洞察力に優れた緑野師匠は適宜、他の組のことも教えてくださる。
「ゆうひちゃん、どうしてわざわざ胸潰してるのかなぁ?舞台ではあれだけ堂々と見せていたのに」
(ゆうひくんにもともと胸ってあったっけ?)
「たかちゃんはあのサムい演出を楽しんでるはずです」
(齋藤先生、ちょっとコケ気味だよなぁ)
「オサちゃんの隣にいるのはやはりアサコでないと!」
(あのー、ふーちゃんは・・・)
「表彰台に上がるのに、もう一人を待たないのはいかにもコムちゃんですね」
(そ、そうなんですね)
一人で見ていたのではとうてい気が付かなかったであろう、諸々の楽しい出来事が、緑野師匠の解説つきで観られて、本当に贅沢な2時間半でした。
ケロちゃんは、やっぱり白くて、手が長くて、泣き虫で、スコートは似合いませんでした・・・。
見終わった後は、不思議な爽快感があった。生徒さんたちがとても元気にのびのびとしていて気持ち良かったのだ。競技、応援どれをとっても全力で、さわやかにきびきびとこなしていた。気持ち的にも態度でもダレたところがなかった。さすがだった。
ファンも、ちゃんとそれぞれの組にいるんだな、ということを視覚的に認識できて、それも気持ち良かった。
公演中だと、1つか多くて2つの組しかムラでは上演できないわけで、それを観劇しているのは、その組のファンだけとは限らない。だから、組と組のファンがダブっていることも多いのではないかと何の根拠もなく思っていたのだ。
それが、きっちり、自分の組(というか贔屓の組、なんだろうな)を応援する人たちがそれぞれの組に平等にいて、応援してるんだ、とわかった。宝塚ファンの拡がりと、一途さが心地よかった。
台風が来るという。一体今年何個目だ?もう来ないと思って、先週窓ふきしちゃったのに。しなきゃよかった。めそめそ。どうせまた風雨でドロドロだわ。
発生した時には何も考えてなかったのに、9日の午前中に直撃ってことは、宝塚に行く日じゃん!しかも息子連れ。しかもしかも並びの日だぁ!?
暴風雨の中運転するのはさすがに怖い。道中特に危ないところを通るわけでないが、ぶつかってこられたりしたら嫌じゃん。自分一人ならいいとしても、子供を巻き込んではなぁ。行けたとしても、並びの日は多分、地下駐車場に入れない。大雨の中、地上の駐車場で子供を車から降ろし、荷物を持ってチャイルドルームまで連れて行くのはすっごく大変。親はずぶぬれ必至。
並びでムラにいるであろうケロファン仲間に電話をかけまくり、手伝ってもらう約束を取り付ける。有り難い。
夕方辺りから同じ時間に子連れで観劇する予定の友人とメールを交換し、行くかどうするか相談する。初めは行く気満々だった友人も、ニュースを見ていたら不安になってきたらしい。やめようかな、なんて言っている。私も不安になって天気予報のサイトを見まくる。うーん、それてくれれば大丈夫そうだけど。
残業をし、閉店間際の百貨店に駆け込み、結婚式用&お茶会用&DS用のスーツを買う。もう「出産直後で体型が戻ってません!子供がヨダレたらすので、高いのはダメ!」と正直に訴えて、適当なのを選ぶ。見て回る精神的余裕なぞなし。
帰ってみると天気予報のボルテージは上がる一方。でもなー、なんか雨も風も止んでるんですけど???
宝塚ホテルにはデイユースがあったはず、とネットで調べる。もし帰る頃に暴風雨で車の運転が難しくなったら、ホテルの駐車場に車を入れて、逃げ込もう。デイユースは宝塚ワシントンにもあるみたい。大浴場入浴も可?それはいいかもしれない。1歳半ならまだ無料だろうし、シングルをとって、二人でお昼寝&入浴になれば、息子も喜ぶだろう。なんだか楽しくなってきた。
とりあえず明日行く用意をして、寝る。台風の時はマンション全体がうなり声をあげるような音がするんだけど、それもなく、静かなものだった。
朝、やはり気になって目が覚める。7時のニュースを見るがやはりちょっとそれている様子。友人には「行く」とメール。友人からも「行く」と返事。
高速も問題なく、制限速度もいつも通りで着々と進み、無事ムラ到着。並びんで眠たそうな友人たちに手伝ってもらい、チャイルドルームに息子を預け、観劇できた。
しかし眠い芝居だ。
公演が終わって外を見ると、すっかり雨も上がり、外のベンチでくつろいでいる人の姿も。一体台風はどこへ?
再び友人たちに手伝ってもらって、息子を引き取り、車に乗せ、帰路へ。また歩道に左前をかすってしまい、ホイールキャップを飛ばしてしまった。今回は車を止め、走っていって回収できたが、タイヤに傷を作ってしまった。ネッツに寄ったら早めのタイヤ交換を勧められた。あーあ。
夜、楽しみにしていた番組があったのに、全て台風関連でニュースに変わっていた。こっちはもう止んでるのになぁ。九州や関西が台風直撃されていても、番組が変わることなんてなくて、画面の上と横にニュース速報流すだけなのに。
東京方面だって台風のピークは過ぎている様子。なのにひたすら特別ニュースをやっていて、しらけた感じ。時間が遅くなるにつれて、画面からもしらけた雰囲気がそこはかとなく漂ってきていた。「10年で最強だ、直撃だ」と自分達で煽り過ぎたんだよ。
やっぱりテレビ番組って東京主体で作ってるんだな、と実感させてくれた台風だった。
発生した時には何も考えてなかったのに、9日の午前中に直撃ってことは、宝塚に行く日じゃん!しかも息子連れ。しかもしかも並びの日だぁ!?
暴風雨の中運転するのはさすがに怖い。道中特に危ないところを通るわけでないが、ぶつかってこられたりしたら嫌じゃん。自分一人ならいいとしても、子供を巻き込んではなぁ。行けたとしても、並びの日は多分、地下駐車場に入れない。大雨の中、地上の駐車場で子供を車から降ろし、荷物を持ってチャイルドルームまで連れて行くのはすっごく大変。親はずぶぬれ必至。
並びでムラにいるであろうケロファン仲間に電話をかけまくり、手伝ってもらう約束を取り付ける。有り難い。
夕方辺りから同じ時間に子連れで観劇する予定の友人とメールを交換し、行くかどうするか相談する。初めは行く気満々だった友人も、ニュースを見ていたら不安になってきたらしい。やめようかな、なんて言っている。私も不安になって天気予報のサイトを見まくる。うーん、それてくれれば大丈夫そうだけど。
残業をし、閉店間際の百貨店に駆け込み、結婚式用&お茶会用&DS用のスーツを買う。もう「出産直後で体型が戻ってません!子供がヨダレたらすので、高いのはダメ!」と正直に訴えて、適当なのを選ぶ。見て回る精神的余裕なぞなし。
帰ってみると天気予報のボルテージは上がる一方。でもなー、なんか雨も風も止んでるんですけど???
宝塚ホテルにはデイユースがあったはず、とネットで調べる。もし帰る頃に暴風雨で車の運転が難しくなったら、ホテルの駐車場に車を入れて、逃げ込もう。デイユースは宝塚ワシントンにもあるみたい。大浴場入浴も可?それはいいかもしれない。1歳半ならまだ無料だろうし、シングルをとって、二人でお昼寝&入浴になれば、息子も喜ぶだろう。なんだか楽しくなってきた。
とりあえず明日行く用意をして、寝る。台風の時はマンション全体がうなり声をあげるような音がするんだけど、それもなく、静かなものだった。
朝、やはり気になって目が覚める。7時のニュースを見るがやはりちょっとそれている様子。友人には「行く」とメール。友人からも「行く」と返事。
高速も問題なく、制限速度もいつも通りで着々と進み、無事ムラ到着。並びんで眠たそうな友人たちに手伝ってもらい、チャイルドルームに息子を預け、観劇できた。
しかし眠い芝居だ。
公演が終わって外を見ると、すっかり雨も上がり、外のベンチでくつろいでいる人の姿も。一体台風はどこへ?
再び友人たちに手伝ってもらって、息子を引き取り、車に乗せ、帰路へ。また歩道に左前をかすってしまい、ホイールキャップを飛ばしてしまった。今回は車を止め、走っていって回収できたが、タイヤに傷を作ってしまった。ネッツに寄ったら早めのタイヤ交換を勧められた。あーあ。
夜、楽しみにしていた番組があったのに、全て台風関連でニュースに変わっていた。こっちはもう止んでるのになぁ。九州や関西が台風直撃されていても、番組が変わることなんてなくて、画面の上と横にニュース速報流すだけなのに。
東京方面だって台風のピークは過ぎている様子。なのにひたすら特別ニュースをやっていて、しらけた感じ。時間が遅くなるにつれて、画面からもしらけた雰囲気がそこはかとなく漂ってきていた。「10年で最強だ、直撃だ」と自分達で煽り過ぎたんだよ。
やっぱりテレビ番組って東京主体で作ってるんだな、と実感させてくれた台風だった。
エントリーし忘れた。「大空祐飛バウ」。
いや、もうチケットは持っているのだけど、ハズレを増やしておきたかったのよ〜。もちろんあわよくば、当たればお友達にも回せるし。
頭の中は、汐美真帆退団でいっぱい。
どうすれば公演を観に行けるか、DSの時は子供をどうするか、いや、DSのチケットはどう手配するか、お茶会の申し込みもしなくては。DSのランチショーが追加になった!?じゃあどの日をメインに狙うの?何?お見送りの横断幕のコピーを考えろ?麻子コンサートのチケットが余ってるから誰か行く人ない?さえバウエントリーして欲しいって?公式の携帯サイトが今週からケロちゃん?運動会チケットお断り?今頃?立ち見で観ないといけないのね?息子のチャイルドルーム予約忘れてた!同じ日にお友達も行くって?頼まれてたベルばら30のチケット持って行かなくちゃ。猫の様子がおかしい?息子に馬乗りになられても逃げないのは体調が悪いの?東京行く時のホテルはどうするの?11月の義妹の結婚式で着る服、探さないと。息子の分も!髪の毛も切りに行きたいし。WOWWOWは29日?録画お願いしないと!私、東宝のチケットは何日を会に頼んだんだっけ?控えがどこに行ったかわからない!
もう何がなんだか。
ついでに仕事のメールも入ってきて、イライラすることしきり。家でメールだけ見ておけば会社行ってからの対応がはやくできるんだけど、気がやすまらないわねぇ。
こんなのだから、忘れてもしょうがないって。
でも、星組東宝エントリー忘れかけてたのには慌てた。いかんいかん、これを忘れてどうする。当たらないとは思いつつ・・・当たるといいな。
いや、もうチケットは持っているのだけど、ハズレを増やしておきたかったのよ〜。もちろんあわよくば、当たればお友達にも回せるし。
頭の中は、汐美真帆退団でいっぱい。
どうすれば公演を観に行けるか、DSの時は子供をどうするか、いや、DSのチケットはどう手配するか、お茶会の申し込みもしなくては。DSのランチショーが追加になった!?じゃあどの日をメインに狙うの?何?お見送りの横断幕のコピーを考えろ?麻子コンサートのチケットが余ってるから誰か行く人ない?さえバウエントリーして欲しいって?公式の携帯サイトが今週からケロちゃん?運動会チケットお断り?今頃?立ち見で観ないといけないのね?息子のチャイルドルーム予約忘れてた!同じ日にお友達も行くって?頼まれてたベルばら30のチケット持って行かなくちゃ。猫の様子がおかしい?息子に馬乗りになられても逃げないのは体調が悪いの?東京行く時のホテルはどうするの?11月の義妹の結婚式で着る服、探さないと。息子の分も!髪の毛も切りに行きたいし。WOWWOWは29日?録画お願いしないと!私、東宝のチケットは何日を会に頼んだんだっけ?控えがどこに行ったかわからない!
もう何がなんだか。
ついでに仕事のメールも入ってきて、イライラすることしきり。家でメールだけ見ておけば会社行ってからの対応がはやくできるんだけど、気がやすまらないわねぇ。
こんなのだから、忘れてもしょうがないって。
でも、星組東宝エントリー忘れかけてたのには慌てた。いかんいかん、これを忘れてどうする。当たらないとは思いつつ・・・当たるといいな。
息子は1歳5ヶ月を過ぎました。
今、なかなか可愛いです。よちよち歩き、片言でしゃべるからでしょうか?
朝目覚めて、自分で寝床から起き上がると、とことことなぜだかリビングではなくて、個室の方へ。私の携帯が充電中なのを知っているからです。
あっという間に携帯を取り、にんまり。でも「めっ」と言われて取り上げられてしまうのだけど、同じように仁王立ちになって「めっ」「めっ」とマネするからおかしいやら可愛いやら。
片言が出るようになったとはいえ、単語だけ、いや、一文字だけだ。
絵本をもっと読んで欲しい時は「も」「も」。もっと、ということらしい。
飲み物が欲しいときは「ちゃ」「ちゃ」。牛乳でもジュースでも「ちゃ」。普段はお茶しか飲ませてないからかな?ちなみに甘くない野菜ジュースも好きです。
気に入ったおかずとかを食べ尽くしたときは、無言でお皿を差し出します。おかわりのつもりらしい。
猫を追いかけ回し、のしかかって嫌われてます。大分なでるのが上手になったとは思うのですが。
相変わらずの暑がり。汗だくになりながら寝ています。まだバスタオルしかかけてないのだけど、夜中にきっちりはいでしまって、かけると寝ながら怒ります。風邪ひくってば。
・・・今は風邪ひかれちゃ困るのよ!年内は元気でいてもらわないと!母はご贔屓の退団で忙しいのよ!
ま、何にせよ、可愛いです。じじばばはたまらんだろうなぁ。
今、なかなか可愛いです。よちよち歩き、片言でしゃべるからでしょうか?
朝目覚めて、自分で寝床から起き上がると、とことことなぜだかリビングではなくて、個室の方へ。私の携帯が充電中なのを知っているからです。
あっという間に携帯を取り、にんまり。でも「めっ」と言われて取り上げられてしまうのだけど、同じように仁王立ちになって「めっ」「めっ」とマネするからおかしいやら可愛いやら。
片言が出るようになったとはいえ、単語だけ、いや、一文字だけだ。
絵本をもっと読んで欲しい時は「も」「も」。もっと、ということらしい。
飲み物が欲しいときは「ちゃ」「ちゃ」。牛乳でもジュースでも「ちゃ」。普段はお茶しか飲ませてないからかな?ちなみに甘くない野菜ジュースも好きです。
気に入ったおかずとかを食べ尽くしたときは、無言でお皿を差し出します。おかわりのつもりらしい。
猫を追いかけ回し、のしかかって嫌われてます。大分なでるのが上手になったとは思うのですが。
相変わらずの暑がり。汗だくになりながら寝ています。まだバスタオルしかかけてないのだけど、夜中にきっちりはいでしまって、かけると寝ながら怒ります。風邪ひくってば。
・・・今は風邪ひかれちゃ困るのよ!年内は元気でいてもらわないと!母はご贔屓の退団で忙しいのよ!
ま、何にせよ、可愛いです。じじばばはたまらんだろうなぁ。
実は毎週楽しみにしていたアニメがあった。DVDレコーダーを毎週録画にセットしておいた(テープの残量気にしなくていいから便利!)。
土曜日の6時からやっていた「鋼の錬金術師」だ。
最初は書店の入り口にあったカットアウトで知った。男の子の後ろにロボットが立っていた。だからてっきり「鉄人28号」みたいなもんだと思っていた。
産休中、暇だったのか何かでたまたまテレビをつけたら、そのロボットがしゃべっていた。「兄さん!」・・・かわいい少年声だった。あれ、人間なの?
それからちょっと興味が出て、時間があえば見たりしていた。本格的に見るようになったのは、7月頃からかなぁ?なんだか後をひいてしまって、次々観るようになってしまった。
なんだか複雑な人間たちが出て来るのだ。一体誰が敵で誰が味方かよくわからないし。でもアニメだし、複雑なこと考えてみるのも面倒だし、ただただ楽しく見ていた。
ある時、作者(まんがのね)のインタビューが「ぱふ」だか何だかに載っていたので読んで、ほーっと思った。作者が書きたかったのが、「人間はいい悪いだけじゃなくて、その間のグレーな部分がある。それを描きたかった」と。
ああ、それでああいうキャラクターたちになるのだな、そして人間関係になるのだな、と納得した。アニメだと特に「白」か「黒」に分けられることが多いのだけど、「グレー」をやってみたら、案外受けたんだろうな。
アニメを観る側も「白」「黒」以外にも惹かれるんだ。「グレー」というあいまいな色をみせられても、それがストレスにならずに納得できちゃうというのはなんだろうな。おそらく、前向きなグレーだからなんだと思う。ハガレン(というそうな)は見ていて暗い気分にはさせない作品だった。人間のグレーゾーンを見せられても、「そういうこともあるな」とぼけっと感じられた。作者(それともアニメのストーリー制作者?)の姿勢みたいなものがにじんでるように思う。
2日で最終回を迎えたけれど、来年夏に劇場で新作があるあるらしい。見に行っちゃうかもしれない。
その前に一回目から再放送してくれないかなー。
余談だが、土曜日の6時前にテレビつけると、その前の番組の後ろの方を見てしまうことがあった。「ガンダム」の続編みたいなものをやっていたけど(なんだか絵がヘンなガンダムだった)、あの予告編のナレーションがだいっきらいで、テレビをつけるタイミングに苦慮していた。なんだか、もう、自分の世界にはいっている独り言すぎて。
土曜日の6時からやっていた「鋼の錬金術師」だ。
最初は書店の入り口にあったカットアウトで知った。男の子の後ろにロボットが立っていた。だからてっきり「鉄人28号」みたいなもんだと思っていた。
産休中、暇だったのか何かでたまたまテレビをつけたら、そのロボットがしゃべっていた。「兄さん!」・・・かわいい少年声だった。あれ、人間なの?
それからちょっと興味が出て、時間があえば見たりしていた。本格的に見るようになったのは、7月頃からかなぁ?なんだか後をひいてしまって、次々観るようになってしまった。
なんだか複雑な人間たちが出て来るのだ。一体誰が敵で誰が味方かよくわからないし。でもアニメだし、複雑なこと考えてみるのも面倒だし、ただただ楽しく見ていた。
ある時、作者(まんがのね)のインタビューが「ぱふ」だか何だかに載っていたので読んで、ほーっと思った。作者が書きたかったのが、「人間はいい悪いだけじゃなくて、その間のグレーな部分がある。それを描きたかった」と。
ああ、それでああいうキャラクターたちになるのだな、そして人間関係になるのだな、と納得した。アニメだと特に「白」か「黒」に分けられることが多いのだけど、「グレー」をやってみたら、案外受けたんだろうな。
アニメを観る側も「白」「黒」以外にも惹かれるんだ。「グレー」というあいまいな色をみせられても、それがストレスにならずに納得できちゃうというのはなんだろうな。おそらく、前向きなグレーだからなんだと思う。ハガレン(というそうな)は見ていて暗い気分にはさせない作品だった。人間のグレーゾーンを見せられても、「そういうこともあるな」とぼけっと感じられた。作者(それともアニメのストーリー制作者?)の姿勢みたいなものがにじんでるように思う。
2日で最終回を迎えたけれど、来年夏に劇場で新作があるあるらしい。見に行っちゃうかもしれない。
その前に一回目から再放送してくれないかなー。
余談だが、土曜日の6時前にテレビつけると、その前の番組の後ろの方を見てしまうことがあった。「ガンダム」の続編みたいなものをやっていたけど(なんだか絵がヘンなガンダムだった)、あの予告編のナレーションがだいっきらいで、テレビをつけるタイミングに苦慮していた。なんだか、もう、自分の世界にはいっている独り言すぎて。
少しだけ、汐美さんが辞める理由がわかる気がする。
1回だけ観に行った博多座。ショーで踊りまくる汐美さんを観ながら、ふと「こんなにできちゃっていいのかしら?」と思ったことを覚えている。
無理がなかった。
楽々と踊っていた。男役として、踊り手(ダンサーという言葉とはちょっとニュアンスが違う)、研14として。
宝塚では女性が男性を演じる。それはどうしたって無理があることだ。その無理な姿勢が必死さを生み、輝きを生み、人によっては痛々しさを生み、人を惹き付ける一因となっているのだと思う。
また、学年という物差しが歴然と存在し、公演ごとに少しずつ頑張りながら、無理をしながら上を目指していく。そのための場所と地位を与えられるのだ。
トップさんというのはその地位の重責を必死にこなす生徒さんたちのその必死さゆえに輝くのだと思う。
ところが、博多座の汐美さんは全く無理をしていなかった。当然のように踊れていたのだ。もう彼女は全く無理をしなくても男役ができてしまうようになっているのだと思う。
本来ならそうなった後は、スタークラスならさらに無理をしなければこなせない「立ち位置」が与えられるものだ。
しかし、汐美さんにはもうそれが与えられなくなった。無理をせずにこなせる「位置」しか来ない、多分。
そういうことなのだと思う。
無理をせずにこなせるところだけをやっていたのでは、宝塚の男役は輝きを失っていくばかりだ。一番輝いている時に辞めたいと思ったら、その時期を見極めなければならないのだ。
今回、汐美さんがそれを見極めたのなら、もうしょうがないかな、と心の隅で思ってしまう。
でもさー、汐美さんはもっとできたよ?もっと無理させてよかったと思うよ?なんでダメだったのよ〜!歌劇団。くすん。
1回だけ観に行った博多座。ショーで踊りまくる汐美さんを観ながら、ふと「こんなにできちゃっていいのかしら?」と思ったことを覚えている。
無理がなかった。
楽々と踊っていた。男役として、踊り手(ダンサーという言葉とはちょっとニュアンスが違う)、研14として。
宝塚では女性が男性を演じる。それはどうしたって無理があることだ。その無理な姿勢が必死さを生み、輝きを生み、人によっては痛々しさを生み、人を惹き付ける一因となっているのだと思う。
また、学年という物差しが歴然と存在し、公演ごとに少しずつ頑張りながら、無理をしながら上を目指していく。そのための場所と地位を与えられるのだ。
トップさんというのはその地位の重責を必死にこなす生徒さんたちのその必死さゆえに輝くのだと思う。
ところが、博多座の汐美さんは全く無理をしていなかった。当然のように踊れていたのだ。もう彼女は全く無理をしなくても男役ができてしまうようになっているのだと思う。
本来ならそうなった後は、スタークラスならさらに無理をしなければこなせない「立ち位置」が与えられるものだ。
しかし、汐美さんにはもうそれが与えられなくなった。無理をせずにこなせる「位置」しか来ない、多分。
そういうことなのだと思う。
無理をせずにこなせるところだけをやっていたのでは、宝塚の男役は輝きを失っていくばかりだ。一番輝いている時に辞めたいと思ったら、その時期を見極めなければならないのだ。
今回、汐美さんがそれを見極めたのなら、もうしょうがないかな、と心の隅で思ってしまう。
でもさー、汐美さんはもっとできたよ?もっと無理させてよかったと思うよ?なんでダメだったのよ〜!歌劇団。くすん。